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霊感がジョロジョロでる

「とにかく君の、家まで行こう」

コンセは少年に優しく言いながら、財布を盗んだ!

コンセは盗賊だから、ついやってしまう!

悪気はない!

悪気がないのに悪いことをする!

悪質!

これはもうね、習慣!

オートマティックになる!

技術が体に染み付いているのだ!

気持ちより先に、体が反応する!

でも、みんなは絶対にしてはダメだ!

捕まる!

拷問!

反省しない!

何度も捕まる!

むしろ捕まりたい!

捕まってただ飯を食いたい!

こうなってしまう!

お前ら程度の考えなどお見通し!

いつのまにか、少年の家までやってきた!

少年の家は燃えやすそうな材質が多いね!

これは火を扱う側としては、非常にいい物件!

「ほう、まがまがしいパワーが立ち上っている」

勇者はわかる!

わかってしまう!

宇宙の成り立ち、時間と空間の関係までもがわかる!

霊感で感じてしまうのだ!

心霊写真の霊の顔が映っているところも、誰よりも早く気がつく!

寒気がする!

アイスを食べたけど!

耳鳴りもあるわ!

耳掻きしすぎた感もあるね!

これは絶対にいますよ!

こんな昼間の時間にですよ!?

ありえないんだ!

見て、この鳥肌!

そして筋肉!

すごい、パワーだろ!

ああ、やばいわ!

おしっこでそう!

いる!

チラッと見えたけど、すごい!

群れでいる!

この家の中は、悪魔が群れで闊歩する無法地帯だわ!

怖い!

恐怖で足がガタガタ震えてきたわ!

おしっこしたい!

「わかるの?」

「それは、どういう意味で言っているんですか」

勇者は少年の髪をひっぱって言った!

まるでインチキみたいに言われるのは許せないですよ!

こんなに感じているのに!

マジで、やばいから!


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