第五話 「黒衣の葬送 -March of the black queen-」 01
Pre Play
Mind: 《天性のひらめき》、3レベルには出来ませんでした。
朝比奈: いや、2で充分でしょう。
変熊(以下 GM): それ、今回すっごい活躍しそうだけど、侵蝕率が心配ですよね。一回でいくつ上がるんだっけ?
Mind: 4です。
かずさ: 結構上がるね。
GM: さて、もう5回目ですよ! 今回も酷いの用意しましたので、皆さん頑張ってください(笑)。
【今回予告】
木々の葉が舞い散り肌寒くなる時分、UGN観鏡支部に属する末端施設がFHに襲撃される。昨今のエージェント襲撃被害が後を引き、組織的な抵抗が出来ずに制圧されている。
1つ、また1つと攻め落とされるUGN観鏡市支部。
黒衣の女王が葬送曲と共に勝利の凱歌を謳い上げる――――。
DX3 オントロジ 第五話 『March of the black queen -黒衣の葬送-』
GM: では、ハンドアウトと成長報告、いつものようにいきましょう!
【PC1 嬉野冬也用ハンドアウト】
シナリオロイス:八重樫明仁 推奨感情:遺志or慕情/悔悟or不安
UGN観鏡市支部に最大の危機が訪れている。
刻一刻と組織としての体が失われていく支部。このままでは支部、ひいてはUGNの敗北が確定するだろう。
菅野より、君にも防衛作戦に対する支援要請が来た。
協力しようとは思うのだが、心の奥底に引っかかる何かがある。
かつて居た自分の父、八重樫はこの後の状況を望んでいたのではないか―――?
かずさ(以下 冬也): セットアップで使う《氷の城塞》を新規で取得しました!
GM: えー? また固くなるの……?
冬也: だって、前回でガード値全然足りないって分かったから。あとは《氷盾》と《フェニックスの翼》を1レベルずつ上げて終了です。
GM: 初期ロイスは?
冬也: 嬉野夏樹と、春日部敏夫にとりました!
【PC2・PC3 一ノ瀬豊前・八雲明星用ハンドアウト】
シナリオロイス:任意
FHセル“ネヴァーモア”の総攻撃が静かに、しかし確実に行われている。
菅野はこれに対する徹底抗戦を指示。必死の防戦が始まる。
戦いの熾烈さが増す中で、脳裏に浮かぶ姿かあった――――。
GM: ちなみに、今回、PC間ロイスはとりませんので、よろしくお願いします。
Mind: つまり、今回ロイス枠が大事ってことだな。
冬也: だね。考えて取れよ、と。
GM: (にこにこしている)
Mind(以下 豊前): 《天性のひらめき》が2レベルになった! あとは<知覚>と<情報:UGN>を1レベルずつあげました。
GM: ロイスは誰にとった?
豊前: 初期ロイスは白鳥美琴と、大瀬琴音です。ここは変えない!(一同笑)感情は、慕情/■劣情です。今回のシナリオロイスは神前尊にとります!
GM: はい、わかりましたー。では次は八雲明星!
朝比奈(以下 八雲): 《魔王の理》を取得して4レベルまで一気に上昇! ダメージの固定値がすごい上がったので、最終奥義・巨大骨フライングゲットが発動したときのダメージが37スタートになる。(一同笑)
GM: ロイスは?
八雲: 初期ロイスは霧谷雄吾と八雲昴。シナリオロイスは嬉野冬也さまにとります。……そろそろ純愛とかでいってみようかな?
冬也&豊前&GM: 純愛か?(笑)
八雲: 好意/■偏愛でいってみようかな。関係は……ハートマークを書いておきます。(一同笑)
GM: では、もう気付いてるとは思いますが、今回ロイスを結ぶことによって展開が変わったり、シナリオ上の有利不利が発生したりする……かもしれないので、注意してとってください!
一同: はーい!
Opening Phase
01◆ 作戦会議 シーンプレイヤー:一ノ瀬豊前
GM: では豊前と八雲、登場してください! 場所は支部長室。菅野と大神、そして君達が居ます。
豊前: じゃあ俺は《ハンドリング》で登場します。
大きなスクリーンに、大神が観鏡市内の地図を映し出す。
その地図には、複数の×印がつけられていた。その印は、FHによる襲撃を受けた箇所を示しているという。
大神は地図を一瞥すると、菅野に代わって二人に通達した。
「前回の襲撃事件により、UGN内に戦闘の出来るエージェントが少なくなっているため、組織的な抵抗が出来ずにいます。これに対し、現有戦力を持って抵抗をしたいと考えています。」
豊前: (独りごとのように)いいか?《ハンドリング》の利点はだ、どんなに小さいと思える人でも大きく見えるということだ。
八雲: ? うん。
豊前: 俺は大神さんを見ています。
冬也: 大神さんの胸を、だろ。(一同笑)
GM: えー、ということで今回は防衛戦になります!(と、紙を出す)
豊前: おお!!
GM: まず、今回はシーンを日中フェイズと深夜フェイズに分けて行います。日中は主にロイスを結んだりするシーンです。深夜は襲撃に対する集団戦のシーンだと思ってください。
豊前: ふむ。
GM: なお、日中などでロイスを結ぶことによって、シナリオ中に恩恵を受けられる可能性があります。
八雲: ほうほう。
GM: ちなみに、このシナリオが始まった時点では、そこに書いてある施設が占拠されており、マイナス補正が全て適用されているものと思ってください。
尚、シナリオ開始時にFHに制圧されている地点と調査スキル、マイナス補正は以下の通りだ。
1.観鏡市行政機関――――観鏡市に存在する公的機関を完全に掌握しようとする働きかけに対する妨害。
調査スキル → <情報:警察> <情報:裏社会>
マイナス補正:あらゆる<情報>スキルの達成値に-1(最低1)。
2.観鏡市至国道A――――観鏡市に続く国道を封鎖しようとしている行動に対する妨害。配置されているFH兵力を排除する必要がある。
調査スキル → <情報:警察> <情報:観鏡市>
マイナス補正:<調達>でアイテムを購入する場合の購入値に+1。この効果は累積する。
3.観鏡市至国道B――――観鏡市に続く国道を封鎖しようとしている行動に対する妨害。配置されているFH兵力を排除する必要がある。(国道Aよりも配置されている兵力は多いと推定される)
調査スキル → <情報:警察> <情報:観鏡市>
マイナス補正:<調達>でアイテムを購入する場合の購入値に+1。この効果は累積する。
4.観鏡市通信網―――――観鏡市を経由した外部通信をFHが制圧中。これの奪還を行う。
調査スキル → <情報:ウェブ>
マイナス補正:観鏡市外部との連絡を取ることが困難な状態。シーンを構築する為には<知識:機械操作>の難易度6に成功しなければならない。失敗した場合、シーンを構築できない。
5.観鏡港湾部――――――観鏡港湾部を封鎖しようとしている行動に対する妨害。配置されているFH兵力を排除する必要がある。
調査スキル → <情報:警察> <情報:観鏡市>
マイナス補正:<調達>でアイテムを購入する場合、購入値が18を超過するものを対象とした購入判定が行えない。
6.観鏡市繁華街――――UGN観鏡市支部を擁するこの地域でのFHの勢力が強い。この一帯で自由に行動出来るようにFHの勢力を排除する。
調査スキル → <情報:観鏡市> <情報:噂話>
マイナス補正:深夜フェイズが終了した時点で【HP】ダメージ2D点。このダメージは軽減出来ない。
7.UGN観鏡市支部①――――UGN観鏡市支部に所属する施設への攻撃を防衛する。
調査スキル → <情報:UGN>
マイナス補正:この戦闘ポイントに対策をせずクライマックスへ突入した場合、クライマックスの戦闘でトループが増加する。
8.UGN観鏡市支部②――――UGN観鏡市支部に所属する施設への攻撃を防衛する。
調査スキル → <情報:UGN>
マイナス補正:この戦闘ポイントに対策をせずクライマックスへ突入した場合、クライマックスの戦闘でトループが増加する。
9.FHセル“ネヴァーモア”本部――――FHセル“ネヴァーモア”本部を襲撃する。これを選択した場合、クライマックスへと移行する。
調査スキル: → <情報:FH>
豊前: 4.観鏡市通信網の、観鏡市外部との連絡がとれないってのがキツいな。
八雲: しかもシーンを作る為に<知識:機械操作>で6出さなきゃいけないって……。
冬也: 6.観鏡市繁華街のマイナス補正は、軽減不可の【HP】ダメージ!?
GM: です。なので、頑張ってね?
豊前: うわー……。
GM: そして、深夜フェイズに入る前に調査フェイズがあります。ここで、各箇所の<情報>調査スキルでの判定に成功すると、各箇所で使用する対応スキルが判明します。更に、調査スキルでの達成値が高ければ高いほど、ボーナスがつきます。
豊前: 俺の新エフェクトが役に立ちそうだな。
GM: そうですね。でも……頑張ってね? 侵蝕率的に。
豊前: じゃあ俺は、皆と同じ目線になる為に、大神さんの肩に乗ります。
冬也: こらこら(笑)。
八雲: ……今回の事態、菅野支部長としてはどうしようとお考えで?
GM: 「まず、あっちからの攻勢に対して防衛を行い、適宜FHの兵力を減退させたい。そしてある程度のところで、戦況を膠着状態に持っていくために、“ネヴァーモア”本部に強襲をかけたいと思っている。」ちなみに戦闘ポイント表の9にある場所ですね。
八雲: なるほど。
GM: 「この難局に対して、君達の力を借りたい。」
八雲: (即答)はーい。
GM: 軽いね(笑)。
豊前: 俺は深刻そうな顔で下を見ます。
冬也: エロ親父か(笑)。
GM: なお、表の下のほうが空欄になっていますが、展開によって占拠されている場所が増えることがあります。
一同: はーい。
八雲: よし、じゃあ動きましょう! いってきまーす!! と言って通風孔の中に消えていきます。
GM: ということで、この時点で全員に<情報:観鏡市>を1レベル暫定的に与えます。まあ、行政機関が占拠されているので、プラマイゼロですけどね。
豊前: ――――ちなみに“クロスブレード”。お前は何処が重要だと思っているんだ?
GM: 「まずは繁華街。そして通信網を回復させないことには、支援も呼べないね。」
豊前: ……上出来だ。お前にしてはいいアイディアだと思う。
02◆ 布告 シーンプレイヤー:嬉野冬也
GM: では次に冬也のシーン! 豊前達のオープニングでの話は、菅野から既に受けているものと思ってください。
冬也: はーい。
GM: 時刻は夕方。場所は八重樫の墓の前ですね。
八重樫の墓の前で、冬也は過去の会話を思い出していた。
薄暗い研究室での八重樫の告白――――。
「……その結果、UGNvsFHという状況が一般化してしまい、FHと戦うことが、UGNとしてのオーヴァードの日常となっていますよね?」
「結局、この構図があったから、三枝櫻が犠牲になったと、僕は考えています―――――そんな世界は、間違っていると思いませんか?」
冬也: …………。
GM: そんなことを思い起こしていると、背後で物音が聞こえます。
冬也: ! 振り向きます。
冬也が振り向くと、そこには“レースノウァエ”が立っていた。
以前会ったときと同じように、黒一色で統一された服装で、手には花束を持っている。
冬也に対して軽く会釈をすると、彼女は八重樫の墓前に花を手向け、黙祷をささげる。
やがて黙祷を終えた“レースノウァエ”は、優しい声音で冬也に向かって話しかけた。
GM: 「大体の状況は掴んでいるのかしら?」
冬也: ええ、まあ。
GM: 「結構。――――私の目的は八重樫の遺志を継ぐことです。この観鏡市を掌握し、UGNを駆逐した後、旧観鏡市支部に残された記録と共にUGNを公然の場に引きずり出して、社会的に糾弾します。」
冬也: …………。
GM: 「八重樫の遺志を継ぐ者――と考えた場合、貴方と私達には争う理由がなくなるのではないですか?」
冬也: ――八重樫の意志は、そこだけにあったんでしょうか?
GM: 「確証はありませんが、あの人をあそこまで駆り立てたものは、あの時のUGNとFHの状態に対する憂いです。……私は今の自分の目的が間違っているとは思っていません。」
冬也: …………。
GM: 「正直、あの人の忘れ形見である貴方を手にかけたくはありません。――――単刀直入に言います。こちらに来ませんか?」
冬也: ……まだ、俺は貴方のように自分のやりたいことが見つかっていないので、見つかったらまた、会いに行きます。
GM: 「分かりました。ただ、私達に残された時間はあまり多くはありません。知っての通り、手心を加えるつもりはありませんので、気をつけてくださいね?」と言うと、“レースノウァエ”は立ち去ります。
冬也: ここで、“レースノウァエ”にロイスを結びます。感情は、□誠意/隔意で!
GM: ではシーンを閉じるときに、Eロイス《歪んだ囁き》を使用します!“レースノウァエ”に対するロイスの感情を□信頼/不信感に書き換えてください! あ、今とった感情はどっか他にメモしといてくださいねー。
冬也: おぉう!?
GM: なので、彼女の言うことがそれなりに説得力のあるものとして受け入れられたと思ってください。
冬也: はーい……。
Middle Phase
GM: では、ここから深夜フェイズに入るので、詳しいルールを説明しますね。
・各フェイズ(日中・深夜)では、PCは1人1シーンまで登場可能。
・但し、日中フェイズでGMが作るイベントシーンについては、上記の制限には入らない。
・深夜フェイズ前に行われる調査フェイズでは、一人一回まで調査が可能。
豊前: まず4の通信網を回復させないと、シーンを構築すら出来ない可能性が高くなるから、俺は<情報:ウェブ>でここに対応するスキルを調べちゃうね。
八雲: オッケー。
豊前: 《天性のひらめき》!(ダイスを振る)15!!
GM: それは充分ですね。通信網奪還に対応するスキルは<知識:機械操作>です。
豊前: うっは! 知識、か。……15じゃプラスボーナスはつかない?
GM: いえ、+4のボーナスがつきます。
豊前: おー! まあ、+4ついてりゃいけんだろ。
八雲: じゃあ次は私が! 6.繁華街を<情報:観鏡市>で調べる!(ダイスを振る)6なので、財産ポイント4点使って、10!!
GM: 繁華街奪還の対応スキルは戦闘に関係する<白兵><射撃><RC>ですね。ボーナスはその達成値ではつきません。
八雲: 12からボーナスつくんだろうな。調査の目標値は8とみた!
GM: ……その横読みは必要ないと思うんだが、どうだろう?(一同笑)
冬也: 俺は1.行政機関を調査します。<情報:警察>!(ダイスを振る)2!?
GM: それでは無理ですねー(笑)。
豊前: 《妖精の手》って、調査フェイズでは使える?
GM: 使えるとします!
豊前: じゃ、《妖精の手》!
冬也: すいませんねー。(ダイスを振る)じゃあ15!!
GM: 行政機関の奪還に対応するスキルは<交渉>です! ボーナスは+4つきますね。
冬也: <交渉>かぁ……。
豊前: 深夜フェイズでシーン作る順番って、自由?
GM: はい。
豊前: じゃあ、俺からやっちゃおう! 通信網奪還出来れば、シーン構築の為の<知識:機械操作>判定も要らなくなるし。
● 一日目 深夜
01◆ 通信網奪還 シーンプレイヤー:一ノ瀬豊前
豊前: てことで、観鏡市の通信網にハッキングをかける!
GM: では、シーン構築のための<知識:機械操作>判定をしてください!
豊前: (ダイスを振る)おっけ、16で成功!
GM: ではシーンに登場してください。
豊前: (ダイスを振る)2シーン目で侵蝕率55%か……なかなかだな(笑)。
GM: では、FH側とのハッキング対決になります!<知識:機械操作>で判定してください! 目標値は、内緒です。
豊前: 《天性のひらめき》! ここでやらなきゃ誰がやる!?(ダイスを振る)21! これだけありゃ充分だろ!
目の前の端末を使い、FHのエージェントが維持する通信網の封鎖をハッキングによって解除しにかかる豊前。
コンソールに現れたインジケーターが鬩ぎ合い、やがて「Congraturation!」の文字が現れた。
豊前: よぉし!! ……あとはお前達の出番だ。頑張れよ? と、観鏡市の何処かに居る仲間に向かって呟きます。
02◆ 繁華街制圧 シーンプレイヤー:八雲明星
八雲: じゃあ次は私が行こうかな。
豊前: 冬也と二人で行っちゃえば? 行政機関の<交渉>なんて、冬也には無理だろ。
八雲: 敢えて効率落とす意味ある?
豊前: ……これ、奪還に失敗しても、もう一回チャレンジって出来るの?
GM: 無理ですね。
八雲: なら、効率落とす意味はあるね。
冬也: じゃあ、そっちのシーンに登場しよう。
普段と何ら変わらない繁華街。
だが、各所にFHのエージェントが入り込んでいる。
その為、UGN観鏡支部が有効に作用出来ていないのだ。
八雲: クレーンゲーム専門店に登場(ダイスを振る)!
冬也: 同じく(ダイスを振る)。
八雲: 私、こういう集中力はあるんです……と言いながらクレーンゲームのアームを操作して、間抜けな顔をした牛のぬいぐるみをゲットする。
冬也: おー……すごいね、八雲さん。
八雲: ほら、見て見て嬉野さま! 牛ー!!
冬也: 器用なんだね、八雲さん。――――って、そうじゃなく!!
GM: はい、この辺りにいるFHのエージェントを排除するという判定になります。
八雲: 嬉野さま、ここは私に任せといて! 何故なら<白兵>が11レベルもあるから!
冬也: 勿論任せますよ。俺じゃ達成値出ないもん(笑)。
八雲: (ダイスを振る)17!!
冬也の尾行に気付いたFHのエージェントが路地裏に姿を隠す。
すると、路地裏に置いてある自動販売機の隙間から八雲が現れ、骨のさすまたでそのエージェントを捉えた。
「な、なんだこれは!?」
驚愕の声を上げるエージェントに、八雲の作ったドリルが迫る――――……!
GM: ヒロインってなんだろう(笑)。
八雲: 私は自分がヒロインだって言った覚えはないもん!
GM: まあ、繁華街のマイナス補正はなくなりました。……これが残ってれば、この時点で【HP】ダメージだったのに。
冬也: 奪還に成功して、本当によかった……。
● 二日目 日中
01◆ 通信 シーンプレイヤー:八雲明星
GM: 通信網が回復したことにより、八雲にイベントが発生します!
八雲: 登場します(ダイスを振る)!
GM: 連絡してきたのは、君の兄・昴ですね。『この2、3日観鏡市支部からの報告が上がって来なかったが、どういうことだ?』
八雲: ごめんね(てへぺろ)☆(一同笑)通信網が遮断されていたの。
GM: 『通信網が遮断? どういうことだ?』
八雲: FHの襲撃よ。
GM: 『ふむ……。それについての対応は?』
八雲: ドリル。
GM: 『なるほど。一応組織的抵抗はしているということか。』
冬也: あれで分かったんだ!?(一同笑)
八雲: そんなわけで、今ちょっと忙しいのよー。
GM: 『そうか。』
八雲: 誰か、お兄ちゃんの友達で戦えそうな人居ない?
GM: 『近隣の市・県ですぐに派遣出来る戦闘部隊はない。勿論手配はするが、時間はかかる。――――四日。何とかそれだけの期間耐えてくれ。』
八雲: で、用はそれだけ?
GM: 『いや。前々から頼んでいた支部については何か掴んでいるか?』
八雲: 基本的には、前回のエンディングで伝えたこと以降は何も掴んでないわ。(一同笑)
豊前: メタな話し方だなー……。
GM: 『正直気にしているのは、支部長の菅野の動きなんだが……。』
八雲: なんかあの人、最近性格が変わっちゃったみたいで。
GM: 『まあ仕方が無いだろう。GMがジャックインしてるからな。(一同笑)あれをそのまま泳がせておくのは危険な気がするんだが。』
八雲: んー……まあでも、悪い人じゃないよ。
GM: あ、フォローするんだ。では、昴が明星にお願いをしてきます。『どうにも不安が拭えない。菅野の動きを特に監視してくれないか。』
八雲: (即答)オッケー。
GM: 『何か怪しい動きがあったら報告して欲しい。』
八雲: 怪しい動きって、例えば?
GM: 『誰かと密談したり、とかな。』
八雲: ああ、怪しい奴といえば、オコジョに変身して胸の谷間を覗いてる奴が居るのよ!
GM: 『それはなかなかの傑物だな。』
豊前: たまにオコジョが、胸の谷間に入ったりするからね(笑)。
八雲: だから、実はアレは豊前が感覚を共有してるってことを、今度大神さんに教えてあげようと思うの。
豊前: 大神さん、知ってると思うよ。
GM: 『そのことにより支部が受ける影響については、我々は関知出来ない。』(一同笑)
冬也: 放置か……。
GM: 『ただ、人員を送ることは出来ないが、出来る範囲での手助けはしよう。』ということで、明星は昴へのロイスを結んでいるので、購入値12までのアイテムを1つ、任意で入手することが出来ます。
豊前: おー! すごい!!
八雲: 何かいいものある? 欲しいものとか。
冬也: UGNボディアーマーが丁度12だね。
八雲: そうだね。嬉野さまの防御力上げときたいよね……。じゃあUGNボディアーマーで! あ!! 髙島屋の包装にして、リボンをつけて送ってね?
GM: 『まあ、考慮しよう。』(一同笑)
明星との連絡を切った後、昴はおもむろに、何重にもスクランブルをかけられた秘匿回線を開いた相手に話しかける。
「と、いうことにしておきましたが、よろしかったのですか? 下手すると観鏡市支部は全滅することも考えられますが……。」
モニターの先にいる人物は静かに、そして重圧感を持つ威厳を以て言い放つ。
『君には質問を許可したかね?』
その言葉に、昴は表情を変えずに一礼した上で謝罪する。
そんな昴の姿がモニターから消え、革張りの椅子に腰掛けた老人が声を発した。
「とりあえず君が要求した通りになっているようだが、満足かね?」
話しかけられた人物は鷹揚に頷き、返答をする。
「ええ。問題ありませんね。」
「しかしながら、思い切った行動をとってくれたものだ。」
愉快そうに笑いながら、老人は続ける。
「まさか、儂のところに直談判を行うとは。少しばかり見立てが甘かったか?」
可笑しそうに笑う老人に、相対する人物が超然と言う。
「そうですかね。仮にそうだとしても、原因の一旦は間違いなく貴方ですよ。」
その言葉を聞き、部屋の主――――老人は呵呵大笑した。
◆ ◆ ◆
八雲: 一応今回もSロイスの条件を考えてみたんだけど……今回は無理そうだな(GMに紙を見せる)。
GM: (苦笑して)これは……どうなの?
八雲: ほら、最終回前だからさ。これくらいしとかないと。
GM: まあ、シナリオ的には一番ハードだから、そういう状況に……なる、かも?
冬也: 分かってると思うけど、色恋に関してはすっごいぼんくらだからね? 冬也は(一同笑)。
八雲: そうね。そして八雲も勘違いしてる節があるしね(笑)。
豊前: よし、俺は真面目な顔しておっぱいにタッチ出来る女の子が現れたらSロイスにする!
冬也: マジで!?
02◆ 不安 シーンプレイヤー:嬉野冬也
GM: では次に冬也のシーンです!
冬也: お。じゃあ登場(ダイスを振る)!!
GM: 場所は学校。昼休みの時間ですね。
冬也: 春日部、来てるんだ?
GM: 来てますね。
昼休み。
屋上で一人昼食を取る冬也の背後で、不意にガサガサとビニールの袋がこすれる音がした。
音のする方を見ると、そこにはコンビニのレジ袋を提げた春日部の姿があった。
GM: 「やきそばパン、食う?」
冬也: ああ、うん……ありがとう。でも何で背後に?(笑)
冬也はふと、春日部が左腕を包帯で吊っていることに気付いた。
冬也: お前、それどうしたんだよ……?
GM: 「昨晩、FHとかいう奴の襲撃を、他の人と防衛? っつーのしてたんだよ。」
冬也: 結構積極的にUGNに協力してるんだ。
GM: そのようですね。で、パンを食べつつ言います。「(自嘲気味に)――――ってか、一般の高校生が使う言葉じゃないよな。防衛だの襲撃だのって。」
冬也: 春日部の様子に変わりはない?
GM: ぱっと見は変わりないように見えますが、河合祥子だの神前尊だのと一緒に居たときのような明るさは影を潜めてしまっている感じですね。
八雲: ダブルクロス感が出ちゃったんだね。(一同笑)
GM: あー。すっごい分かりやすい説明だね、それ。
冬也: ……春日部は、誰か傷つけたりしたのか?
GM: 「……んー。一人殺したよ。」
冬也: そっか……。
GM: 「見てくれよ。」と言うと、春日部は目の前に歪んだ空間を作り出します。そして、その中にパンの包装紙を放り込む。「今の俺、こんなことも出来るようになっちまった。」
冬也: あんまり、無闇に力を使うと良くないぞ? それに――――俺も人から聞いたんだけどさ。『人を殺して生きるものは、同時に自分が殺される覚悟を持たなきゃならん。それが、因果応報ってもん』……なんだそうだ。
GM: 「…………。」
冬也: お前にはそんなことが起こらないことを、祈ってるよ。
GM: 「――――だとしても、この力で出来ることも色々あるんだ。俺は祥子の仇をとる…………必ず。」
冬也: 春日部……。
八雲: ちょっと、シーンを明るくするために、登場したいんだけどいい?
GM: いいですよー。
八雲: (ダイスを振る)ではそこで、嬉野さまーーーー! という声が遠くから聞こえて、大荷物を持った明星が走ってくる。
GM: そういえば明星ってさ、見た目はどんな感じ? 春日部の態度を決めようと思うんだけど。
八雲: 篠田麻○子を想定してます。
GM: あー……なるほど。じゃあ「あ! あのねーちゃんだ!」って感じのことを言いますね。
冬也: えと……八雲さん、どうしたの? こんなトコに来て。
八雲: まず私はここでカボチャのケーキを出します。今、ハロウィンとクリスマスの狭間だからね! はい、嬉野さま、食べて! 一口口に含んだときに出来映えを決めます。
冬也: じゃあ、いただきます。
八雲: (ダイスを振る)17!!
冬也: お! すごい美味しい!
GM: 「お、すごいじゃん! これ、お前のアレか?」さて、冬也はどう答える?
冬也: ま、まだ正式には…………。(困ったように)いやぁ……。
八雲: ん? んん?
GM: (八雲に)結構な進歩じゃないの? これ。
八雲: と、いうことは、何かを前提にした答えだよね? 今のって……と、ドキドキしつつ、今回は春日部君にもロイスを取っておこうと思うんだ。あなたが今度UGNの仲間になった春日部くんだね? と先輩風を吹かす。
GM: 「あ、えと。こないだから……何ていうんだっけ? UGNだっけ? っていうのに参加させてもらってる、春日部敏夫といいます。先輩ですか!」
八雲: はい。UGNチルドレンの八雲明星です♪ と言いながらピンク色の名刺入れからチェックの名刺を取り出して、渡す。(一同笑)
GM: 「あ、ちょっと名刺の持ち合わせがなくて……。」
冬也: お前、いくつだよ?(笑)
八雲: そして、おもむろに春日部の眉間に指を当てて、眉間の皺を伸ばし始めます。
GM: 「え? ええっ!?」とドギマギします。
八雲: 私達は、これが日常になっていくんだから、一喜一憂してると体がもたなくなっちゃうよ?
GM: それを言われると、春日部ははっとした表情になりますね。
八雲: 因みに私は今までに30人以上殺してるわ。だからこう答えることにしてるの。『今までに食べたパンの数は覚えてない』って。
GM: いい発言なのかどうかは分かんないけど、確かにね(笑)。
八雲: まあ、暗くなってもしょうがないってことよ! 殺さずに生きていくことが出来れば、本当はいいんだけどね。
冬也: そうだね……。
GM: 「まあ、そうですね。そういうふうに考えられるように努めますよ。」
八雲: じゃあ握手をして、私はこのシーンを退場します。
GM: ではここで、春日部に会ったことにより、情報項目が1つ公開されます。「春日部敏夫について」です! 難易度は6。
八雲: お! じゃあ今調べちゃおう(ダイスを振る)はい、OK!
GM: 八雲は春日部に関して、予めそういう情報を得ていたってことになるんでしょうね。
・オーヴァードに覚醒した背景は不明。恐らく強い感情によって以前より潜伏していたレネゲイドが覚醒したものと推定。
・シンドロームはオルクス/バロール。
・特に空間制御について類稀なる才能を持っているらしく、神出鬼没な空間の出入りをすることが可能。
・オーヴァードに覚醒して間もないことや、エフェクトの力を必要以上に使用していることもあり、コントロールについていち早く修練を積む必要がある。
・尚、戦闘の傷が《リザレクト》で回復しきらないのは、侵蝕率が高い状態にあるため。
冬也: あんまり頑張りすぎるなよ?
八雲: 私はここで、春日部くんに□庇護/不安でロイスを結びます!
GM: お! では春日部にロイスを結ぶことで、一度だけ任意のシーンに登場することが出来るようになります。冬也も結んでるんですが、重複はしないので、効果はシナリオで一回だけということで。
八雲: おー。わかった。
03◆ 追求 シーンプレイヤー:一ノ瀬豊前
豊前: はい!“クロスブレード”と生身で会うシーンを作りたいな。
GM: そうですか……。では、どうぞ!
豊前: (ダイスを振る)ダイスボーナスが来たよ。
深夜の襲撃が終わり夜が明け、皆が支部を出ていく中、豊前は一人、支部長室で仮眠をとっていた。
そこに疲れた表情の菅野がやって来る。
菅野が支部長室の扉を開けると同時に、豊前はぱちりと目を覚ました。
GM: じゃあ、菅野は久しぶりに生身の君をみるわけだね。
豊前: そうですね。(菅野に)――――よう。
GM: 「――――君か。この部屋に居るなんて、どうしたんだい?」
豊前: なぁんか引っかかるんだ……今回のことといい、な。
GM: 「(苦笑いしながら)突拍子も無くそんなこと言われてもなぁ……。」
豊前: 今ひっかかっている原因の一つに、お前の行動も含まれている。――――やたらと効率が良すぎないか? お前。
GM: それは俺に言われても……(笑)。豊前は、菅野に疑念を抱いてるってこと?
豊前: 俺が想定してる菅野の動き方と、ちょっと変わってきてるなというのを感じてるんですよ。ということで、菅野に対して情報収集判定をしたい!
GM: それって、どういう感じで調べたいです?
豊前: 俺の親父と対決したときも、菅野は最効率を目指してたわけじゃなくて、なんとなく成り行きで戦って、成り行きで殺してると思うんですよ。
GM: そうでしょうね。
豊前: で、そういう部分に関してはしょうがないなと思ってるんですよ。ただ、今の状態が素なんだとしたら、親父を殺したことにも何らかの意味があるんじゃないかと。
GM: じゃあそれを客観的に調べます? それとも本人に直接聞きます?
豊前: 俺は、本人を問い正しに此処に来てます。
GM: では、そちらの<交渉>とこちらの【社会】で対決しましょうか。……このタイミングでここに来ますかー。
豊前: これは、豊前が感じてる、菅野に対する小さな違和感を積み重ねた結果、行き着いたんですよ!
GM: 因みに、GM的な菅野の再構築がしてあるんで、若干情報があります。ごめん、Dios(笑)。
豊前: 強化ビジネススーツと、能力値強化【社会】を使用!《天性のひらめき》!!
GM: そこまでしなくても大丈夫だと思うけど……。
豊前: (ダイスを振る)15!!
GM: それは余裕で勝てますね。じゃあ菅野がこう言う。「――――まわりくどい言い方は止めよう。」
豊前: じゃあ単刀直入にこう聞こう。お前に入れ知恵してるのは誰だ?
GM: 「入れ知恵、ねえ……。何か勘違いしているようだけど、おっさんに対して指示をしてる奴ってのは、いないよ?」
豊前: …………。
GM: 「おっさんが自分で考えて自分で行動してるだけなんだけど……何か気に食わないことがあるのかい?」
豊前: 気に食わないこと、か。そうだな……。まず、俺と考えが似すぎている。効率的過ぎる。以前会ったお前はそうではなかった筈だ。どうやって視野が広がっている? 直近で会った人間は誰だ? どこからの意志を継いでいる?
GM: 「…………。」
豊前: (嘆息する)。
GM: 「何を言っても君には伝わらないのかもしれないけども、少なくとも誰かの指示を受けて行動してるってことは、ないよ。」と、この時点では断言します。
八雲: 菅野には菅野の考えがあるってことだね。
GM: そうだね。「ただ、今ここでそれを君にいう必要はないよね?」と言ってくる。ちょっとフラグが足りません。
豊前: ――――まあ、奴と分かり合えないだろうってのは判っているので、ここで菅野に対してロイスをとります! 連帯感/■隔意で!
八雲: ハッタリかましちゃえばいいのに。「自分の手で閂さんに止めを刺すつもりなんでしょ!」とかって。
GM: (にやりと笑って)さー、どうなんですかねー?
豊前: ……俺が一番危惧しているのは内部崩壊だ。お前から瓦解しないことを願ってるよ。
GM: 「まあ、おっさんなりに頑張ってみるよ。」
豊前が立ち去った後の支部長室で、菅野は独りごちる。
「意志、か。……ただ、もう奴は居ない。俺の手で何とかしなくちゃならんよなぁ……。」
04◆ 迷い シーンプレイヤー:嬉野冬也
GM: 他の方は何かやりたいことありますか?
冬也: ちょっと、菅野さんに会いに行きたいです。
GM: お! 菅野、大人気。いいですよ。どういうシチュエーションがいいですか?
冬也: さっきのシーンの直後で。
GM: おお。じゃあ支部長室ですね。
豊前: じゃ、俺がちょっと涙ぐみながら支部長室から出てくる。
冬也: ! …………どうしたんだろう? と思いつつすれ違って、支部長室の扉をノックする。
GM: 「どうぞ。」
冬也: 失礼します。
GM: 「どうしたんだい? 少年。」
冬也: こんなときに聞くのもなんなんですが――――。
GM: 「?」
冬也: 前に聞いたことに対する返答が、今回の指令ということでよろしいんでしょうか?
豊前: !! GM! 俺、この会話立ち聞きしててもいいですか?
GM: ああ、これに関しては特に制限は設けませんよ。ただ、登場はしてくださいね。
豊前: なんだって!? …………わかりました(ダイスを振る)。
GM: で、冬也のその問いに対しては、「――――何のことだっけ?」と、はぐらかしている感じで答えますね。
冬也: UGN支部を再設立しないほうが、八重樫の意志を継いでいるんじゃないかと聞いたときのことです。
GM: 「(頭をかきながら)まあ、間接的にはそうかなあ?」婉曲的な言い方をします。
冬也: はぐらかさないで下さい。俺は頭が悪いから、そういう大人の言い方をされても分かりません。
GM: 「いやあ、大人ってのはずるいもんだよ? ――――まあ、イエスかノーかといえば、イエスだ。」つまり、UGNは必要だと思っているってことですね。
冬也: ……それがたとえ、八重樫の意志に反するのだとしても?
GM: 「質問に質問で返して申し訳ないんだけども、八重樫の意志ってのは本当にこの状況を指していたと思うかい? おっさんはそうは思わないんだよねー。」
冬也: (ふっと笑って)同じようなことを、さっき俺も“レースノウァエ”さんに言いました。
GM: 「“レースノウァエ”……閂にか。」
冬也: ええ。会ったんですよ、八重樫の墓の前で。
GM: 「奴は何て言ってたんだい?」
冬也: 八重樫の遺志を継ぐ、と言っていました。
GM: 「遺志、かぁ……。」
冬也: そして、そういう意味で俺と共闘出来るのではないか、と。――――FHに来ないかと言われました。
GM: 「そうかぁ。――――少年はどうしたいんだい?」
冬也: 正直、決めきれてなくて困ってます。やっぱり自分はUGNチルドレンなので、UGNを潰すとも言い切れないし、一方で、この市からUGN支部が撤退するのも已む無しと思ってるところもあって……。
GM: 「(笑いながら)まあ、おっさんもそんな頭良くないから、気の利いたこと言えないけど――――強いて言うなら、八重樫だったらそんな時、どう言うかってのを考えてみてくれよ。」
豊前: (悶えている)! 俺、すっごい壁を叩きたくなった……! あいつは……っ!
GM: そーかい(笑)(冬也に)「で、少年の言いたいことは、それで全部かい? おっさん忙しいからさー。」
冬也: ――――はい。…………お忙しいところ、すみませんでした。
GM: 「いやいや。おっさんはいつでも歓迎するよー。」
冬也: 扉を開けて、立ち去り際に言います。…………ずるい人ですね。
GM: 「おっさんはずるいよー?」と、最後まではぐらかして言う感じですね。
05◆ 接触 シーンプレイヤー:八雲明星
GM: 八雲は、何かする?
八雲: する! 私は、学校に行った足で、なんとなく校内を探検しているのです。そして生徒会室に入っていきます!
GM: すると、神前と蓮根が居ますね。で、神前が「UGNのキミか。」と言う。
八雲: UGNの私です。と、さっきの名刺を配って回る。なんか、UGN仕様のって、ダサくってー(一同笑)
GM: 「これはご親切に、どうも。」見ると、神前はまだ負傷したままのようですね。
八雲: ああ、可哀想に。私の細胞を植え付けてあげようかしら?
GM: 「(即答)心の底から遠慮させてもらうよ。」(一同笑)蓮根牡丹は変わらず横に付き添っている形ですね。「で? 何か僕に用かい?」
八雲: えっとね、用事は無いんだけどなんとなく……。
GM: 「そう、か……。」
八雲: あ、そういえばお二人はFHだよね? 今回の襲撃事件には関わってるの?
GM: 「(笑いながら)まあ正直、ぶっちゃけて言うとクビみたいなもんかな。」
八雲: “イクリプス”が、ハブにされてるってこと? じゃあさ、ちょっと手を貸して欲しいことがあるんだけど!
GM: 「今受けてる襲撃のことかい?」
八雲: そう。人手が足りなくてさー。施設の奪還を手伝って欲しいの。
GM: 「んー……すぐ了承は出来ないな。考えさせてくれないか?」
八雲: まあ、立場もあるんだろうからね。だから、出来ることでいいの。情報提供とか。
GM: 「――――わかった。一応前向きには考えさせてもらうよ。ああ、そうだ。一ノ瀬豊前に会うならこれを渡してくれないか?」
八雲: これは?
GM: 前回のエンディングで渡すと言っていた、神前が研究所で手に入れた“オーバーライド”の情報が書かれている書類ですね。
八雲: わかった。これは渡しておくわ。
GM: 「ま、前向きには考えるけど、期待しないでくれ。」
八雲: うん。じゃあ、またね。と言ってシーンから退場します。
● 二日目 深夜
GM: では、深夜二回目の調査フェイズですね。
八雲: 私、8.UGN支部②を調べるね?(ダイスを振る)5……。
GM: 5は無理ですねー。
八雲: うん、だよね。
冬也: じゃあ俺は、7.UGN支部①を調べようかな。<コネ:要人への貸し>を使います!(ダイスを振る)8なので、財産ポイントを7点使って15!!
GM: ではまず対応スキルですが、<知覚>です。ボーナスは+4!
冬也: <知覚>ぅ……? 誰かいける?
豊前: 俺そこ、いけるよ。さて、じゃあ俺は5.港湾部を調べる! <情報:観鏡市>で!(ダイスを振る)9か。じゃ財産ポイント6点使って15!
GM: はい、分かります。ここも戦闘系技能ですね。ボーナスは+4です。
八雲: 私はここだな。あ、ここで豊前に、神前からの書類を渡しておきまーす。
豊前: おー、ありがと!
冬也: 港湾部って、八雲さん一人でいけるよね……。俺、他のところに行こうかなぁ?
八雲: UGNボディアーマーを渡すというのもあるから、一緒に来てくれてもいいのよ? 失敗したら再挑戦出来ないわけだし。
冬也: あ、そうだったね。じゃあまた八雲さんと一緒に行こう。
01◆ 行政機関掌握妨害 シーンプレイヤー:一ノ瀬豊前
豊前: まずは俺が<交渉>に行くぜ!
GM: では登場してください。
豊前: (ダイスを振る)今の侵蝕率は78%……。
GM: おかしいなー。俺の計算だともう少し低いはずなんだけどなー……。
観鏡市の市議会議場前に黒塗りの高級車が止まる。
その後部座席から、白ランをばっちり決めた豊前が降り立った。
GM: 相手は観鏡市議会議長ですね。「こんな夜分に何の用かね?」
豊前: 言わなくても分かっているだろう。今やっているその裏取引、止めてもらおうか。
GM: 「裏取引? わしには何のことか分からないな。」
豊前: 俺が裏とってないとでも思ってんのか?
GM: では、<交渉>で判定してください!
豊前: 強化ビジネススーツと、能力値強化【社会】を使う!(ダイスを振る)あー、16か……。
GM: では議長が疲れたような声で言います。「(嘆息して)で? 何を望んでいるのかね?」
豊前: なぁに、この先、向こうに応じなきゃ何してもいいさ。今までどおりのスタンスを貫いていこう。
GM: 「わかった。……いい加減、わしとしてもこりごりだったんでな。」
豊前: ま、そうだよな。(悪い笑顔で)これだけのものが流出したらどうなるか、アンタには分かってるはずだ。
GM: な、何が……?(笑)
02◆ 港湾部封鎖阻止 シーンプレイヤー:八雲明星
八雲: じゃ、行きましょうか! 嬉野さま(ダイスを振る)。
冬也: ん。おっけー(ダイスを振る)。
GM: この二人は、予想通りの侵蝕率なんだよなー。
八雲: こういうのには慣れっこなんだよ。
冬也: まあ、戦闘には慣れてるからね。
八雲: では港にある、船を止めておくためのT字のやつに、片足を乗っけています。港に来るとこれやりたくなるのよねー……。あ、嬉野さま! こっちこっち!!
冬也: お待たせ。
八雲: はい、嬉野さま。これ! と髙島屋の包みを取り出す。
冬也: ど、どうしたの? 急に。
八雲: プレゼントです♪
冬也: 開けてもいいモノ?
八雲: うん♪
GM: 包みを開けると、新品のUGNボディアーマーが。
冬也: おお……すごい。
八雲: 使い捨てですけどね。
冬也: わざわざ俺の為に? ありがとう。
八雲: だって私には欲しいものなんて何も無いけど、嬉野さまはこれがあったらいいかなって思って。……ほら、危ないお仕事だし。
冬也: でも、俺一人じゃどうしようもないからね。八雲さんの力もないと。
八雲: えへへへ♪ なんかフラグに一歩一歩近づいていくのを感じた。――――じゃ、今日も頑張ってちゃっちゃとやっちゃいましょう!
GM: では、そんな逢瀬にイラっとしたFHエージェントが襲い掛かってきます(笑)。
八雲: ちゃちゃっとやっちゃいます! 肋骨ヘビーローテーション!!(ダイスを振る)25っっ!!
GM: では、襲い掛かってくるエージェントが一人、また一人と倒されていく。
冬也: ……これ、俺要らないよなー(笑)。
GM: では最後に。深夜フェイズか終わるところで、戦果報告をしているところだと思ってください。
豊前: おお。
GM: 春日部なんですが、命に別状はないものの、戦闘で大きく怪我をしていますね。
冬也: …………。




