会社員男性(56)の背中を訪問することができとてもうれしい
「あなた達は地球の秘密に興味があるのですか?」
男は言った!
これではまるで、勇者がゴシップ記者みたい!
人の不幸が大好きで、情報操作、誘導!
そんな奴らと一緒にされてはたまらない!
マスコミはお金をもらえば、適当な情報も流すぜ!
もし、怒られたらこっそり謝ればいい!
いい身分!
嘘です、ごめんなさい!
叩かないでください!
マスコミに噛み付いたらかっこいいと思っただけです!
本心じゃないんです!
昔から、マスコミという仕事に憧れていました!
ジャーナリズムっていいですね!
すごく好きです!
毎日、朝ごはんの時に飲んでます!
「俺は興味がないが、王様の依頼だからな」
王様の依頼?
だったような気がする!
そうだ!
間違いない!
確認はしない!
みんなも確認はするな!
王様の依頼だから仕方なく調べている!
勇者は自分より格下の地球なんかには興味がない!
勇者より上の存在などない!
常に勇者が一番であり、その下に世界は動いている!
これは本当だから許して!
もうしわけない!
「地球に秘密なんてあるのかしら?」
「地球の中心には何があると思います?」
地球の中心!
目で確認した人はいない!
たぶん、何か詰まっている!
臓器!
「地球の中心。学校でならったな・・・えっと。中年の夫婦が、地球を中心で支えているんだっけ?」
テラはこうやって教わった!
中年夫婦が支える前は、地球はどうだったのか?
こんな疑問も、もたないテラ!
中年夫婦は本当に中年なのか?
中年っていくつからなのか?
本当に夫婦なのか?
夫婦は人間なのか?
夫婦ではなく、赤みそと白みそじゃないのか?
本当に夫婦なのか?
「おい!その夫婦は硫黄の匂いはするのか?」
勇者は俄然、中年夫婦に興味がわいた!
「どうだったかな?確か、この中年夫婦は音楽・舞踏・学術・文芸・ヒョウ柄の郷土料理・舌と歯ぐきの間・食肉など約8トン・逆立ちした状態の漫才コンビなどを司ると言われていたな。硫黄の匂いはどうだったかな?」
肝心なことは覚えていない!
硫黄の匂いがするかしないかで、話はずいぶんと変わってくる!
「それで、あなたは知っているの?地球の秘密」
「知らない」
男は知らなかった!
知らないくせに偉そうにしていた!
手足をバタバタさせて元気いっぱいにしていた!
「殺す!」
勇者は右上手を引いたところを首投げ!
得意のパターンが炸裂!
これを受けると安どの表情を浮かべ呼吸困難に陥る!
その後、下痢やおう吐などの症状!
強すぎてごめんなさい!
謝罪!