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歌はすばらしい

「お前は何者だ!」

テラが先生に右フックから踏み込んで、一気にダブルレッグでテイクダウンを奪う!

おみごと!

「私?私は石丸理恵っていうよ」

先生の名前は石丸理恵!

ここまで漢字の名前の登場人物がいなかったのに、突如あらわれた!

世界観なんて最初からないので、別に問題ない!

一番の問題は文章が読みにくいことだからね!

いや違う!

読み手の問題だ!

読み手の能力が、この文章力についてこない!

高度すぎてゴメンネ、ふへへへへへへ!

「石丸さんね!!」

テラは石丸の立ち上がりざまにフックを連打する!

ただでは立ち上がらせない!

「うん。てか、理恵でいいよ」

石丸先生はフランク!

そこでテラの鞭がうなりをあげ、コンセを襲う!

テラは鞭を持っていたのを今まで、忘れていた!

読み直して思い出した!

忘れていた人は読み直せ!

「なんで!?」

コンセはいきなり叩かれたので、驚いた!

いきなり叩かれた時は、驚いてもいい!

むしろ驚かないほうに、驚く!

「顔か気に入らない」

テラはコンセの顔が気に入らない!

かわいいのが余計に鼻につく!

自分がどう見られているか考えながら行動している!

かわいいことを理解して、ワザとかわいくない態度をとる!

「ああ、それはわかる」

勇者も納得!

感情が共有された!

人と人は悪口で分かり合う!

「なんでそんな顔してるの?わざと?意図的にやってるならかなり悪質だよね」

石丸はコンセの顔に唾を2リットル吐きかける!

なぜか石丸も入ってきた!

虐めはこうやって広がってくる!

虐めなければ、虐められる!

嘘!

虐める気が起きないほど、はみ出れば大丈夫!

だから勇者は虐められない!

派手にはみ出ろ!

「ぐわぁぁぁぁ」

コンセは汚くなった!

かわいい顔を汚す!

「石丸さんは楽しい歌で人の心を操ろうとしてたの?」

勇者は石丸に剣を何度も突き刺しながら聞く!

剣が勝手にやっているので、勇者の意思とは関係ない!

止められない!

「ただ、歌の練習していただけです」

歌の練習だった!

石丸は歌の先生!

学校で声楽を学び、今や歌の先生となり、弟子を育てている!

そして高い月謝はふんだくり、歌がうまくならないのは練習が足りないからと言ってさらに特別料金を取って歌を教える!

膨れ上がった会員を集め、町を作りそこの主となった!

今では各産業に自分の歌の弟子を送り込み国を操ろうとしている!

うまく行った時は歌のおかげ、うまくいかない時は歌の練習が足りない!

「何!?ただ練習してただけ・・・レイス。これはただの歌の練習らしいぞ」

テラの鞭がコンセの首を締め付ける!

鞭が勝手にコンセを懲らしめる!

今までの罰の清算を勝手に行う!

権限などないが、罰は受けてもらう!

鞭の意思!

鞭の意思を尊重しなければいけない!

「どうやら。俺の勘違いだったようだな。しかし、用心するにこしたことはないからな。俺は勇者だから、いつモンスターに襲われるかわかんないから」

勇者と言うだけで、モンスターは狙ってくる!

奴らにとって勇者は倒さなければいけない敵なのだ!

それが生まれ、死ぬまでの目標!

もちろん生きている中で、勇者に会うことのないモンスターもいるがそれはそれでいい!

むしろその方がモンスターにとっては幸運!

なにしろ勇者と戦うと言う作業は命がけだから!

別に勇者に恨みがあるわけでもないのだし、できることなら勇者に会わずに死にたいと考えるモンスターの方が大半なのだ!

そして勇者に油断という文字はない!

だから勇者なのだ!

「わかってもらえましたか?」

「先生。この辺にお宝はないの?」

コンセは盗賊なのでお宝に目がないのだ!

「宝、あるよ」

なんと宝があるらしい!


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