心をリフォーム
「まずは家の周りから見る!」
もう一度見る、用心深さ!
これが重要!
一度でわからないことも、二度見るとわかることがある!
諦めるな!
弱さを乗り越えろ!
弱さの先には、絶望が待っているぞ!
案外、手がかりって奴は身近にあるもんだぜ!
でも面倒だから、よく見る必要はないな!
むしろ無駄!
諦めが肝心!
そして、無関心になれ!
「よくわからない」
なんでここに家があるのかもわからない!
ここに人が住んでいるの?
そもそもこれは家なの?
わからない?
なんでここにいるのかもわからない?
哲学!
すべての物に疑問を持つ!
「これは、業者に頼んだほうがいいよ」
テラは諦めた!
なんだか面倒になった!
飽きたら、投げ出す!
そうやって生きてきた!
それがポリシー!
「やるだけやってみようぜ!どのみち壊す家だし」
取り壊しが決まった!
「家はいいから、本をなんとかしてよ」
少年は家よりも本を優先した!
しかし、本と家を計りにかければ家の方が重要だ!
本よりも家の方が質量も多いし!
質量が多いものほど重要!
「俺が家に入ってみる」
テラは玄関を開け、家に入っていった!
そして、顔を出した!
「この家は俺がもらった!くひひひひ」
家はテラに占拠された!
あいつは最初からこうするつもりだったんだ!
そう言えば、家がほしいと言っていた!
それがこんな形で達成されるとは!
夢がかなってよかったね!
「なんか家がとられたんだけど」
「しょうがない!あの家は諦めなさい」
勇者は仏のように慈悲深い!
とられた物はしかたない!
言った言わないの水掛け論は不毛と言うもの!
大人の対応が求められる!
「なんで!?あいつをなんとかしてよ」
本をなんとかしろと言ったり、テラをなんとかしろと言ったりされても困る!
「くひひひ!念願のマイホームだ!汚くて臭くて、犬小屋みたいだけどマイホームはいいな」
何かを努力したので、念願のマイホームが手に入った!
欲を言えば綺麗で、いい匂いのマイホームがよかった!