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ハンバーガーと異臭騒ぎ

お寿司屋さんにいたお客さんが、三人に声をかけてきた!

勇者はすごいオーラーが出ているので、よく声をかけられる!

そんな時は返事もせずに、斬る!

返事するのが面倒!

カロリーを消費することが許せない!

「ぐわぁぁぁ」

やっつけた!

お客の振りをしていたが、悪の僕だろう!

お寿司屋で見知らぬ人に声をかけるような、礼儀を知らない奴は大体悪魔だ!

「レイス!今、お客の服を調べたらこんな物が出てきたぞ」

テラはハンバーガーを持っていた!

寿司屋に来ているのに、ハンバーガーを持っていた!

事件の臭いがする!

異臭騒ぎだ!

パニックだ!

おかっぴきを呼べ!

お箸を持つのが北で、お茶碗は玉座の裏の階段に置く!

うろたえるな!

「お寿司を食べているのに、ハンバーガーとは穏やかじゃないわね」

バイオレンスであり日常生活とはかけ離れ、シュールレアリズムの世界に飛び込んだ世界!

コンセはハンバーガーをじっと見た!

そしてカッとなってお寿司屋さんに、武力弾圧を強める!

「お寿司屋でハンバーガーを頼むわけもないし!頼んだとしたら、底なしのバカだ!宇宙の藻屑と消えたほうがいい!」

勇者は馬鹿げた行為は許さない!

お寿司屋さんの営業を妨害する、悪質な行為には断固抗議をする!

常識を持って生活をおくってほしい!

「では、この人はハンバーガー職人?試作品のハンバーガーを血の涙を流しながら徹夜で作った!誰かに見せたい!このハンバーガーのできは長編映画でも適わない感動巨編!でも、ハンバーガーの壁を越えたこのハンバーガーをはたして、ハンバーガー屋が判断できるのであろうか?ハンバーガーの枠に囚われて、曇った目で味を純粋に判断できるのか?それなら別の調理人に食べてもらおう!それなら、味で判断してくれるはずだ!たこ焼きさんに持っていってみよう!ハンバーガーとたこ焼きは似ているから、色とか!でも、たこ焼きさんはたこの味しかわからないから、肉の味はわからない!不評で、すねたところにこの寿司屋!寿司屋なら味がわかるはずだ!しかし、お寿司屋に入ったらあたし達がハンバーガーと叫んでいた!そこで、あたし達にハンバーガーを試食してもらおうと声をかけたんじゃない?」

コンセの推理!

コンセは推理小説を最初の二行読んだだけで犯人がわかってしまうほどの推理力!

日々推理しかしていない!

推理の合間に息をする!

吸って推理、吸って推理!

あまり吐かない!

バランス調整が悪い!

「そうだったのか・・・」

ハンバーガーはテラが握りしめて汚くなっていた!

テラの手は五週連続でランキング一位を取るくらい汚い!

年間でもいいところにいく!

でもトップはとれない、そこがテラのくそ虫のくそ虫たるところ!

「テラ、食べてみろよ!」

「そうだな」

テラは食べた!

「どう?」

「少し考えさせてくれ・・・二年くらい」

二年後に答えは出る!


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