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第二話 「落ちてくる夜 -Night Come Down-」 04

Climax Phase


GM: では、クライマックスです! 全員登場してください!


 深夜。

建設途中のビル内に、菅野達は侵入していた。

そのビルの最上階に“グランギニョール”が居ることは分かっているものの、空間に細工がされているのか思うように辿り着けない。


【クライマックス レギュレーション】

・現在、《ラビリンス》の効果で、“グランギニョール”が存在するシーンには二人までしか登場出来ない。

・尚、《ラビリンス》は核となる空間の歪みを破壊すると解除される。


GM: つまり、二人ずつに別れて“グランギニョール”側と《ラビリンス》解除側に分散するか、四人同時に登場してまず《ラビリンス》の解除に向かうかを選択できます。

八雲: じゃあまず解除優先だろうな。

GM: ただし!


 薄笑いを浮かべ、“グランギニョール”は言う。

「おもてなしもしないで出迎えるはずがないだろう? 今、ペット達は食事に入るところなんだ。もう少し待ってもらおうか。」


GM: ということで、以下のレギュレーションが追加されます。


・ターン数が増える毎に、“グランギニョール”配下の獣達は人を食らって強くなる。

・ただし、PCが“グランギニョール”の前に居る場合、この「食事」は阻害される。

・空間の歪みを発見・破壊する場合、“グランギニョール”前とは別の場所に登場することになり、発見は<知覚>、破壊は<RC>で判定する。

・歪みの破壊終了後、破壊組はクリンナップに“グランギニョール”の居る空間に登場出来る。


豊前: (呟く)―――――俺は八雲を応援するって決めたんだ。(皆に)よし、ここは俺と“クロスブレード”が外から《ラビリンス》を破壊。その間にお前達二人に“グランギニョール”の前に行ってもらうのが最善の作戦だろう。

冬也: こくりと頷く。

八雲: 戦術面、設定面全てにおいて賛成だ。(一同笑)

冬也: ――――だが、やれるか? 豊前。

豊前: 当たり前だ。俺を誰だと思っている?

冬也: …………。じゃあ、任せた!

GM: では、現在“グランギニョール”の前に居るのは?

冬也: 俺と八雲さんです。

GM: OK! では君達の前には、“グランギニョール”と犬が三匹居ます。PC達との間の距離は10m!


 冬也と八雲は、建材の上に座り足元で何かを食べようとしている獣達を眺めている“グランギニョール”の前に辿り着いた。


冬也: そこまでだ! “グランギニョール”!!

GM: 「(ふっと笑って)この市のUGNの奴らはヘタレだと聞いていたが、なかなかどうして。――――これから、こいつらの食事の予定だったんだがな。」

冬也: これ以上お前達に食わせるわけにはいかない!!

八雲: 嬉野さま、あんな奴ら私達二人で充分ですわ!

冬也: 頼りにしてるよ。


 目の前に立ちはだかる二人に対して、“グランギニョール”は強烈な殺気をぶつける。その殺気は、姿が見えないはずの二人にも感じ取れた――――。


GM: ということで、衝動判定をしてください!

冬也&豊前&菅野: 成功!

八雲: 見える……見える! そうか!! 私は神だったんだー!!(←衝動は解放)


 ●第一ラウンド

GM: ではセットアップ! “グランギニョール”が両腕を空に掲げて、辺りに血をばら撒きます! 《屍鬼の呪い》というEロイスを使います! “グランギニョール”の前にいるPCは、<意志>で対決してください! この対決に負けるとバッドステータス:重圧を受けます!

冬也: うっそ!?

GM: (ダイスを振る)こっちは20!

八雲: 暴走中なのでリアクション不可! 重圧を受けた~。

冬也: (ダイスを振る)21!! 良かったぁ~。

GM: なお、この判定は毎セットアップに起こります。

冬也: きっつー……。

GM: そして三匹の犬は一匹が《フルパワーアタック》で二匹は《ターゲットロック》を明星に! さて、PC側は?

一同: ないです!

GM: では“グランギニョール”がイニシアチブ16で動きます! マイナーで《赫き鎧》《ブラッドコントロール》、メジャーで《紅の刃》《蝕む赤》《ブラッドウェブ》《血族》《鮮血の網》《血の宴》《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》!! これが当たると邪毒3レベル・バッドステータス:硬直・移動時に6点のHPダメージが入ります! これを八雲と冬也に!(ダイスを振る)29!!

冬也: 《炎陣》と《氷盾》で八雲をカバーリング!

GM: 25点!

冬也: 全部弾いた! で、バッドステータスは食らう。

GM: ではイニシアチブ6!

豊前: 先にこっちが動いておこう。<知覚>振ってもらっていいかな?

菅野: (ダイスを振る)7……。

豊前: 最後の《妖精の手》!

菅野: (ダイスを振る)では、16!


 建物内を捜索していた菅野は、階下の一室に空間の歪みを見つけることが出来た。


豊前: 神前尊……お前はなかなかやる男だった。だが残念ながら俺の下にはつかなかったな。ということでタイタス化!(ダイスを振る)8……。

GM: 目標値は12です。

豊前: では、神前のタイタスを昇華して達成値を上げる!(ダイスを振る)11!? “クロスブレード”のロイスをタイタス化・昇華してもう一回達成値を上げる!(ダイスを振る)15になった!!

GM: では、空間の歪みを破壊することに成功しました!

豊前: よし! これでこのラウンドのクリンナップにあっちに行ける!!

八雲: 私は待機!

GM: ではイニシアチブ6で《ターゲットロック》をしてた犬達! マイナーで《完全獣化》《破壊の爪》《ハンティングスタイル》これで二匹ともPCにエンゲージ! まずは嬉野に攻撃! メジャーで《獣の力》《鬼の一撃》《グラップル》《コンセントレイト:キュマイラ》! ガード値を下げます!!(ダイスを振る)43!

冬也: 《氷盾》《蒼き悪魔》でガード!

GM: (ダイスを振る)ダメージは57!!

冬也: うっわ! ……6点残った。

GM: ではダメージが通ったのでこのシーン中、ガード値が10下がります。そして明星の方に攻撃! 《獣の力》《魔獣の衝撃》《魔獣の本能》《コンセントレイト:キュマイラ》!(ダイスを振る)33!!

冬也: 《炎陣》《氷盾》でカバーリング!

GM: (ダイスを振る)35点ダメージ!

冬也: ではここで八重樫のタイタスを昇華して、不利な状況を全て消します! ――――親父、俺に少し力を貸してくれ……! これで、【HP】が3点残って、《蒼き悪魔》の効果でそっちに24点のダメージがいく! そして俺の番は待機!

GM: では《フルパワーアタック》の犬がイニシアチブ0で動く! マイナーで《完全獣化》《破壊の爪》《ハンティングスタイル》、メジャーで《獣の力》《銘なき刃》《コンセントレイト:キュマイラ》で明星に!(ダイスを振る)53!!

冬也: それはかばいます!

GM: (ダイスを振る)56点ダメージ!!

冬也: それは倒れる。――――八雲さんの目の前で無様な姿を見せるわけにはいかない……! 八雲さんのロイスをタイタス化・昇華して立ち上がる!

八雲: じゃあ待機してた私の番! マイナーで《骨の剣》、メジャーで《漆黒の拳》《コンセントレイト:バロール》《伸縮腕》《あやかしの招き》を“グランギニョール”に! これで100%!!(ダイスを振る)23!!

GM: 一応、ドッジ。(ダイスを振る)14!

八雲: ダメージは(ダイスを振る)35点装甲値無視!

GM: 一応、9点は引いておく。そしてクリンナップ! こちらは“グランギニョール”が《不死者の恩寵》! 【HP】が回復する!

豊前: そして俺と“クロスブレード”が八雲達の背後に登場する!

GM: はい。では、10m離れたところに登場ということで!!


 ●第二ラウンド

GM: ではセットアップで《屍鬼の呪い》!(ダイスを振る)29!!

一同: 無理!

GM: そして“グランギニョール”が《力場の形成》! 対象は、さっき《フルパワーアタック》を使ってた奴に! そして三匹の犬達はさっきと同じで!

八雲: 《ヒュドラの怒り》!!

GM: ではイニシアチブ!

八雲: 《時間凍結》!! 【HP】が20点減って、メジャーで《漆黒の拳》《コンセントレイト:バロール》《ジャイアントグロウス》! 範囲(選択)なので、“グランギニョール”と犬三匹に!!

GM: “グランギニョール”が《ジャミング》! -2Dしてください!!

八雲: (ダイスを振る)39!!

GM: ちなみにこちらはクロが居ないので、ガード出来る奴が居ません! ダメージどうぞ!!

豊前: ここで嬉野冬也へのロイスをタイタス化・昇華して不利な効果を消す! そして《力の法則》を使用!!(ダイスを振る)こっちのダメージは29!

八雲: (ダイスを振る)こっちのダメージを足して、90点!!

GM: 《赤河の支配者》で12点軽減します! そして犬達なんですが、実は【HP】を共有してまして、一気に消し飛びますね。


 八雲の攻撃を受けた犬達が、体組織を保てなくなって崩れ始める。

「――――溶けろ。」

“グランギニョール”が言うと、崩れ始めた犬達が混ざり合い、三つ首を持つ新たな獣が出現した。


GM: キャラクター名“漆黒の夜”という新しいキャラクターが未行動状態で生まれます!

豊前: はい。

GM: では“グランギニョール”の番! マイナーで《ブラッドコントロール》メジャーで《紅の刃》《蝕む赤》《ブラッドウェブ》《血族》《鮮血の網》《血の宴》《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《アニマルテイマー》《縛鎖の空間》!! さっき効果に、更に重圧と放心がかかります。対象は八雲と冬也のエンゲージ!!

冬也: 八雲さんをかばう!

GM: ダメージは40点! と、さっきのバッドステータスが入る!

冬也: はーい。それで倒れるので、ここで一ノ瀬豊前のロイスをタイタス化・昇華して立ち上がる! 倒れる直前に豊前の姿が視界に入り、――――倒れてられるか!! と気合で立つ!!

豊前: いい根性だ。

GM: では次は、イニシアチブ6!

八雲: まずは私!《漆黒の拳》《コンセントレイト:バロール》《伸縮腕》《あやかしの招き》《異形の祭典》《ジャイアントグロウス》!! 対象は“グランギニョール”と菅野と“漆黒の夜”!!(ダイスを振る)33!

GM: “漆黒の夜”は《復讐の刃》!

菅野: ガード!

八雲: ダメージは(ダイスを振る)68点装甲値無視!

菅野: 残りHP11点。

GM: それは耐えられないので“グランギニョール”は《不死不滅》!“漆黒の夜”が《復讐の刃》で与えるダメージは23点!

八雲: ではそれで倒れます。

豊前: よくやった、八雲明星。

冬也: 倒れる八雲さんをそっと支えます。

八雲: 嬉野さま……私、役に立ちましたか?

冬也: (八雲の目を見て)うん。――――ありがとう、八雲さん。

八雲: それを聞いて、満足そうな顔で倒れます。

菅野: では続いて俺の番! マイナーで《ポルターガイスト》! メジャーで《アタックプログラム》《コンセントレイト:ブラックドッグ》《バリアクラッカー》《雷鳴の申し子》!

豊前: ここで《拡散する世界》! その攻撃をシーン(選択)攻撃にする!

菅野: 対象は“グランギニョール”と“漆黒の夜”に! クロのロイスをタイタス化・昇華! ダイスを+10個!(ダイスを振る)28!

GM: リアクションはとれません。

菅野: (ダイスを振る)ダメージは87点!

GM: 流石に“グランギニョール”は倒れますね。ただ、“漆黒の夜”が残ります!

菅野: これで私は一回倒れるので、閂のロイスをタイタス化・昇華して、立ち上がる!

豊前: 俺は待機!

GM: では、イニシアチブ3で“漆黒の夜”が動く! マイナーで《破壊の爪》《完全獣化》《究極獣化》《剛身獣化》《巨獣獣化》! メジャーで《吹き飛ばし》《銘なき刃》《コンセントレイト:キュマイラ》!! 対象は菅野に!(ダイスを振る)44!!

冬也: 菅野さんを《炎陣》《氷盾》でカバーリング!

GM: ではダメージが54点で、嬉野は2メートル吹き飛ばされます!

冬也: ……ごめん、もうタイタス切れないから立てない。

豊前: 構わない――――あとはオヤジの仕事だ。

冬也: じゃあ俺は、八雲さんに寄り添うように倒れます。

豊前: 俺は菅野にエンゲージして終了。因みにクリスタルシールド構えてるのはオコジョです。(一同笑)


 ●第三ラウンド

GM: ではセットアップ!《ターゲットロック》《フルパワーアタック》で、対象は菅野!

菅野: こちらは何もなし!

GM: 次、イニシアチブ6!

菅野: マイナーは放棄、メジャーは《アタックプログラム》《コンセントレイト:ブラックドッグ》《雷鳴の申し子》《バリアクラッカー》!

GM: 《魔獣の咆哮》!! -2Dしてください! 因みに装甲値は16で、残りHPは45点です!

菅野: (ダイスを振る)60!

GM: ダメージどうぞ!

豊前: 俺は、冬也にオヤジが頑張るって言った手前、《力の法則》を使う!(ダイスを振る)こっちのダメージは24点!

菅野: (ダイスを振る)こっちが96点ダメージなので、計120点!!

GM: それは倒れます。復活系エフェクトもなし!

菅野: そして私も倒れます。


 菅野のクロスブレードが“漆黒の夜”の身体を深々と切り裂き、そのままその獣の身体は溶けるように消えていった――――……。

その様を見届けた後、ただ一人その場に立つ一ノ瀬豊前は、携帯端末で救護班を呼んだ。


豊前: (携帯端末に向かって)――――三人だ、頼む。



Back Track


GM: 今回のEロイスは“漆黒の夜”が2個、“グランギニョール”が3個で、計5個持っていました!

冬也: (ダイスを振る)よし、これで余裕! 普通に振って(ダイスを振る)81%まで戻った!

豊前: 普通に振っても余裕!(ダイスを振る)おっけー。

八雲: 普通に振って(ダイスを振る)82%まで戻った!

菅野: 二倍振り!(ダイスを振る)ほい、75%まで戻りましたー。



Ending Phase


00◆ Fall Down        Master Scene


 “漆黒の夜”が倒された後、“グランギニョール”がよろめきながら立ち上がり、怨嗟の声を上げる。

「まさかこんなところで俺のペットがやられるとは――――……。」


GM: そして、《瞬間退場》でその場から居なくなります!


 傷つきながらも、ネヴァーモアの基地に戻って来た“グランギニョール”。

目の前に居る“レースノウァエ”に対して、参ったぜ、とぼやいた。

「えらい目に遭った。まさかUGNがあんな手強いなんて……。聞いてないぜ。」

そんな彼の背後に、あるエージェントが無言で立つ。

「! 何をしやがる――――!?」

怒りの表情を向ける“グランギニョール”に対し、“レースノウァエ”は艶然(えんぜん)と微笑んで、告げた。

「私の知らない方が、この部屋に土足で上がってきたので、ご退場願おうかと思いまして――――。」

自らの領域を広げて抵抗しようとする“グランギニョール”。

だが――――……。

「っっ? 俺の領域が――――広げられない!?」

驚愕の表情を浮かべたまま、“グランギニョール”は部屋から消えた。

 後日、“グランギニョール”が観鏡市に於いてUGNにやられた、という報告がFHのセントラルドグマに上がった――――……。


01◆ 帰還         シーンプレイヤー:菅野道明


 救護班による手当てを終え支部に戻った一同を迎えたのは、大神と元気なクロだった。


菅野: クロ大丈夫だったんだ?

GM: はい。フラグを全部クリアしていたので、大丈夫でした。


 「よくご無事で。――――とりあえず、ゆっくり休んで下さい。」

ねぎらいの言葉をかける大神に、菅野は尋ねる。


菅野: “グランギニョール”撤退後、FHに動きはないかな?

GM: 「はい。後追いの部隊はないようです。」

菅野: じゃ、もう少し警戒はしといて~。


 軽い調子で言うと菅野は、各自に散開を指示した。


02◆ 報告           シーンプレイヤー:八雲明星


 その後。八雲は査察部の昴の下に報告に訪れていた。

昴の居る部屋に繋がる引き戸を開けると、いつもの仏頂面で仕事をしている昴がそこに居た。


八雲: はい、これ今回の報告書。


 今回の事件の概略と、FHに関することが書かれた資料をばさりと昴の机の上に置く八雲。


GM: 査察という意味では、観鏡市のことは書く?

八雲: 別にそんな書くこともないんだよね……査察してないので(笑)。

GM: 「しろよ、査察。」(一同笑)


『まあ、そんなワケで今後もあの支部のことは注意して見張っていく必要があるでしょう。時間がかかるでしょう。時間がかかるに違いない。』

そう書かれた報告書を無言で見つめる昴に対して、嬉しそうに八雲は言った。


八雲: なかなか楽しい支部に配属してくれてありがとね♪

GM: 「…………。」


 ハートマークを撒き散らしながら部屋を出て行く八雲を見て、昴は小さく溜息をつくのだった――――。



03◆ 起動          シーンプレイヤー:一ノ瀬豊前


 事件の後、一ノ瀬豊前は河合祥子の葬儀に参列していた。


豊前: 神前は、葬儀に来てる?

GM: いえ、葬儀には来ていませんね。

豊前: やはりか……。


 河合を悼むクラスメイト達の姿を見ながら、豊前は今回の事件を防げなかった自分に対する無力感とFHに対する苛立ちを握り締めた。

そして――――。


豊前: 学校内で自由に使える部屋が欲しいんだけど……。

八雲: 何か、ワケの分からない部を作ればいいんじゃない?

豊前: じゃあ地域文化研究会を作りました! メンバーには大瀬とか春日部辺りに許可を取って登録します!

GM: まあ、それを拒否する理由はありませんね……(笑)。


04◆ 調査          シーンプレイヤー:嬉野冬也


 事件後、冬也はほとんど学校には行かず伊勢の研究室に入り浸り、現在の冬也と夏樹の状態についての調査を進めてもらっていた。


冬也: 俺としては、レネゲイド関連の事件に河合さんを巻き込んでしまったという認識なので、学校に行くのが躊躇われる感じです。

GM: なんか、昔は純真だったのに、ちょっとやさぐれてきたね? 嬉野少年。

冬也: そうですねー。


05◆ 新しい仲間        シーンプレイヤー:菅野道明


 事件から数日後。

支部長室の机で事務仕事をこなしていた菅野は、足元に鋭い痛みを感じた。

見ると、扉をきちんと閉めていたはずなのにいつの間にか部屋に入ってきていたクロが、菅野の足に噛み付いている。


菅野: …………えーと、大神くーん?


 菅野の声に、慌てた様子で大神が支部長室に入ってきた。

いつの間に登ったのか、菅野の腕に食いついているクロを見ながら、大神は困ったように菅野に対して呟く。


GM: 「どうも目を離すと支部長のところに行ってしまうようでして……。」

菅野: 私は餌じゃないんだけどなー……。


 元気に支部内を走り回るクロを見ながら、頭をかいてぼやく菅野だった……。


                                  第三話につづく。

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