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火を使うんだ

「悪魔を退治しようぜ」

勇者は困っている人をほってはおけない!

優しさの塊!

勇者って辛いのよね!

少しでも悪いうわさが出ると、やりにくくなるから!

「悪魔のことよく知らないけど、大丈夫か?」

テラの言い分もわかる!

未知なものは恐ろしい!

恐怖とは、わからないという部分が作り出す幻!

「悪魔だって火には弱いはずだ!」

火に弱くないものはない!

みんなも火をつかえ!

すべて焼き尽くせばよい!

この世を地獄の業火で埋め尽くせ!

「本は燃やさないでよ」

本は大事なので燃やしてほしくない!

悪魔は追い払ってほしい!

わがまま三昧か!

そうなると誰を燃やせばいいんだ!

悪魔よりも、何かを燃やしたい!

火を見て、ドキドキしたい!

「火がダメなら、水は?」

水でびちょびちょにする!

不快にさせてやるぜ!

水攻め!

「本を濡らさないでよ」

火も水もダメなら、なんなだったらいいんだ!

お客様気分か!

注文ばっかりしやがって!

この子供は将来、クレーマーに就職だな!

「どうしていいかわからない」

勇者は困った!

「昔、心霊特集で呪文唱えたら霊がいなくなったような」

テラは心霊特集が好き!

科学で説明できないことには夢がある!

「呪文?俺の歌で大丈夫かな?歌には自信があるから」

自信があれば、大丈夫!

オーディションにも受かる!

勇者の歌は悪魔を吹き飛ばす!

そんな付加価値があるはず!

「それならいいわね」

コンセも安心!


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