悪魔の本
三人は町の中をブラブラしながら、地球の秘密を知っている人を探す!
あてもなく町を歩けば、いろんなアクシデントに出会う!
こんな時でも、町を楽しむことは忘れない!
人生楽しんだ者の勝ちだぜ!
一度きりだからおもいっきりやろうぜ!
だからと言って、社会のルールは守れよ!
お前らはバカだから、言っておくぞ!
社会に適応してこその自由!
自分だけが楽しめばいいって考えはよくないぜ!
同じ星に住む同士、仲良く生きていこうぜ!
嘘だ!
ここまでの言葉はすべて、虚偽の情報だ!
人生は戦いだ!
気に入らなければ容赦なく倒せ!
奪い合え!
憎しみから生まれる物は愉快な気持ち!
人を見下して生きることの素晴らしさは言葉では語れない!
見下されるな!
見下せ!
自分以外は他人だ!
他人は自分の為に使うことだけを考えろ!
「やっぱり都会はいいね」
都会は活気に満ちている!
欲望も渦巻いている!
コンセはキョロキョロしながら歩いていると、少年がさびしそうにうつむいていた!
さびしい時はどんな時だ?
金をなくした時だ!
他にはない!
悲しみは、空の財布からやってくる!
「どうしたの?」
コンセは少年の髪をひっぱって顔を持ち上げて言った!
うつむいていると気持ちまでめいる!
顔を上げんかい!
そして下げろ!
勝手にこっちを見るな!
肖像権のアレで裁判だ!
「実は僕の大事な本に悪魔がとり憑ついてしまったんだ」
悪魔だって!
ないない!
アレだろ、妄想!
「悪魔?」
勇者はびっくりした!
悪魔にはまだ一度もあったことないからだ!
同級生にもいなかった!
「悪魔かよ・・・って誰なの?」
テラも知らなかった!
「魔物よ!」
魔物だった!
コンセは漫画で知識を得ていたので知っていた!
「魔物?ハンバーガーと悪魔の違いは?」
勇者は悪魔とハンバーガーの違いがわからない!
見た目は似ているが、ハンバーガーはパンで悪魔はパンではない!
衝撃の事実!
「おいおい、ハンバーガーと間違えて悪魔を食べちゃうかもしれないぜ!」
テラは真っ青になり、黄色くなり、シルバーになった!
色が変わることにより恐怖の度合いを示しています!
高度な表現を、ここにきて手に入れた!