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旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第2章 2回目のコラボ、テーマパークでデート

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第39話 ピザ

「さ、行こう純ちゃんこっちこっちー」

「はーい、美羽さーん、待って待ってー!」


 叫びすぎて吹っ切れた私たちは、スキップながら追いかけっこしていた。

 これも周りに誰もいないからこそできることだ。


『2人とも壊れちゃった……』

『センテンドーランド、恐ろしい子……』

『お薬出しておきますね ¥5000』


 コメント欄も盛り上がりが絶えず、私たちを心配する声もあるが、ダンジョン配信と比べて身の危険も無いからか、心が躍る。


「さて皆さん! 私たちは今、『Pizza House Express』に来ています! このお店の前には、ピザハウスとコラボしているアトラクション『トンデミーロ』も動いていますよ!」


 私はドローンカメラに向かって、ピザハウスの紹介を行う。

 この間ステマっぽいって言われたから、ちゃんと練習してきた。


「み、美羽さん……まさかトンデミーロに乗りたいって言うんじゃ……」

「……そのつもりだったんだけど、今は食事食事! 行こう! 純ちゃん!」

「はい!」


 再び純ちゃんと手を繋ぎ、私たちはピザハウスへと走り出した。


『純様のいつもの笑顔! やっぱりこうでなくちゃ! ¥700』

『イノジュンニッコニコやんけ』



「さて、ピザハウスに到着しました! 私は先ほど紹介したアトラクションとのコラボ商品、『トンデミーロピザ』を1ピース注文しました!」

「僕はこのピザハウス限定の商品、『FUJISANピザ』を注文しました!」


 私は大きいソーセージが乗っかったピザ、純ちゃんは富士山をイメージしたピザを注文した。

 純ちゃんのピザは、富士山をイメージしただけあって、雪化粧の部分がホワイトチーズになっていて、すごく美味しそう……。


「とりあえずいただきましょう、美羽さん」

「そうだね! いただきまーす!」


 私たちは手を合わせ、ピザを手に取った。

 ピザ食べるの久々だな……年齢も相まって、こういう想いモノ食べるの躊躇するようになったからね……。

 私はジューシーなソーセージと共にピザを噛み締めた。

 ソーセージから脂がじんわりと吹き出し、チーズのとろみが口の中に広がる。

 たまにこういうの食べるとすごく美味しく感じるよね、ほんと。


『美羽ちゃんめっちゃうまそうに食うやん』

「やべぇ、ピザ食いたくなってきた」


 コメント欄は所謂飯テロを食らったのか、空腹を感じる人で埋め尽くされていた。


「んん……このピザ……複数のチーズが口の中に広がって……とても美味しいです」


 純ちゃんの方をふと見てみると、とても美味しそうにピザを頬張っていた。

 そっちのピザも美味しそうだな……これだったら1ホール注文して、シェアし合えばよかったかな……。


「うーん……」

「じゅ、純ちゃん?」


 ピザを食べている純ちゃんをまじまじと見ていた私だったが、純ちゃんも純ちゃんで、私が持っているピザをじーっと見つめていた。

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