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アマデウスの謎  作者: 伊吹 由
第5章 回想
138/147

第137話  回 想(9)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


  慎吾のスピリチュアル事件簿 シーズン2


       「アマデウスの謎」 


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前回までのあらすじ


2008年。

リナ、そして父親の魁斗かいとが、謎の組織に狙われた。


イギリス諜報機関に属するヒロは、リナを守るために命を落とす。さらに、リナの父親・魁斗も遺体で発見された。


2012年、女子大生となったリナ。誘拐された妹を追って、1つ下の後輩・慎吾と共に実家へ戻る。誘拐犯が警視庁捜査官の藤岡だと突きとめるも、彼等のアジトで捕まってしまった。


しかし殺されたはずの魁斗が現れ、皆を救出。


藤岡の属する秘密組織【Unknown】は、全世界の人間を抹殺する恐ろしいテロを計画。慎吾は組織のTOP、グランドマスターを倒し・・・リナの守護霊がヒロであると告げた。


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   第137話  回 想(9)


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~ 第120話「別れの言葉」より ~


12月21日(金)、23時17分。東京タワー付近にある建物、地下150m。


老人「ブラァヴォウ・・・」


グランドマスターは、演奏を終えたリナに向けて拍手した。


パチ パチ パチ ・・・


乾いた音が鳴り響く。


リナ「・・・ ・・・」


鍵盤から手を離し・・・ その手を両膝の上に置いたリナ。


老人「予想を超えて、素晴らしい演奏・・・

    世辞せじ抜きに・・・見事なモーツァルトのカノンだった」


満足そうに笑顔を浮かべるグランドマスター。


リナ「・・・ ・・・」


けして難しい曲ではなかった。初見にしてはよく弾けた方だと、リナ自身も思っている。


(リナ「いや・・・」)


それ以上。ほぼ完璧に演奏できた。ここまで完璧に弾けた事が・・・自分自身でも不思議に思うほどだ。


それもそのはず・・・


リナの守護霊であるヒロ。霊能力のないリナゆえ、ヒロはリナの体を操るような真似は簡単には出来ない。しかしピアノはヒロにとって体の一部のようなもの。何とかリナの手だけを借りて、その演奏をサポートしていた。


老人「さて・・・ 最後のモーツァルトも聴けた事だし・・・。

    そろそろお別れの時間だ・・・」


リナ「・・・ ど、どうするつもり・・・?」


不安そうにリナが聞いてきた。


老人「まずは・・・ ライターだ!」


指をパチンと鳴らし、リナの背後に立っている大男に合図を送る。2人の外国人男性のうち、白人男性がグランドマスターに近寄ると、無言でライターを渡した。


老人「これで・・・」


グランドマスターは・・・ リナがついさっきまで見ていた楽譜を取り上げると、それを燃やし始めた。


老人「光の者の・・・ 全ての望みは絶たれた・・・」


(ヒロ「嘘だ・・・。その胸ポケットに・・・もう1枚、楽譜がある」)


メラメラと燃える楽譜を・・・ やがて放り投げる。


リナ「・・・ ・・・」


フロアの上で、黒こげになるスコアを見つめるリナ。そしてグランドマスターはリナに視線を合わせ・・・


老人「お前の処遇は・・・ 今やってくる、の息子に決めさせるとしよう」


言葉を言い切って10秒。


ガチャリ。


リナ達がいる部屋へ藤岡が入ってきた。


藤岡「グランドマスター。時間です」


ドアノブを握ったまま、声をかける。


藤岡「・・・ ・・・」


その視線は、ピアノの前に座るリナを捉えた。


藤岡「まだ・・・ 教授の娘を、生かしているんですね・・・」


グランドマスターは笑いながら立ち上がる。


老人「まぁな・・・」


藤岡「まさか、新世界に連れて行こうとは・・・

    思っていませんよね?」


老人「この娘の運命は・・・ お前が決めろ。

    新世界へ連れて行くも、旧世界に残すも・・・


    あるいは、今殺してしまうも・・・ お前の意志次第」


言いながら藤岡の元へと、ゆっくり杖をつきながら歩いて行った。


藤岡「・・・ ・・・」


(ヒロ「・・・ ・・・」)


しばらく考える藤岡。10秒後、携帯を取りだし・・・電話をかけた。


その藤岡を鋭い目で、ヒロは見続ける。



・・・ ・・・。


~ 第121話「2人の霊能力者」より ~


12月21日(金)、23時32分。東京タワー付近にある建物、地下150m。


藤岡に携帯を渡されたリナ。その携帯は3分後に爆発する予定だった。リナは携帯を通して、父親に別れの言葉を言う。


その頃慎吾は、リナを追いかけてすぐ側にまで来ていた。


ポーン・・・


慎吾「・・・ ・・・」


音が鳴り響くと、エレベーターが静かに止まった。このエレベーターはこれ以上、下に行くことはないようだ。


慎吾「・・・ ・・・」


扉が開くと、明るい光が飛び込んでくる。


慎吾「・・・ ・・・」


パワーストーンを握りつつ、警戒しながらエレベーターを降りる。左右を確認したその時。


慎吾「 !? 」


左手の奥・・・ そちらにもエレベーターがあり、今まさに扉が閉まる瞬間だった。


藤岡「 !? 」


(慎吾「藤岡さん!?」)


藤岡と目があった直後・・・ 扉が閉まった。藤岡等の乗ったエレベーターの入り口の横には、【↑】と【↓】のうち【↓】が光っている。


(慎吾「さらに・・・ 地下が?」)


藤岡を気にしつつも、リナのオーラを感じる方向へ走っていく慎吾。


慎吾「ここだ!」


パワーストーンを握りながら、頑丈そうな扉の前で立ち止まる。


(ヒロ「この中だ! 急げ!!」)


慎吾「・・・ ・・・」


ヒロの声が聞こえてきた。間違いなくこの扉の向こうにリナがいる。


すぐにパワーストーンを強く握りしめ・・・


慎吾「唵!!」


光の剣を出す。1つ深呼吸をした後・・・


ガッキィィーーンンン・・・


扉のドアノブに向かって、思い切り突き刺した。剣は深々と突き刺さり・・・


慎吾「唵!!!」


今度は、横へと力一杯ちからいっぱい光の剣を振り切る。扉は真ん中から真っ二つになり・・・


下側の部分を蹴り飛ばすと、すぐに部屋の中へ入っていった。


(ヒロ「携帯に強力な爆弾が仕込まれている! 残り1分! 急げ!!」)


姿は見えないが、ハッキリとヒロの声は慎吾に伝わっている。


リナ「な・・・ 慎吾・・・」


突然、大きな音と共に部屋の扉の真ん中に亀裂が入ったかと思うと・・・扉の下側が吹っ飛び、慎吾が入ってきた。


(ヒロ「ミスターシンゴ! 

     ここへ来るのとは別のエレベーターがあっただろ!?


     リナの持ってる携帯を、そのエレベーターに!!」)


リナ「バ・・・バカ!! 何でここに来るのよ!!」


慎吾「リナ先輩! 話してる暇はありません! 携帯をこちらに!!」


慎吾は扉の近くで、部屋の中央にたたずむリナに大きな声をかけた。


リナ「何言ってんのよ・・・ どうせあと1分で・・・」


言いながらも、何故慎吾が携帯の事を知っているか不思議に思う。


(ヒロ「リナ! 携帯を渡せ! 助かる方法がある!!」)


慎吾「助かる方法があります! エレベーターです! 早く!!」


リナ「無理よ! 地上に出るまで時間が足りない・・・」


慎吾「違います! 僕を信じて携帯を!!!」


リナ「・・・ ・・・」


慎吾はいつものように・・・僕を信じてくれと言っている。


リナ「・・・ ・・・」


リナは躊躇ちゅうちょした。


(ヒロ「リナ!!! 時間がない!! 携帯を!!」)


慎吾「こんな所で死んだら・・・ ヒロさんが悲しみます!!」


その言葉に胸がぎゅっと締め付けられる。


リナ「・・・ ・・・」


一瞬携帯を見たリナ。


【27】 【26】 【25】 ・・・


慎吾「早く!!」


リナ「どうせ・・・ 2人とも死ぬなら・・・」


携帯を床に滑らせ、慎吾の方へパスした。


(ヒロ「そうだ!! それでいい!」)


リナ「ホントに・・・ 助かる道があるなら・・・」


慎吾の言葉を信じたい自分がいる。


(ヒロ「後は任せたぞ!!」)


慎吾「任せて下さい!!」


滑ってきた携帯を受け取った慎吾は、携帯画面を見た。


(慎吾「残り20秒・・・ 間に合う!!」)


すぐに部屋を出て・・・ 藤岡達が乗っていたエレベーターの前まで走って行く。


そしてパワーストーンから光の剣を出すと・・・


走った勢いそのままに、光の剣をエレベーターの扉のど真ん中に突き刺した。無理矢理扉をこじ開けると・・・


5cm程度だが扉が開く。


【11】 【10】 ・・・


すぐにその隙間へ・・・ カウントダウン中の携帯電話を押し込んだ。


藤岡の携帯電話は・・・ 万有引力の法則に従い・・・


エレベーターの通路を下へ下へと自由落下していく。


携帯を落とした直後、慎吾はきびすを返し、リナのいた部屋へと戻る。


慎吾「リナ先輩!?」


部屋の扉の前にリナがいた。心配になって、慎吾を追いかけようとしたが・・・


慎吾「リナ先輩!! 部屋に戻って!!!」


慎吾の声を聞いて、すぐに部屋の中へ戻る。


慎吾「ハァ・・・ ハァ・・・」


胸を強く押さえながら・・・ ピアノのある部屋へ滑り込む。



直後・・・



ゴゴゴゴ・・・



大きな振動が部屋中を襲った。



爆弾の仕込まれた携帯は・・・ エレベーターの通路の中で、時間通り爆発。


前後左右を強固な壁に挟まれた携帯は・・・その爆発のエネルギーを上下に発散。猛烈な爆風は・・・そのまま地上まで炎と爆風を押し上げる。 


リナと慎吾のいた部屋は、振動があっただけで被害は全くない。


やがてその振動は収まった。


慎吾「・・・ や・・・ やった!」


(ヒロ「よくやった・・・ ミスターシンゴ・・・」)


リナ「・・・ 生きてる?」


ピアノの下で揺れをしのいでいた2人。無事だと確信して、その下から出てくる。


ピアノの側で2人立ち上がり、周りを確認した。


慎吾「だ、大丈夫そうですね・・・」


リナ「うん・・・」


いつの間にか慎吾の手を握っている。


リナ「あ・・・」


それに気づくと・・・反射的に慎吾の手をふりほどいた。


(ヒロ「・・・ ・・・ さぁ、次は・・・」)


やや疲れ気味の慎吾に声をかける。


(ヒロ「ミスターシンゴ・・・。もう一仕事・・・頑張ってもらおう」)


・・・ ・・・。



~ 第123話「モーツァルトのカノン」より ~


12月21日(金)、23時57分。東京タワー付近にある建物、地下150m。


電波ジャックを止めた魁斗とリナ。しかし各TV局は、緊急ニュースで、ジャックされた時の映像を流し始めた。そしてその映像から、低周波音も流されている。


この低周波音を止めなければ・・・宇宙から降り注ぐ高エネルギー宇宙線と波の干渉を起こし、その宇宙線は人類を滅ぼす殺人光線となってしまうのだ。


リナ「・・・ ・・・」


絶体絶命・・・


人類滅亡・・・


そんな思いが親子によぎったその時。


慎吾「リナ先輩! 急いでこちらに!!」


背後からリナをよびかける慎吾の声がした。


リナ「し・・・ 慎吾・・・?」


振り返り、呆然とした表情を浮かべるリナ。


慎吾「あと5分しかありません! 早く!」


慎吾はリナの右手を握り、手を引いて足早に隣の部屋に移動させた。数分前、リナがグランドマスターの前でピアノを演奏したあの部屋だ。


2台あるピアノの1台にリナを座らせる。すでにオープンになっていて、いつでも演奏できる状態だ。


向かい合うようにしてもう1台のピアノがあるが・・・そこには、モーツァルトの霊が乗りうつったといわれるリゼットという女性が座っていた。


モーツァルトはモーツァルトだが・・・リゼットに乗り移っているのは、かの有名なヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの姉、マリア・アンナ・モーツァルトだ。


リナ「・・・ ・・・?」


女性の様子がおかしい。


(ヒロ「ミスターシンゴ。ここまでご苦労だった。

     後は俺に任せろ・・・ 」)


この時、慎吾にはハッキリとヒロの姿が見えた。


慎吾「・・・ ・・・」


ヒロの姿をハッキリと見るのはこれで3度目。最初は箱根にあるリナの部屋で。2度目は羽鳥邸で思わずリナの守護霊がヒロである事を、リナに言おうとした時だ。


慎吾「・・・ ・・・」


箱根でヒロに会って以降は、【声】だけでヒロのサポートを受けて来た。そしてここまでやってきた。 ヒロのアドバイスがなければ、慎吾もリナも・・・間違いなく死んでいた。


女性「・・・ ・・・」


白目をむいて、頭はユラユラ小さく動いている。その後ろで安田が倒れないように、両肩を支えていた。


リナが向かいに座ってしばらく・・・女性の頭はピタリと止まる。


そして白目をむいたまま、両手を鍵盤の上に添えた。


慎吾は、リゼットの後ろにいるモーツァルトの姉マリアの姿も確認した。髪の毛は短めに、後ろで縛っている。赤いドレスを着け、その目は青みがかかっていた。


(慎吾「彼女が・・・ お姉さん・・・」)


(ヒロ「そうだ・・・」)


リナ「な・・・ 何がどうなっているの?」


(ヒロ「さっき言った通り・・・リナに説明してやってくれ」)


慎吾「説明します。

    リナ先輩は、先ほどモーツァルトの曲を演奏しましたよね?」


リナ「うん。でも、何であんたが知ってるのよ・・・?」


そう・・・。リナは確かにグランドマスターの前でモーツァルトのカノンを弾いた。しかしそれは慎吾が知り得ないはずだ。


もちろん慎吾は・・・その情報をヒロから得ていた。


慎吾「時間がありません。今からその曲を演奏して下さい。

    目の前の女性・・・リゼットさんと、連弾する事になります」

 

リナ「え? え? 連弾?」


慎吾「その曲・・・ モーツァルトのカノンは・・・

    危険な周波数を打ち消す【音】を奏でるんです!!」


リナ「・・・ ・・・」


慎吾の言うことがイマイチ飲み込めない。


慎吾「今、人類を救えるのは・・・

     モーツァルトのカノンだけなんです!!」


リナ「モーツァルトの・・・ カノン・・・」


慎吾「このマイクがピアノの音を拾って・・・

    【Unknown】が、先ほどジャックした時の回線を使い・・・」


隣の部屋から延長コードで繋がれたマイクが、ピアノの前にある。


慎吾「ケーブルや光回線に侵入します。

    音声のみのですから・・・


    DATAは少なく、すぐ世界中に配信できます」


リナ「・・・ でも、楽譜は手元にはもうない・・・」


慎吾「リナ先輩・・・」


じっとリナの目を見つめる。


リナ「・・・ ・・・」


慎吾「リナ先輩は・・・モーツァルトのカノンを1度弾いています。

    弾けるはずです・・・」


リナ「でも・・・」


数字を覚えるのは得意だが、楽譜を覚えるの事は・・・けして得意な方ではない。


慎吾「時間がないんです・・・ すぐ弾きましょう!」


リナ「・・・ ・・・」


思えば・・・グランドマスターも言っていた。あの楽譜こそが、世界を救える唯一の物だと。そして今その楽譜は・・・リナの頭にしかない。


(リナ「女性に乗りうつったモーツァルトの霊が・・・

     書いたスコアだって言ってた・・・」)


※ スコア = 楽譜


今やその曲を弾けるのは、リナ。そしてリナの反対側に座るリゼットという女性・・・に乗りうつった霊だけ。チラリと前を見ると・・・グランドピアノの屋根が邪魔でよく見えないが、女性が鍵盤に手を添えているようだ。


※ 屋根 = グランドピアノ上部の、ふたのような箇所


リナ「・・・ ・・・」


あちらは連弾の準備が出来ていると理解した。


(ヒロ「安心しろ。俺が演奏をサポートしてやる・・・」)


なんだか弾けそうな気分になってきたリナ。


リナ「わかった。やってみる・・・

    まさか・・・モーツァルトの霊と連弾なんて・・・」


楽譜を何とか思い出しながら、リナも鍵盤に手を添えた。


慎吾「あの女性にのりうつっているのは・・・

    マリアという・・・ 女の人です・・・」


リナ「え!? モーツァルトじゃないの!?」


慎吾の言葉に、リナは驚いた。


リナ「だって・・・ モーツァルトが乗りうつったって・・・?」


慎吾「モーツァルトではあります。

     ただし皆が知ってるモーツァルトではなく・・・」


リナ「・・・ ・・・」


慎吾「マリア・アンナ・モーツァルト・・・

    ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの・・・


    お姉さんです・・・」

    

リナ「モーツァルトの・・・ お姉さん・・・?」


慎吾「はい・・・」




           (第138話へ続く)

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次回 「 第138話  回 想(10) 」


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