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旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第5章 討伐、そして伝説へ

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第90話 足技

「美羽さん! このゴーレムは僕が! 美羽さんはスライムの方をお願いします!」

「うん! 気を付けて!」

「はい!」


 よーし! 私はスライムに集中だ!

 私はそれっぽく青龍刀を回転させ、準備運動をした。


「切り刻んじゃうよ!」


 私が向かうのと同時に、奴らもこちらに突撃してきた。

 私は舞うように青龍刀を振るい、奴らを切り刻んだ。

 クレイスライムは青龍刀のサビになっていくが、奴らもただやられているわけではなかった。


「ちょ、ちょっと! 下からは反則でしょ!?」


 奴らは私の青龍刀攻撃を避け、下から飛び掛かってきた。

 私はそれを振り払うも、奴らは攻撃をやめなかった。


『やばい……このままじゃ粘土に埋め尽くされちゃう……』

『美羽ちゃん! がんばって!!』

『イノジュンもゴーレムで手一杯だし……』


 コメント欄は不安の声で埋め尽くされていた。

 どうしよう……このままじゃ、コメント欄の通り粘土で埋め尽くされる……。

 なにか、対策は……。

 そ、そういえば、下山さん、こんなこと言ってたっけ?


『足技を使いつつも、青龍刀で戦う! これですね!』


 そうだ、私の武器はこの青龍刀だけじゃない! 足技もある!


「よりゃあああああ!!」


 私は思いきり足を上げ、回転蹴りをお見舞いした。

 その流れで青龍刀も構え、奴らを切り刻んだ。


『おおおおおお!! かっけええええええ!! ¥5000』

『みえそう』

『みえ……ない』


 ……コメント欄の中に変態も交じっていたが、コメント欄は一変、歓喜の声で埋め尽くされた。

 私は青龍刀と足を駆使し、奴らを魔石へと変えていった。


「ある程度倒したかな?」


 クレイスライムはゴーレムが何体も生み出し続けているが、それを上回る速さで、私は奴らを消していった。

 今は余裕がある! 純ちゃんを助太刀しよう!

 純ちゃんは何とか戦えている様子だったが……ここはこいつで助太刀しよう!

 私はアバターを変え、花火職人の姿に変貌した。


「よぉーし! 純ちゃん! 今から花火飛ばすよ!」

「は、はい!」


 私は引き金を引き……花火を打ち上げた。

 打ち上げたとは言っても、真っ直ぐ横に飛ばしているんだけど……

 打ち上げた花火はそのままゴーレムの片腕に目掛けて飛んでいき……命中した。

 奴は呻き声を上げると同時に片腕が落ちていき、やがてそれは魔石へと変貌した。


「よーし! 次はもう片方!」


 狙いを定め、奴目掛けて花火を打ち上げようとするも……奴も馬鹿ではなかった。

 奴は足を上げ……私を踏みつぶそうとしてきたのだ!


「美羽さん! 危ない!」

「え!? ちょ……」


 咄嗟に純ちゃんが私を吹っ飛ばし……奴の足が地面に着いた。


「純……ちゃん?」


 純ちゃんは……そのまま踏みつぶされた。

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