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アマデウスの謎  作者: 伊吹 由
第2章 リナの過去
20/147

第19話  応  戦 (2008年)

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  慎吾のスピリチュアル事件簿 シーズン2


       「アマデウスの謎」 


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前回までのあらすじ


2012年、女子大生リナの妹が誘拐された。


霊能力を持つ1つ下の後輩・慎吾を連れて実家へと戻るリナ。誘拐犯から1週間以内に1億円を用意しろと要求され、羽鳥邸にいた面々は不安になる。


話は・・・ 4年前の2008年。

リナの新しいピアノ講師、そして彼氏となるヒロ・ハーグリーブス。


リナの父親・魁斗かいとが開発したセキュリティソフトを狙ったテロリストがいる。ヒロはイギリスへ帰るフリをして、敵を誘い込もうとするが・・・


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


  第19話  応  戦 (2008年)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2008年12月5日(金)。午後8時34分、学習院女子高駐車場。


大柄な、そして明らかに不審な男が、リナに向かって歩いてくる。


リナ「・・・ ・・・」


覆面姿という、明らかに場違いな格好をした男達が視界に入ったリナ。恐怖でその場を動けないどころか、声も出せない。カバンの中にヒロからもらったスタンガンがあるが、その存在すら思い出す余裕はない。


パン! パパパン! パン! パパパパパパン!


リナ「!?」


突然、大きな乾いた音が鳴り響いた。男達は斜め後ろから聞こえたその音の方向を見る。どうやらその音の正体は爆竹のようだ。


瞬間、リナは背後から両腕を掴まれた。あまりの恐怖で、ただ固まる事しか出来なかったが・・・


聞き覚えのある声が耳に入ってきた。


「やぁ、お困りかい?」


リナの目から、涙がこぼれる。


リナ「ヒ、ヒロ先生・・・」


片手で傘をさしたヒロが、いつの間にかリナの背後に立っていた。リナを背中に隠し、3人の男と対峙たいじする。そして小さな声で、背後にいるリナに声をかけた。


ヒロ「校舎まで走って、すぐに110番するんだ」


しかしリナは、ヒロの背後で動く事が出来ない。3人の覆面男達は、警戒しながらゆっくりとヒロに近づいてきた。


ヒロ「俺から離れたくないか。そりゃそうだよな」


言いながら、白いコートの内ポケットに手を突っ込む。覆面男達がそれに反応するよりも早く、ヒロは何かを握りそれを前に投げつけた。


丸みを帯びた黒い物体は、地面に落ちた瞬間


プシューー・・・


乾いた音と共に、たくさんの煙を吐き出した。煙が目に入った覆面男達は、その刺激的な煙で、目を開ける事ができない。


ヒロ「ジャパニーズニンジャァの煙玉さ」


男らの視界を遮ったヒロはリナの腕を掴み、傘を放り出して校舎に向かって走り出した。


(ヒロ「駐車場の出口が1つってのは・・・。逃げるには不向きなんだよな」)


ヒロは頭の中で逃走経路を確認する。駐車場の片隅に止めている自分の車で校外に出たかったが・・・


覆面男らに出入り口を塞がれたらかなり危険な状況になる。今の所、相手は銃を表に出すことはないが・・・おそらく彼等はそれを所持しているだろう。


煙幕で男らがしばらく動きを止めている間・・・ ヒロはリナと共に校舎に向かいつつ、携帯を取り出し110番した。


ところが携帯がつながらない。携帯画面を見ると、アンテナが1本も立っていなかった。


ヒロ「おいおい・・・。こんな時に・・・。

    まさか妨害電波じゃないだろうな?」


校舎の玄関前まで来たヒロとリナ。視界の戻った覆面男達が、向こうから追いかけてくるのが見える。


リナ「ね、ねぇ・・・ あの人たち、誰?」


ようやくリナは声を絞り出した。


ヒロ「君のストーカーだ。俺の彼女はかなりモテるらしい」


そう言うとヒロは校舎の玄関であるガラス扉に、思いっきり蹴りを入れた。


ガシャーン!!


派手な音と共に扉のガラスが砕け散る。そして割れた箇所から手を入れ、ヒロは内側から鍵を開けた。


ヒロ「さ、入るぞ。雨にうたれすぎると風邪をひくからな」


言うよりも早く、ヒロはリナの腕を掴んで校舎の中に入った。リナはヒロのなすがままだ。


ヒロ「あ・・・ あれ?」


校舎の中に入った瞬間、ヒロは首をかしげた。警報機が作動し、大きな音が鳴り響くはずだった。警報さえ鳴れば、それと同時に警備会社に連絡がいくのだが・・・


ヒロの狙いは、見事にはずれた。


(ヒロ「警報機も遮断してるのか・・・。

     こりゃ、思った以上にやっかいな相手かも・・・」)


不安に満ちたリナの顔を、優しく見つめる。


ヒロ「あの男達は、どうしても君を捕まえたいらしい。

    だが俺がそんな事は絶対にさせない!」


力強く言い放つと、ヒロはリナに質問した。


ヒロ「家庭科室は!?」


リナ「え・・・? 家庭科室?」


ヒロ「どこにある?」


リナ「えっと・・・ご、5階・・・」


ヒロ「OK。まずその靴を脱ぐんだ。

    そして自分のシューズを履いてくれ。急いで」


リナは言う通り、自分の下駄箱から上履きを取り出し履きかえる。校舎内を靴で移動することは、追っ手に居場所を知らせるようなもの。


ヒロはすぐに自分に合う上履きを探そうとするが・・・


ヒロ「女子高生じゃ、俺と同じサイズの上履き探す余裕はないな・・・」


靴と濡れたソックスを脱いで裸足になるヒロ。近くにあった誰かの巾着きんちゃく袋に、それらを入れた。


玄関の向こう、大雨の外を見ると・・・覆面男達がすぐそこにまで迫ってきている。


ヒロ「・・・ 余裕はないな・・・」


リナの手を握るヒロ。


ヒロ「鬼ごっこだ。行くぞ」


そう言うと校舎の奥へと走り出した。



・・・ ・・・。


この日夜警担当の男は、学習院女子高の1階・警備室でテレビを見ていた。突然ガラスが割れ大きな音が聞こえたため、懐中電灯片手に警戒しながら現場へ駆けつける。


1階玄関の前で彼は・・・ 3人の大男と遭遇した。


身長は3人ともゆうに1m80cmは越えているであろう。そして皆、黒いジャケットをつけている。さらには目と鼻のみを露出させた覆面をつけ、見た目はどこかを襲撃する強盗かテロリストである。


見るからに【悪者】の出で立ちに、警備員は思わず懐中電灯を落としてしまった。


警備員に気づいた覆面男の一人が、迷いなく銃のようなものを警備員に向ける。


警備員「ひ・・・」


背中を見せて逃げようとする警備員に、覆面男は迷わず引き金をひいた。


警備員「ぐ!!」


背中にダーツの矢のような物が刺さると、警備員の意識はすぐに遠のき・・・ 前に倒れると、やがて気絶した。


覆面男の一人が、仲間に声をかける。


「本物は使うなよ。こんなところで発砲したら後始末が大変だ」


「わかってる。麻酔銃以外は、なるべく使わない」


「娘は生きて確保。それが最優先だ」


「だがあの男は? ターゲットと一緒にいた」


「この警備員とは違って、やっかいな相手そうだ」


「娘の確保としか聞いていない。

  必要なら男は始末しても構わないだろう」


「後始末が面倒にならない程度に・・・な」


「OK」


「確保し次第、すぐに連絡を」


「わかってる。俺は出入り口を見張る。お前達は散って捜索だ」


3人の男達は不気味な会話の後、1人を残して散っていった。残った1人の男がトランシーバーのような小型の通信機を手にする。


「こちらは校舎内だ。ターゲットが逃げて追跡中。

  そちらは裏口で待機せよ」


「了解」


通信機の向こうの人物は、一言だけ言葉を返した。



・・・ ・・・。



暗い校舎内。ヒロは迷わずリナの手を握り誘導する。5階へ着く頃、ようやくリナの目も暗闇に慣れて物が見えるようになった。


5階家庭科室の前。ヒロはポケットから細い棒状のようなものを2本取り出し、扉の鍵穴にそれを差し込む。


2本の細い棒を上下左右に動かしていると・・・カチャッという音と共に扉が開いた。


リナ「な・・・ 何? 今の?」


ヒロ「ピッキングってヤツさ。とりあえず中へ」


リナ「あ、あの男達はいったい・・・?」


ヒロ「だから君のストーカーだよ。金持ちのお嬢様は狙われるものさ」


リナ「ヒ、ヒロ先生は何故ここに・・・?」


まだ混乱中のリナは、矢継ぎ早にヒロに質問を浴びせる。


ヒロ「この雷雨だ。飛行機は飛ばなかったのさ」


もちろん嘘だ。


ヒロ「君を迎えに学校まで来てみたら・・・

    怪しい男達が、俺の彼女を睨み付けていた。


    彼氏としてリナを守らなきゃって話さ」


リナの頭はまだ混乱している。覆面の男達、そしてイギリスにいるはずの彼氏・・・。


ヒロ「他に質問はあるかい?」


リナに声をかけつつ、広い家庭科室を見渡す。キッチンが10箇所あり、ヒロはその1つへやってきた。


コンロに火を付け、棚にあったフライパンを熱し始める。


ヒロ「リナ、そこにあるタオルを水で濡らして」


リナ「え?」


ヒロ「タオルを水に濡らす! わかった?」


リナ「あ・・・ う、うん・・・」


リナは言われた通り、目の前にあったタオルをキッチンの水道水で濡らし始めた。


リナ「冷た・・・」


ヒロ「簡単にしぼって、そこに置いて」


言われた通りにする。するとヒロは、濡れタオルの上に熱したフライパンを置いた。ジュー・・・という音と共に、湯気が上がる。


ヒロ「カイロがわりだ」


そういうとヒロは熱したタオルで、優しくリナの顔を拭いた。


リナ「温かい・・・」


ヒロはタオルをリナに渡し、巾着袋から自分の靴を取り出す。靴底についた泥を水道水で洗い流し、タオルで拭いた。


ソックスにはフライパンを押しつけ、簡易アイロン代わりにする。


ヒロ「焦げないように・・・ミディアムレアで・・・」


こんな状況でもくだらない事を言うのは忘れない。乾かしたソックスを履き、そして靴を履く。


ヒロ「よし。ここをとりあえず逃げ出さないとな・・・」


窓ガラスから外の様子を覗き込む。男の1人が出入り口付近をウロウロしているのが見えた。


ヒロ「・・・ ・・・」


ヒロは相手がプロだと確信していた。


駐車場では出入り口を背にして、リナを捕まえようとしていたし、今は学校から出ようと思った時の経路をしっかり抑えている。


頬に赤みの戻ったリナを見て、ヒロは声をかけた。


ヒロ「裏口はどこかな?」


リナ「え・・・ あ、非常階段降りてから運動場を横切れば・・・」


(ヒロ「グラウンドを横断か・・・。

     俺1人ならともかく、リナを連れてとなると危険だな。


     裏口にも待機してるヤツがいる・・・そう考えるのが妥当だ」)


しばらく考えたヒロは、再びリナに質問した。


ヒロ「OK。とりあえず・・・リナも携帯はつながらないかな?」


言われたリナは自分の携帯電話を取り出す。アンテナが1本も立っていない。


リナ「な、なんで?」


必死にボタンを押すが、全くつながる気配はなかった。


ヒロ「この雷雨で、電波中継機器がイカれたのかもな・・・」


リナに対する答えとは裏腹に、ヒロは少し困った表情を浮かべる。


(ヒロ「間違いなく、妨害電波装置を持っている。

     となると・・・ かなりやっかいな相手だ」)


学園祭の時にヒロは建物の状況はチェックしている。この校舎は6階建てで、階段が両端に2つある。


敵がプロなら間違いなく・・・


(ヒロ「両端の階段に1人ずつ配置するはずだ・・・」)


ヒロは冷静に相手の動きをよみ始めた。もう1つ非常階段はあるが・・・そこは1本道。


(ヒロ「敵に遭遇したら危険すぎる」)


窓の外を見ると、大雨はやむ気配はない。


ヒロ「大雨さえ降ってなければ・・・」


突如ヒロは目の前にあったヤカンに水を入れコンロに置き、火を付けた。そして戸棚にあったいくつかの調味料とサラダ油を手にして、リナに声をかける。


ヒロ「移動だ」


リナの手を取り、静かに廊下に出た。左右に注意を払いながら、ヒロは廊下の窓を開けた。横殴りの雨が容赦なく校舎内に侵入してくる。


リナ「な、何してるの・・・?」


ヒロはリナを見てニコッと笑った。


ヒロ「君を守るだけさ」


そう言うとヒロは、隣の部屋にピッキングして忍び込む。そして内側から鍵をかけた。


ヒロ「ここは・・・」


家庭科室とは違い、普通の教室だ。


リナ「3年生の教室よ」


ヒロ「そうか・・・ あのロッカーは?」


教室の後ろにある、2m程の金属製ロッカーを指さす。


リナ「あれは掃除用具入れ。どの教室にもあるわ」


ヒロ「OK!」


ヒロはニヤリと笑って、そのロッカーに向かった。



・・・ ・・・。



4階を歩いていた覆面男が変な音を耳にした。


ピィィィィィーーーー


雨の音にかき消されがちだが、間違いなく聞こえる。どうやら1つ上の階からのようだ。小型通信機を片手に、男が声を出す。


「5階で物音がする。確かめる」


「了解」


覆面男が5階に上がると・・・廊下中央の窓が開いていて、雨が廊下をビショビショに濡らしているのが見えた。そして先ほどの音は、開いた窓の向かい側の教室から聞こえる。


覆面男は麻酔銃をセットして、静かに教室に近づいていく。



(ヒロ「来たな・・・」)


ヒロはリナを掃除用具のロッカーに一時いちじ身を隠させ、ロッカーから2つのバケツを取り出していた。


静かに目を閉じ、意識を集中する。ヒロの耳は覆面男の足音に集中していた。




覆面男は家庭科室の前の扉に背中をつけ、静かに顔だけで中を覗き込む。中には誰もおらず、沸騰したヤカンだけが「ピィィィィィーー」という甲高い音を出し続けていた。


男は警戒し、麻酔銃を構えながら中に入って行く。前後左右に注意を払いながら、ゆっくりとヤカンに近づき、火を止めた。


甲高いヤカンの沸騰音が止まった瞬間、隣の教室にいたヒロの目が見開く。ゆっくりと教室の扉を開け・・・


隣の家庭科室の入り口の前に向かって、バケツに満たした2リットルの液体をさーっと流し込んだ。


そしてヒロはもう1つのバケツに入った、濁った液体にモップの先を浸す。


(ヒロ「I’m ready!」) ( 用意は出来た! )



覆面男はヤカンの火を止めた後、麻酔銃を構えながらゆっくりと出口に向かった。出口に貼り付くと、入ってきた時と同じように顔だけ出して廊下の左右を確認する。


覆面男「!?」


左側・・・ 廊下の真ん中に、白いコートの男がモップ片手に堂々と仁王立ちしている姿が見えた。


すぐに覆面男は右足を廊下に出し、麻酔銃を構え・・・


ようとした瞬間、右足は見事に滑り、派手に転倒する。態勢を立て直す暇を与えずヒロが間合いを詰めた。


ヒロ「雨に混じって、大量のサラダ油には気づかないよな?」


そう言うとヒロは、モップの先を倒れた覆面男の顔に押しつける。


覆面男「ぐあー!!!」


男は麻酔銃を手放し、両手で顔面をかきむしりだした。


ヒロ「色んな調味料を混ぜてある。特に唐辛子を大量にな」


ヒロは悶える男の手を足で蹴っ飛ばし、さらにモップを押しつける。男は顔中の皮膚から、表現しがたい何かが侵入してくる感覚に襲われた。


ヒロ「カプサイシンは、目と鼻から摂取するとそうなるんだよ」


覆面男は右手を左胸の懐に入れようとした。すかさずヒロは右手を蹴り上げ、モップで押さえつける。


ヒロ「ふん。その位置の銃は左手で取れまい」


言いながら男の左胸をまさぐり、懐から銃を取り出した。


ヒロ「銃は持ち物検査でひっかかるぞ。没収だな」


安全装置でロックされている事を確認し、ヒロは銃を家庭科室の奥へと投げ飛ばした。そして床に転がった、もう1つの銃・・・男が最初に手にしていた銃を取り上げた。


ヒロ「ほう・・・ こっちは麻酔銃か。だがこれも没収だ」


男をモップで抑えつつ、手にした麻酔銃を確認する。


(ヒロ「強力そうな麻酔銃。リナを狙ったのは、誘拐目的って事か」)


ヒロは麻酔銃から、ダーツの形をした弾を取り出す。そのまま悶える男の太ももに向け、針の先を下にして落とした。


重力に従ったダーツ弾は、男の太ももに音も無く突き刺さる。男は顔面をかきむしりながら・・・5秒後にはそのまま気絶した。


ヒロは気絶した男の体中をまさぐる。


ヒロ「銃と、通信機と・・・ 麻酔銃。

    財布ぐらい持てよ・・・」


男につながる情報が欲しかったが・・・見つける事は出来なかった。


本物の銃は家庭科室のキッチンの排水溝に隠し、麻酔銃と通信機を奪ってヒロはリナの元に戻る。



大きめの掃除用具入れロッカーに隠れていたリナは、自分のカバンを抱きしめ怯えていた。突然扉が開かれ驚くも、ヒロの笑顔を見てすぐに抱きついた。


リナ「怖かった・・・」


力の限りヒロを抱きしめ、涙を流す。


ヒロ「大丈夫さ。もう少し抱きしめていたいけど・・・

    別の覆面野郎が向かってくる。急いで移動だ」


リナは涙を流しながらも「うん、うん」とうなずいた。



             (第20話へ続く)

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次回予告


ヒロとリナは、2人の覆面男にはさみ打ちされた。


追い込まれたヒロは、とある教室である機械と再会する。


ヴァンデグラフ装置、そしてリナにプレゼントしたスタンガンで・・・



次回 「 第20話  閃  光(2008年) 」

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