闇は、心の中にある
二人はオルファンに向けて歩いていた!
すると、道にドアが転がっていた!
ドアがあったら開けなければならない!
これは古の時代より伝わる、約束!
二人がドアをくぐると、そこは・・・どこでしょうか?
花が言ったよ!
「ようこそ夢の町グレーンムランドに。ぐふふ」
ここは、さては夢の町グレーンムランドじゃないだろうか?
花が言うなら本当!
花は嘘つかない!
花の信用度はすごい!
銀行も信頼して多額の融資をする!
グレーンムランド?
聞いたことのない名前!
二人は変な世界に迷い込んでしまった!
だが、そんなことはよくある!
日常茶飯事!
「どういうことなんだ?なんだかよくわからないが、これはかなりやばい雰囲気だぜ!どうすればいいと思うテラ?」
異様な雰囲気を感じとる勇者!
なぜなら、危機感知能力が桁違いだから!
「ちょっと、横になる」
テラはそう言うと、ごろんと寝転がった!
この状況で横になるっっっっ!!!
怠け者の真価を発揮した!
考える行為を一切しない!
カロリーを少しも消費しない!
「あっそう。何か、欲しいものある?」
差し入れをしてあげる勇者!
怠け者を後方支援!
「コーラとアイスとキャベツ、あと・・・キクラゲ」
まったく統一感のないものを要求するところが怠け者!
思いついたものを羅列しただけ!
「待ってて」
勇者はすぐに、偶然転がっていた冷蔵庫を開けた!
冷蔵庫はいろいろ入っているから、見つけたらとりあえず開けろ!
開けっ放しにしてはダメだぞ!
必ず閉めろ!
コーラもアイスもなかった!
代わりに木にぶら下がったナマケモノと、サニーレタスは見つけた!
賞味期限は切れていない!
木にぶら下がったナマケモノとサニーレタスをテラに渡す!
バカなのでコーラとアイスだと思ってる!
「ありがとう!!!俺はコイツガすごく好物でね!!!いっただぁきまぁす」
テラは2・3口舐めたが、すぐに勇者に返した!
「こんなの食べられないよ。化学調味料で舌がビリビリとしびれるもの」
こんな時でも味には絶対にテラは妥協しない!!!!
味のわかる奴!
まずいものはまずいと言う!
そうしないと、料理人が調子にのるから!
「ところで、ここから出る方法はわかったのかい?」
「うん・・・わかんない」
わからなかった!
なぜなら、考えていないから!
「なんと!賢者テラでもわからないのか!?ちくしょう!これじゃどうにもならないじゃないか!」
絶望!
もうダメだ!
死ぬしかない!
「でも二人の友情ドッキング技ならもしかして・・・」
そう言って、またテラは横になった!
突如生まれた、友情技!
新設定が湧いて出た!
困ると大体こんな感じで打開していく!
「友情ドッキング技だって?なんだそれは?早く教えてくれ!!!じゃないと口に手をつっこんで強引に吐かせる!!!」
勇者はテラの口に手をつっこんで強引に吐かせるっっっ!
汚い物がテラの口から出た!
これは悪霊なので出てもいいもの!
するとテラのストマックから「ピン・ポーーン」呼び鈴が鳴った!!
うまくいった!
みんなも友達にやってみようぜ!
絶対に怒られるから!
「いいか、レイスよく聞け!!友情ドッキング技と言うのはすさまじい破壊力のワザ!しかしあまりの破壊力に私たち二人もすごいダメージを受けてしまう!もしかしたら死んじゃうかもしんない」
テラは夢の町グレーンムランドを、友情ドッキング技で破壊してしまおうと言うのだ!
こんなことが許されるのかぁ?
でもその必要なかった!
「あ!わかった!これはすべて幻でその幻を見せているのはそこにある花なんだ!」
真の敵を見抜いた!
勇者の感受性は敏感!
「げぇぇぇぇ!!!なんだって!すごい衝撃的事実!本当なのかいテラ?頼りにナァルー」
そこでレイスは剣で花をぶっさす!
獄炎スペース破壊突き炸裂!!
花爆発!
すかさずテラも超冷凍永久消滅ソニック!!!
それが友情ドッキングしてスーパースクリームジェットフラッシュになった!
すごいパワー!!!!
空間を切り裂いてすごいパワー!
力がパワー!
一+一が二になりその後、7になりパワーとなった!
変な世界は均衡を保てずに崩壊した!
二人は元の世界に返ってきたのだ!
意外と簡単に戻れた!
でも二人はダメージを負った!
「ぐわぁぁぁ痛いね」
勇者は首を寝違えた!
「うん、痛い」
テラは全身の骨が飛び出た!
でも、二人はいつも鍛えているから大丈夫だった!
これが普通の人だったらマジで即死だった!