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第一話 「遥遠なる日々 -Some day,One day-」 03

08◆ 墓参り          シーンプレイヤー:嬉野冬也


GM: ではここで、こちらから一つシーンを投げます! シーンプレイヤーは冬也!

冬也: はい!(ダイスを振る)これで68%。

GM: それとなく聞いたんでしょう。今、君は八重樫の墓に向かっていると思ってください。

冬也: 旧観鏡支部の共同墓地ですか?

GM: ですね。三枝櫻の墓の隣に、新しい墓が立てられています。

冬也: おぉ……!

GM: 時刻は夕暮れ。かつて見た三枝櫻の墓の横に、真新しい墓が寄り添うように立っています。夏樹はその墓を見て、沈黙してますね……。

冬也: ――――今のこの状態も、アンタの望みどおりではあるのかな……。(ぽつりと)ゴメンな、親父…………。

GM: では、君が墓を立ち去ろうとしたそのとき、黒いスーツの女性とすれ違います。手には花を持っていて、彼女はその花を八重樫の墓前に捧げます。

冬也: 俺はその人の顔を見て、誰か分かりますか?

GM: いえ、分かりません。少なくとも冬也は見たことがありませんね。


 肩まで伸ばした黒髪に、憂いを帯びた表情で、その女性は墓前に花を捧げている。


冬也: ――――お知り合い、ですか?

GM: その言葉に、その女性は君の方を見て一度会釈をすると「ええ、そうですね。……まあ、古い知り合いといったところかしら?」と言う。

冬也: 実は俺、八重樫の息子なんです。……親父、と知り合いですか?

GM: 「ああ、八重樫の……。」ちょっと、ここで<知覚>で判定してみてください!

冬也: 【感覚】は1なわけだが。(一同笑)まあ、振ろうか(ダイスを振る)お! クリティカルして13!!

GM: では、彼女が君のことを見て驚かなかった、ということが分かります。

冬也: (目を細めて)もしかして、俺のことをご存知ですか?

GM: 「いえ、初対面だと思いますが。まあ、昔の八重樫の同僚です。」

冬也: そうですか。……わざわざ、ありがとうございます。

GM: 「いえ、こちらこそ。」


09◆ 忠告          シーンプレイヤー:菅野道明


GM: では次に、菅野のシーンです!

菅野: はいよ。

GM: 時間は夜。一癖も二癖も……というか、十癖くらいある部下達に頭を抱えつつ……。

八雲: 私と豊前で五癖ずつだな。(一同爆笑)

GM: 近々の目的である調査もほとんど終わって、後は乗り込むだけというところで、情報をまとめて作戦の立案をしていると思ってください。その時、君のデスクの電話が鳴ります。

菅野: じゃあ出るよ。

GM: 『…………。』

菅野: もしもーし?


 菅野の誰何(すいか)に応えるように、電話先から合成音のような声が聞こえてきた。

『八重樫ハ、えんぶりおニ殺サレタ。えんぶりおハマダ終ワッテイナイ。』

それだけ告げると、電話は一方的に切られた。


菅野: “エンブリオ”はまだ終わっていない――――か……。(嘆息する)

GM: ってところで菅野に聞きたいんですが、八重樫のロイスはどうしますか? タイタス化します?

菅野: “エンブリオ”が終わるまではタイタス化しないと思う。まだ、けじめをつけられてないから。

GM: なるほど。


10◆ 愛の手料理         シーンプレイヤー:八雲明星


八雲: では次は、私のシーンだ!(ダイスを振る)

冬也: 登場すればいい?(ダイスを振る)

八雲: うん!


 観鏡市内の、とあるウィークリーマンション。

嬉野冬也が現在逗留している場所だ。


冬也: ってことで、ガチャっと鍵を開けて、普通にドアを開く。

八雲: すると、中からふわっと生臭い(にお)いがしてくる(一同爆笑)。

冬也: 小さめに《ワーディング》を張りつつ、ゆっくり中に入る……。

GM: 「冬也、気をつけろ。」

冬也: ああ、分かってる。


 部屋の中では、一頭の巨大な牛が惨殺されていた。


冬也: こえーよ!!(笑)じゃあ、敵が居るかもしれないので、周囲を警戒する。

八雲: すると、キッチンの方に明かりが点いている。

冬也: ゆっくりとそっちに近づくよ。

八雲: 近づいてみると、キッチンの中で何かぶつぶつ話す声が聞こえる。

冬也: ……そっと覗くと?


 「さ、そして美味しくなるお(まじな)い♪ エレカナーメン・ナーメン……」

そこには、かいがいしくキッチンで料理(?)をする八雲の姿があった。


冬也: え……と――――八雲、さん?

八雲: (振り返って)はっ! 嬉野さま! ちょっと待っててくださいね? もう少しで出来上がりますから! ほら、牛丼食べたいって言ってたでしょ? と、私は煮えたぎる寸胴鍋の中から肉の塊を取り出します。

冬也: それ牛丼じゃないし! と、途中で買った吉○家の牛丼を手に持ちながら言う。(一同爆笑)

八雲: 私がその牛丼には気付かずにジャーを開けると、ジャーの中から黒い煙がもわっと上がる。

冬也: !?

八雲: あー……ちょっと焦がしちゃった。

冬也: ちょっとってレベルじゃねえ!!(笑)

八雲: ジャーの真ん中のほうにある白いご飯を器に盛って、その上に肉の塊を乗せます。

冬也: こ、これは…………(汗)。

八雲: 牛丼って、牛の肉を茹でるんですよ? と言いながら、その上にマヨネーズをかけている。さ! 万能調味料をかけて出来上がり♪

冬也: うわ……俺、これ食いたくねー……。

豊前: (八雲に)俺、出ていい?

八雲: いいよ。

豊前: では。近くで《ワーディング》が張られた――――俺はそう思って、咄嗟に“アイギス”の部屋の扉の前に張り付く! ……ここか。中には“アイギス”が居る筈――。

八雲: 中からは血の臭いがしてきます。

豊前: 俺はバァン!! と扉を開けて部屋の中に転がり込み、“アイギス”、無事か!? と言って中を見ると――――。

八雲: ご飯を盛り付けてにこにこしてる女と、

冬也: すっげえ困った表情で固まってる俺が居る。(一同笑)

豊前: 無事……のようだな。

八雲: あ! アンタは一ノ瀬豊前!! 何しに来たの? 邪魔しないでくれる!?

冬也: (超裏返った声で)い、いっしょに食っていかないか!? 豊前くん!!

豊前: “アイギス”の目の前にあるものを見て、激しく混乱します。で、思わずこう答える。――――はいっ!(一同笑)

八雲: もう、嬉野さまったら照れちゃってカワイイ♪ ということで、ここで嬉野冬也のロイスがSロイスに変わります。

冬也: なんと!?

豊前: (落ち着いた様子で)わかった、一緒に食っていこう。だが、見たところ一人前のようだ。俺はここにある出来合いのものを食おう(一同爆笑)。

冬也: いや! 半分こしようぜ、豊前くんっ!

豊前: いや、大丈夫だ。それはあげるから、俺はこっちを食う。

八雲: まあ、アンタはその○野家の牛丼を食べればいいわ。

豊前: それは、折角作ってもらったものだしな。

八雲: じゃ、嬉野さまは私の手料理を召し上がって♪

豊前: “アイギス”、とりあえず《ワーディング》を解け。

冬也: あ……ああ、そうだった! あまりの動揺に、《ワーディング》張ってたこと忘れてたわ。(一同笑)

豊前: サポートチームを呼んで、とりあえず部屋のアレ、片付けといてくれ。って言う。

冬也: あの、なるべくキレイに……!

豊前: 「(サポートチームの人になって)新しい絨毯、持って来ちゃいますねー?」(一同笑)

八雲: 初めて作ったんですよ、お料理なんて。ちょっと難しかったけど一生懸命作りました! お口に合いますかぁ?

GM: 「冬也、俺……こんな恐いの初めてだ。」

冬也: 夏樹……ど、ど、どうしよう?

GM: 「今、俺たぶん衣食住必要ないから、関係ねえ。」

冬也: お前…………っ!!(一同笑)

八雲: ああ! これはこれは、私としたことが気がつかなかった! はい、嬉野さま! あーん♪(一同爆笑)

冬也: そんなことされるの初めてなので、ドギマギしながら思わず口を開ける。


 八雲の作った牛丼(仮)を頬張った瞬間!

冬也の視界はブラックアウトした――――。


11◆ 懐柔策          シーンプレイヤー:一ノ瀬豊前


豊前: 八雲とのシーンが欲しいんですが、冬也と一緒だとトランス状態になって話聞いてくれないと思うから、部屋からの帰りでもいい?

八雲: そうだね。いいよ。

豊前: ――――そうだ、“ハングリーアントライオン”。

八雲: (興味なさそうに)何?

豊前: 実はな。俺はある程度マネジメントには力があると思っている。

八雲: えっ――――?

豊前: どうだろう? 本格的に、その……先生とやらをつけて修行をする気はあるか?

八雲: 修行……って、レネゲイドの?

豊前: いや、歌とダンスの。


 その言葉を聞いた瞬間。八雲の頭の中で運命の第四楽章がオーケストラで流れた。


八雲: やります!(一同笑)

豊前: そうか。……これは要らなかったな。と先生候補をリストアップした紙を捨てます。まあ、好きな先生を選んでおいてくれ。

八雲: (即決)じゃあ春元(はるもと)(やすし)さんで!

豊前: ……任務の合間にはなるが、何とかしておこう。あまり――――……(小声で)いや、これはヤツのモチベーションだ……(八雲に)いや、なんでもない。

冬也: というところで、エレベーターの扉が閉まる。

八雲: ――――あいつ、意外と良いヤツかも……。(一同笑)


12◆ 問                      シーンプレイヤー:嬉野冬也


冬也: 菅野さんとのシーンが欲しいです!

GM: じゃあ、シーンプレイヤーは冬也でいきましょうか。

冬也: はーい!(ダイスを振る)

菅野: では登場。(ダイスを振る)

冬也: ということで、情報収集も一段落ついたところで思うところがあり、菅野さんに会いに行きます。コンコン。

菅野: どうぞ。

冬也: 失礼します。

菅野: お。――――とりあえず座ってくれ。と応接セットの方に促す。

冬也: いえ、少しお聞きしたいことがあっただけなので……。

GM: (お菓子を食べ始める)

八雲: GM、もう完全に傍観者モードになってるな(笑)。

菅野: ――――で、話って?

冬也: 菅野さん、今UGN支部を再設立することについて、どう考えていますか?

GM: !!

冬也: 三年前、八重樫が望んでいたのは、どちらかの勢力の力が強くなって、UGNvsFHという構造が無くなることでした。――――ある種、今の観鏡市の状況は、八重樫が望んでいた状況そのままだと思うんですが……。

GM: うわぁ……いきなりそこに行き着きますか! はい、その通りです。

冬也: さっき八重樫の墓参りに行って、ふとUGNの再設立をしないほうが、八重樫の思いを継げるのではないかと思ったんですよ。

菅野: なるほどね。

冬也: このまままたUGN支部が出来ると、また俺みたいなのが作られる可能性も出てくるわけですし。

GM: …………。

冬也: (素になって)なので冬也としては、菅野が、八重樫の遺志に反している今の状態を良しとするのかどうかを聞きたいんです。

菅野: んー…………(悩)。

GM: きっとこの話って、ここで結論は出ないと思うんで、この後何話かかけて考えて答えを出すという形でいいと思いますよ。

冬也: そうですね。ここで菅野からの答えが無いなら無いでいいです。

GM: ……これねー、実はもうちょっと後で聞く予定だった、一つの大きなテーマなんだよね。気付くもんなんだねー……。

冬也: リプレイ読んでて気付きました。やっぱりわざとこの状況作ったんですね?

GM: ええ。でもいきなり冬也がその話を振ってくるとは思わなかった。(一同笑)

菅野: (悩みつつ)困ったなぁ………。

冬也: じゃあ、菅野さんが答えに窮してるのを見て、……生意気な口をきいてすみませんでした、失礼します。と退室します。


13◆ 大神         シーンプレイヤー:菅野道明


GM: では、大神さんと菅野のシーンをやりましょうか!(一同笑)

菅野: おぉー……立て続けにくるねぇ(苦笑)。

八雲: (無言で登場侵蝕率を上げる)

冬也: こっそり登場してる……(笑)。

GM: えー……では、作戦前夜。大神が調査結果を持って、支部長室に入ってきます。先程の八雲とのやりとりがあったので、平静を装ってる感じです。

八雲: そんな大神の姿を認めた私は、廊下の影に隠れながら、彼女が支部長室に入ったのを確認して、支部長室のドアの下の隙間から、じわじわと床に浸透していきます。(一同笑)

菅野: (大神に)おう、お疲れさん。

GM: 「頼まれていた作業に関しては、全て完了致しました。」

菅野: “フラッシュアウト”については明日、突入を敢行する予定だ。

GM: 「……支部長、次の仕事を下さい。」

菅野: 一ノ瀬がさっき出してきたリストの中から要りそうなものを精査して、揃えてくれ。

GM: 「――――先程、作戦実行の話をしていらっしゃいましたが、私は連れて行ってくださらないんですか?」因みに、大神は事務方です。

菅野: 確かに今、支部としては人手が足りない状態だし、申し出はありがたいんだが――――実戦は何年振りになるんだい?

GM: 「そういうことを聞きたいんじゃないんです。……連れて行っては頂けないんですか?」(一同笑)

八雲: 壁に耳あり障子に目あり、と言いましてね……。私は今、ここに居ます。

菅野: …………大神の目をじっと見る。

GM: 真っ直ぐに見返してきますね。君からの下命を待っています。

菅野: 危険性に関しては、今更言うまでもないだろう。――――……。

GM: 「(遮って、お茶目に)今晩は、ひとまずこの辺にしておきますか。」

菅野: (大きく嘆息する)

GM: 「では、後方支援はお任せください。」と部屋を出て行こうとする。

菅野: ――――後方支援よりも、後ろを守ってもらった方が嬉しい……かな?

GM: 「(一つため息をついて)了解しました。」と言って部屋を出て行きます。

八雲: ぐぇあっ!!

冬也: 踏まれたー!?

豊前: 踏んだら気付くよね、大神さん(笑)。

GM: 踏んで気付いたら、そのままぐりぐりと踏みにじるよね。

冬也: めっちゃ怒ってはる! ……って、そりゃそうか(笑)。

八雲: そこで、私が具現化します。(一同笑)あ、すいません支部長、こんな時間に(にやにや)。

菅野: いや、まあ……。――――で? こんな夜中に何の用だい?

八雲: 実は、機密情報を頂きに来ました。

菅野: 機密情報?

八雲: ええ。支部長のパソコンの中にしか入っていないと聞いたもので……。さあ! 嬉野さまの情報を早く出して! と、興味を装いつつ、機密情報を取りに来た。

菅野: ――――と言われても、僕のパソコンに入ってる彼のデータって、データベースから引っ張って来れるのとほとんど変わらないよ?

八雲: が、が、画像データとか……。(一同爆笑)

冬也: うわ恐え!!(←素で叫んだ)

菅野: 三年前のプライベートな写真で、彼が写ってるのが2~3枚はあるとは思うけど……。

八雲: 全部下さい! ということで写真を見て、何よこの女、馴れ馴れしい……。

冬也: 月島さん、逃げてー!(一同笑)

八雲: ということで、前回の“ワールドエンブリオ”に関するデータを全て持っていきます。

GM: まあとはいえ現状、(つまび)らかになっている情報以外が出てくるわけではありません。

八雲: はーい。じゃあ支部長、頑張ってね?(にやにや)と言って私は、窓からにゅうう、と出て行きます。

菅野: …………。


14◆ 無名屋にて                    シーンプレイヤー:嬉野冬也


GM: では、他にシーンを作りたい方は?

豊前&冬也: (ハモって手を上げて)はい!

豊前: この二人で<調達>判定をします。

GM: 来たよ、風物詩(笑)。

冬也: じゃあ、<調達>判定といえばここ! ということで、久々に無名屋に行きますー。

豊前: 店長、スクリュードライバーを1つ!

冬也: って、もう居るのかよ!?(笑)

GM: 「…………。」とオレンジジュースを出すマスター。

豊前: (こくりと飲んで)うむ……(←満足そうな笑み)。

GM: なんか、一ノ瀬豊前かわいいな(笑)。

冬也: …………(嫌そうな顔をする)。

豊前: 何故此処に、とでも言いたそうな顔だな。

冬也: ……なんでここに。

豊前: あん? ただの調達だ。お前は?

冬也: (小さくため息をついて)……同じだ。

豊前: そうか。ところで、決着はついたのか?

冬也: ……何が。

豊前: 色んなものについて。

冬也: …………これから着けるさ。

豊前: というところで、俺は<コネ:手配師>を使って、《ミーミルの覚え書き》からの、いつものコンボ! クリスタルシールドを狙います!(ダイスを振る)クリティカルしてないので、《妖精の手》! これで、財産ポイント1点を使って、調達したよー。

冬也: こっちはUGNボディアーマーを狙う!(ダイスを振る)10なので、財産ポイントを2点使って、成功!

豊前: そうか。――――ところで、高校に行くかどうかくらい、今決着を着けろよ。

冬也: 高校、なぁ……。

豊前: (オレンジジュースを飲んで)……一つくらい俺の言うこと聞いても、バチは当たらないんじゃねーか?


 射抜くような視線を向ける豊前の顔に、ふと“コマンダー”の顔が重なった。


冬也: う…………。わ、かったよ。行けばいいんだろ、行けば。


 冬也は捨てずにいた転入届に自分の名前を書くと、乱暴に豊前に投げ渡した。


冬也: ――――マスター、ミルクを。(一同笑)

GM: マスターは、お腹を壊さないように温めたミルクを出してくれる。

冬也: ありがとう。

豊前: コイツの分もこれで払っとけ。と、ブラックカードを出して先に帰る。

冬也: じゃあ豊前が居なくなった後で、自分の分はちゃんと払って帰る!! あいつは俺の親父か何かか!?(一同笑)


15◆ 潜入        シーンプレイヤー:菅野道明


GM: では、ミドル最後のシーンです! 全員登場してください!

一同: はーい!(ダイスを振る)


 観鏡市郊外に設立された低階層の建築物。

一見すると廃墟のように見えるが、菅野達は事前の調査によって、内部電源が生きていることを認識していた。


GM: ということで、このシーンは研究所内を進むというシーンになります。これが終わると、クライマックスに突入します!


【研究所内への侵入方法】

 侵入方法は、以下の2つのうちいずれかをクリアすることで達成される。

  ・セキュリティに見つからないように潜入する。 → <知覚>判定に、誰かが一回成功すること。目標値は12。

  ・セキュリティを物理的に打ち破る → 判定を行うキャラクターが1メインプロセスを行えるものと考えて<白兵>等戦闘関連の判定を行い、ダメージで25点を出すか、ガードを行い敵からのダメージ30点を0に抑えるかのいずれかを選び、三回判定に成功すること。

 ※失敗すると、軽減不可の【HP】ダメージが課せられる。


八雲: これは……非常にまずいぞ。

豊前: 安心しろ。こっちには優秀なブラックドッグが居るんだ。――――なあ?“クロスブレード”。

菅野: ん?

豊前: 三年前、強固な扉を全て、無効化したという……情報、だったが?

菅野: ん?(一同笑)

八雲: ――――真面目な話するとさ、これ、<知覚>で振って《妖精の手》が一番効率いいんじゃない?

豊前: ですね。じゃあ俺が振ります!(ダイスを振る)クリティカルして、23!!


 「ち。――――強引に通るか。」

一ノ瀬は、その観察眼によって監視カメラの位置を次々に看破していく。

「そことあそこ――――それに、あっちだ。」

そして、一ノ瀬の指示に従い、指先からヨーヨー状に伸ばした骨の先端にある重力球で、八雲が全ての監視カメラを破壊していく。


豊前: (呟く)……やはりアイツは使えるな。以前、作戦に失敗したのは、上官が無能だったからなのだろうな。

八雲: 豊前! 全部壊してきたよ!!

豊前: ん、おっけ。さ……行くぞ。

冬也: ほえー……と、感心しながら見てます。

菅野: 向こうが何かアクションを起こす前に行きましょう。

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