米高騰は小泉進次郎総理大臣誕生のための作戦だった 小泉農水大臣がJA解体し150兆円を外資に献上する
◇ 米高騰は小泉進次郎総理大臣誕生のための作戦だった
坂崎文明
2025年5月24日 07:27
小泉進次郎農水大臣が米を2000円代に下げる→救世主だ→郵政民営化的な既得権益をぶっこ壊せでJA解体→正義の味方的に農林中金JA共済150兆円外資献上→またワンパターンの嘘に騙され→小泉進次郎総理誕生→台湾有事で戦争突入災害他で→日本人6000万人の未来→中国人大量移民シナリオ?
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坂崎文明
2025年5月24日 08:03
CSIS(戦略国際問題研究所)はイエズス会(日本人人身売買で暴利他のカトリックの現世利益団体)の現代版で信長の時代から日本を植民地にする計画を立てていたが秀吉、家康に阻止される→金山奉行大久保長安事件は伊達政宗キリスト教徒幕府転覆説(六男松平忠輝と婚姻の洗礼済の伊達いろは姫)あり
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坂崎文明
2025年5月24日 08:20
ジャパンハンドラーCSIS(戦略国際問題研究所)はイエズス会神父が設立した。大久保長安事件は歴史小説「捨て童子・松平忠輝 」隆慶一郎や「講談 大久保長安」半村良がある。いずれも家康の六男忠輝とキリスト教徒の伊達いろは姫の婚姻により忠輝をキリスト教徒の王とする幕府転覆未遂説有
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おそらく、それを服部半蔵などの隠密部隊による内偵で、事前に潰した事件が大久保長安事件であり、資金源である金山奉行の大久保長安の親族や幕府の関係者を皆殺しにした異様な事件だと思われる。
背後にはスペイン、ポルトガルの国王などと組んだ伊達政宗がいた。
「捨て童子・松平忠輝 」隆慶一郎も「講談 大久保長安」半村良も筋書きは同じような話であり、歴史をみれば、そういう推理が成り立ってしまう。
坂崎文明
2025年5月24日 13:46
島原の乱は農民一揆ではなくイエズス会の日本征服反乱だった。高橋裕史 『 イエズス会の世界戦略 』という本では、スペインが完全にキリシタン大名の小西行長などを通じて島原に軍港を造り日本征服しようとしていた事が分かる。三万人の兵に鉄砲(ポルトガル製のマスケット火縄銃所持)の訓練をしていた
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坂崎文明
2025年5月24日 14:04
ポルトガル製のマスケット銃は初期の火縄銃で命中精度は良く無くて連射もできない。種子島でザビエルから入手した鉄砲は分解されて堺等の刀鍛冶によって改良された。三万名の火縄銃兵の訓練はキリシタン大名と呼応し来たるべく倒幕反乱に使用されるはずだったが、それが島原一揆勢三万七千名に化けた?
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坂崎文明
2025年5月24日 14:14
イエズス会の日本征服計画は信長の時代から始まり秀吉の時代にキリシタン大名(スペインが銃弾薬を提供し日本人奴隷を売買)を九州中心に大量に作りそこを拠点として日本征服しその後にシナ中国に進出する計画だった。秀吉はキリスト教禁教と日本人奴隷売買禁止(ローマ教皇庁許可済)して日本を守った
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坂崎文明
2025年5月24日 14:34
種子島の火縄銃は日本の刀鍛冶によって改良され、欧州製火縄銃(安鉄砲安値)→日本製ハイブリット火縄銃(国産大量生産)に進化した。信長は連射できない欠点を三段打ち戦術で補いイエズス会の日本征服に暗雲が。そこで信長と敵対する寺社や大名や天皇家と共謀し、本能寺の変で信長暗殺に成功する
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坂崎文明
2025年5月24日 14:52
種子島で入手した海外火縄銃二丁(約二億円で購入)のうち一丁が堺の刀鍛冶等に改良され国産大量生産され信長によって日本は当時、世界最強の軍事大国に→秀吉はキリスト教禁教と日本人奴隷売買禁止→家康は鎖国して幕藩体制を強固にしイエズス会の倒幕反乱の島原の乱等(由井正雪の乱も?)を鎮圧した
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坂崎文明
2025年5月25日 08:00
小泉進次郎農水大臣の背後にはジャパンハンドラーCSIS(戦略国際問題研究所)がいて小泉進次郎総理大臣誕生を画策。CSISは信長、秀吉、家康の時代から日本を植民地化する内乱を引き起こしたローマカトリックのイエズス会(日本人奴隷売買)が前身。小泉純一郎総理大臣など歴代総理を作り出す。
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坂崎文明
2025年5月27日 08:00
ローマカトリックの第二番目の宗派であるイエズス会(現代ディープステートの実働部隊)ですが、リーダーが騎士だったので「神の軍隊」と呼ばれ、軍隊的な行動様式を持つ。要人暗殺、戦争、政府転覆などあらゆる「陰謀」の犯人。布教のためにスペイン、ポルトガルの世界征服などの利害に関わったため
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>批判
イエズス会は近代において、プロテスタント側のみならずカトリック側の人間からも、さまざまな陰謀の首謀者と目されることが多かった。「イエズス会員」を表す言葉(たとえば英語のJesuit)が、しばしば「陰謀好きな人、ずる賢い人」という意味でも用いられるのは、その名残である。イエズス会は「より大いなる善」のためなら、どんなことでもするというイメージをもたれており、そのため教皇や各国元首暗殺、戦争、政府の転覆など、あらゆる「陰謀」の犯人とされた[26]。さらにイエズス会の組織の強力さとその影響力の大きさのゆえに、教皇とバチカン市国を陰から操っているのは、実はイエズス会総長であるという噂が、まことしやかに吹聴されてきた[27]。
フィクションの中でも、陰謀の枢軸としてのイエズス会がしばしば強調される。デュマの『ダルタニャン物語』では、イエズス会の管区長となるためには、世界を揺るがすほどの秘密を持っていなければならないとされ、フランス王ルイ14世に瓜二つの双子の弟がいるという重大な秘密を握っていた三銃士のひとりアラミスが管区長となる。
管区長アラミスは、その秘密を用いてフランス王を双子の弟と取り換え、自らの傀儡にしようとするのである。イエズス会が陰謀の首謀者とされている代表例の一つと言える。
現代においても、イエズス会員について「過度に進歩的であり、特定の話題において教会の公式な教説に反することを説くことがある」と批判されることがある。たとえば、人工妊娠中絶手術、司祭の独身性、同性愛、奴隷貿易及び、解放の神学などの話題が、それにあたる。
イエズス会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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坂崎文明
2025年5月24日 07:36
金子吉友(反DS 歴史研究者)
@ykaneko_x
過去に遡り小泉進次郎を取り囲んでいるジャパンハンドラーを整理するとこのような相関図になります。父親・小泉純一郎が竹中平蔵と郵政民営化を主導し日本の国富を外資に売り渡したように、今度は息子の進次郎が農協を解体し、150兆円の農協マネーを外資に売り渡すという筋書きができあがりましたね。
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坂崎文明
2025年5月24日 08:07
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大久保長安事件~伝説と野望の真相!?
2023.05.12
大久保長安は元の名を大蔵十兵衛といい武田信玄に仕えていた猿楽師で、武田家滅亡後に家康に仕えた後は直轄領の代官や各地の鉱山開発を任されて徳川家に莫大な富をもたらしましたが、死去後不正蓄財の咎により一族死罪を命じられ膨大な私財を没収されたことで知られています。
長安の生涯や事件に関しては昔から様々な逸話が語られていますので、伝説の類も含めて紹介したいと思います。
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坂崎文明
2025年5月24日 08:08
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講談 大久保長安(上)
出版年 1998年4月
出版社 光文社
形式 文庫
コメント
もと能役者で、異国人の血を引く大久保長安は、鉱山採掘の技術によって、徳川家康に重用される。戦国時代、武器の材料として貴重な鉱物は、各国、争奪の的であった。それゆえ、腕利きの忍者が動員され、各地で激しい争奪戦が繰り広げられた……。長安の採掘した莫大な金・銀・鉱物が、やがて家康を万全のものにしていく。時代を変えた長安の秘密に迫る、異色の長編。
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坂崎文明
2025年5月24日 08:09
捨て童子・松平忠輝 上 (講談社文庫)
隆慶一郎 講談社 (1992年1月1日発売)
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坂崎文明
2025年5月24日 08:34
松平忠輝とは~家康に忌み嫌われた徳川家の異端児~
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戦略国際問題研究所(せんりゃくこくさいもんだいけんきゅうじょ、英語: Center for Strategic and International Studies, CSIS)は、アメリカ合衆国のワシントンD.C.に本部を置くシンクタンクである。
1962年にジョージタウン大学が設けた戦略国際問題研究所(CSIS)が、後に学外組織として発展したものである[1]。現在のフルタイム常勤職員は220人[2]。議長はトーマス・プリッツカー(Thomas J. Pritzker)、所長兼CEOはジョン・ヘイムリ(John J. Hamre)[2]。
全世界のシンクタンクをランク付けしたペンシルベニア大学によるレポート(Go to think tank indexの2014年版)によれば、CSISは防衛、国家安全保障(Table 14) で世界第1位、外交政策、国際関係論(Table 31) で第5位、革新的政策提言(Table 44) の総合では第4位(全米で3位)にランクされており[3] 。ワシントンでもシンクタンクとして認知されている[4]。
公式には超党派を標榜し、民主党、共和党を含む幅広い人材が関与している。USニューズ&ワールド・レポートは「中道」(centrist)と表現している[5]。
沿革
エドマンド・アロイシャス・ウォルシュ神父とダグラス・マッカーサー将軍(1948年 東京)
「ジョージタウン大学戦略国際問題研究所」は、イエズス会の神父エドマンド・アロイシャス・ウォルシュ(英語版)(Edmund Aloysius Walsh、1885年10月10日 - 1956年10月31日)が、1919年に同大学内に創った「エドマンド・A・ウォルシュ外交学院」が改組されたものである。ウォルシュは地政学者カール・ハウスホーファーの弟子であり、その学問をアメリカに移植することを目的とした組織であった。
CSIS 戦略国際問題研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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前回および前々回の記事で、マニラ司教のサラサールやイエズス会の日本布教長フランシスコ・カブラルが、わが国のキリシタン大名を使ってまず明を攻めることをスペイン国王に提案したことを書いたが、1599年2月25日付けでスペイン出身のペドロ・デ・ラ・クルスがイエズス会総会長に宛てた書翰には、日本の布教を成功させるために、日本を武力征服すべきであるとするかなり詳細なレポートが記されている。一部を紹介したい。
クルスは、わが国をこう攻めるべきだと進言している。
「日本人は海軍力が非常に弱く、兵器が不足している。そこでもし国王陛下が決意されるなら、わが軍は大挙してこの国を襲うことができよう。この地は島国なので、主としてその内の一島、即ち下(しも:九州)、または四国を包囲することは容易であろう。そして敵対する者に対して海上を制して行動の自由を奪い、さらに塩田その他日本人の生存を不可能にするようなものを奪うことも出来るだろう。
…
隣接する領主のことを恐れているすべての領主は、自衛のために簡単によろこんで陛下と連合するであろう。
…
金銭的に非常に貧しい日本人に対しては、彼らを助け、これを友とするのに僅かのものを与えれば充分である。わが国民の間では僅かなものであっても、彼らの領国にとっては大いに役立つ。
…
われわれがこの地で何らかの実権を握り、日本人をしてわれわれに連合させる独特な手立てがある。即ち、陛下が…われわれに敵対する殿達や、その家臣でわれわれに敵対する者、あるいは寺領にパードレ(司祭)を迎えたり改宗を許したりしようとしない者には、貿易に参加させないように命ずることである。」(同上書p.140-142)
この様にして、キリスト教を受け入れた領主だけを支援し、貿易のメリットを与えることによって日本国を分裂させれば、九州や四国は容易に奪えるとしている。少なくとも当時の九州には、有馬晴信、大村喜前、黒田長政、小西行長など有力なキリシタン大名が大勢いたことを考えると、それは充分可能であっただろう。
次に、攻撃をする正当理由はどこにあったかというと、前回の記事で記したサン・フェリペ号の荷物没収とフランシスコ会士とその使者を殺害(日本26聖人殉教事件)したことで充分だという。
ではどうやって勝利するのか。そのためには軍事拠点が不可欠だが、クルスはその港まで指定している。38年後に島原の乱が起きた場所が指定されている点に注目したい。
島原の乱
「このような軍隊を送る以前に、誰かキリスト教の領主と協定を結び、その領海内の港を艦隊の基地に使用出来るようにする。このためには、天草島、即ち志岐が非常に適している。なぜならその島は小さく、軽快な船でそこを取り囲んで守るのが容易であり、また艦隊の航海にとって格好な位置にある。」(同上書 p.144)
さらにクルスは、どこかの港(薩摩、四国、関東)に、スペインの都市を建設し、スペイン国王が絶対的な支配権を確立することを述べた後、シナを武力征服しない限り、シナを改宗させることは出来ないとし、その武力と武器の調達は、安価でそれが可能な日本で行う以外はあり得ないと書いている。彼等は、キリシタン大名を使ってシナを攻めようと考えていたようである。
小西行長
また、ポルトガル人も都市を建設し基地を作るべきであるとし、小西行長が志岐の港を宣教師に提供することは間違いがないとまで記している。もしスペインが基地の取得に失敗したとしても、ポルトガルならば、従来の経緯から容易にそれが可能だとする意見を述べている。
その上で、最後にわが国の領土をスペインとポルトガルにどう分割するかということまで触れている。文中の「下」とは九州の事である。
「…日本の分割は次のようにするのが良い。即ちポルトガル人はこの下(例えば上述の志岐または他の適当な港)に基地を得、一方スペイン人の方はヌエバ・エスパーニャに渡ったり、フィリピンを発ったナウ船が寄港したりするのに適した四国または関東といった…地域に基地を置くと良い。…教皇アレクサンデル6世が行なった分割において、その『東方』と『西方』のいずれに日本が属するかについて意見が分かれている。…このような分割が行なわれたのは、両国が協力し合って布教等を行なうためのものであった。まして同一国王のもとにあるなら尚更それは当然のことである。」(同上書 p.154)
ペドロ・デ・ラ・クルスが指摘したような、良港を手に入れて軍事と貿易の拠点として、布教を進めて領土を拡大する手法は、スペインやポルトガルが世界の植民地化を進めてきた常套手段ではなかったか。
彼らが目の敵にしていた豊臣秀吉が死んだのが1598年(慶長3年)で、クルスの書翰はその翌年に記されたものである。侵略する側の視点に立てば、絶好のタイミングでこの書翰が記されたと言って良い。
もし、関ヶ原の戦い以前にスペインがわが国に攻撃を仕掛けたとしたら、果たしてわが国は一枚岩で戦うことが可能であっただろうか。
豊臣秀頼
秀吉の遺児・秀頼は大のキリシタンびいきであり、もし豊臣家がキリシタン大名と共にスペインの支援を得て徳川連合軍と戦っていたら、徳川の時代はなかったかもしれないし、わが国の一部がスペインの植民地になっていてもおかしくなかっただろう。もしわが国がスペインの勢力を撥ね退けることができたとしても、相当な犠牲が避けられず、国力を消耗していたことは確実だ。
わが国の政局が極めて不安定であった時期に、サン・フェリペ号積荷没収事件と日本二十六聖人殉教事件が起こり、スペインにとってはわが国に対する復讐としてわが国を攻撃する絶好期であった。スペインの宣教師たちも再三そのことを催促していたにもかかわらず、スペインが攻めて来なかったことはわが国にとって幸運なことであったのだが、この背景を調べると、スペインはそれどころではなかったお家の事情があったことが見えてくる。
Wikipediaに詳しく書かれているが、この時期にスペインは地中海全域で戦火を交え、国内ではオランダやポルトガルが独立のために反乱を起こしていたのだ。
ネーデルラント(オランダ)の反乱(八十年戦争)(1568~1648)、オスマン帝国との衝突(レパントの海戦, 1571)、英西戦争(1585~1604)、モリスコ追放(1609)、三十年戦争(1618~1648)フランス・スペイン戦争(1635~1659)、ポルトガル王政復古運動(1640)…
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これだけ国内外で戦っていては軍事資金の調達も厳しかったはずだし、そのための増税や兵役に対する不満が各地で反乱の種となる。スペインが遠方のわが国に軍隊を派遣する余裕などは到底なかったであろう。
前回記事で記したサン・フェリペ号事件や日本二十六聖人殉教事件における、イエズス会・ポルトガルとフランシスコ会・スペインの対立も、ポルトガル勢力がスペイン勢力に対して反発を強めて行った大きな流れの中で捉えるべきなのだろう。
しばやんの日々
わが国を武力征服しようとしたスペイン宣教師の戦略を阻んだ要因は何か
2015, 03. 03 (Tue) 22:36
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少し時代は遡るが、天正8年(1580)に大村純忠はキリシタンを優遇する過程で、領内の長崎の土地(現:長崎港周辺部)と茂木(現:長崎市茂木町)をイエズス会に寄進している。そしてイエズス会東インド管区の巡察師ヴァリニヤーノが同年の6月に日本準管区長コエリョに宛てて長崎を軍事拠点とせよという指令を出している。
イエズス会の世界戦略
高橋裕史著『イエズス会の世界戦略』にその指令が翻訳されている。
「キリスト教会とパードレたちの裨益と維持の為に、通常ポルトガル人たちのナウ船が来航する長崎を十分堅固にし、弾薬、武器、大砲その他必要な諸物資を供給することが非常に重要である。同じく茂木の要塞も、同地のキリスト教徒の主勢力が置かれている大村と高来の間の通路なので、安全にしてよく調えることが大切である。…第1年目の今年は、それらの地を奪い取ろうとする敵たちからの、いかなる激しい攻撃にも堅固であるよう、要塞化するために必要な経費を全額費やすこと。それ以後は、それらの地を一層強化し、大砲その他必要な諸物資を、より多く共有するために、ポルトガル人たちのナウ船が支払うものの中から毎年150ドゥガドを費やすこと。…」(高橋裕史『イエズス会の世界戦略』p.222)こうして長崎に築かれたイエズス会の城塞は、天正16年(1588)に豊臣秀吉が長崎を直轄領にした際に破壊されたと思っていたが、1590年のオルガンティーノの書簡によると「火縄銃や弾薬、その他の武器で有馬の要塞の防御工事を行ない、有馬にはいくつかの砲門があった」とあり、さらにフランシスコ会のサン・マルティン・デ・ラ・アセンシィオンの報告によると、長崎は再び軍事要塞化されていたとある。上の画像はマカオに残っている17世紀に造られたイエズス会の要塞の址である。
フスタ船
高橋氏の『イエズス会の世界戦略』にアセンシィオンの報告の一部が引用されている。
「イエズス会のパードレたちはこ町[長崎]を一重、二重もの柵で取り囲み、彼らのカーサの近くに砦を築いた。その砦に彼らは幾門かの大砲を有し、その港[長崎]の入口を守っていた。さらに彼らは一艘のフスタ船を有し、それは幾門かの大砲で武装されていた。…イエズス会のパードレ達は、長崎近辺に有している村落のキリスト教徒たち全員に、三万名の火縄銃兵を整えてやることができた。」(同上書 p.225-226)
このような記述を読むと、イエズス会は来たるべき戦いの為に、多くの武器弾薬を準備し、長崎近隣の信徒達に火縄銃の訓練をさせていたことが明らかである。
高橋氏の著書では江戸時代におけるイエズス会の動きについては何も書かれていないのだが、この様な大量の武器弾薬をもし江戸幕府が分捕っていたらそれなりの記録があるはずなのだが、そのような記録は存在しないようだ。
また、イエズス会による火縄銃の訓練がいつまで続けられたかは想像するしかないが、江戸幕府がキリスト教の弾圧を高めたくらいで彼らが諦めて武器・弾薬ごとポルトガルに持ち帰ることは考えにくい。また、徳川幕府の記録では、島原の乱の乱徒は「三万七千名」と記されているそうだが、アセンシィオンの報告では、キリスト教徒たち「三万名の火縄銃兵」が訓練を続けたようなのだが、この数字が近いのは偶然ではないのではないか。
私の考えだが、この訓練で用いられていた大量の武器は島原か天草か、ポルトガル船など何箇所かに分散して隠されていて、訓練は江戸時代に入ってからも何らかの形で続けられていたのではなかったか。そう考えないと、島原の乱の「一揆勢」が島原藩や唐津藩などの正規軍を一時圧倒したことの説明は困難だと思う。
しばやんの日々
島原の乱の「一揆勢」は、大量の鉄砲と弾薬をどうやって調達したのか
2015, 05. 09 (Sat) 20:43
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歴史を変える銃撃戦: 島原の乱
History-Making Gun Battles: The Shimabara Rebellion
The Shimabara Rebellion (1637–1638) in southern Kyushu was an uprising of some 37,000 peasants and masterless samurai against the forces of the Tokugawa shogunate (1603–1868). The rebels were angry about high taxes and religious persecution; many of them were Christians whose families had converted under the Shimabara domain’s previous lord, who was Catholic. After some initial skirmishes, the rebels took refuge in a castle, forcing a months-long siege.
Both sides were well equipped with firearms. The Tokugawa forces were backed by Dutch merchant marines, who provided a gunship and cannons to the besieging army. The rebels were armed with muskets likely obtained from the Portuguese, who were rivals of the Dutch.
After the rebels ran out of food and gunpowder, the shogunate’s troops succeeded in storming the castle. Tens of thousands of rebels were either killed in the fighting or executed afterward.
In the wake of the revolt, the shogunate tightened its policy of national seclusion, strengthened an existing ban on Christianity, and imposed new restrictions on the manufacture and possession of firearms. Just a few years later, the shogunate closed the country to Westerners almost completely.
島原の乱(1637-1638)は、徳川幕府(1603-1867)の軍勢に対して、約3万7千人の農民と主君のいない武士が起こした反乱である。反乱軍には、高い税金や宗教的迫害に怒る者、島原の先代領主がカトリック信者だったため、島原藩の下で改宗したキリシタンが多く含まれていた。反乱軍は小競り合いの後、城に避難し、数カ月にわたる包囲戦に突入した。
両者とも銃器は十分に備えていた。徳川軍はオランダの商船隊から砲艦と大砲を提供され、籠城戦を展開した。一方、反乱軍は、オランダ商人のライバルであるポルトガル人から入手したマスケット銃で武装していた。
幕府軍が城を攻め落としたのは、反乱軍が食糧と火薬を使い果たした後だった。数万人の反乱軍は戦死するか、処刑された。
反乱の後、幕府は鎖国政策を強化し、キリスト教禁止令を強化し、銃器の製造と所持に新たな制限を課した。その数年後、幕府は欧米人の入国を完全に禁止することを決定する。
歴史を変える銃撃戦: 島原の乱
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高橋裕史 『 イエズス会の世界戦略 』
( 講談社選書メチエ 372、2006.10.10 ) 1650円+税
皆さん、南蛮と紅毛の区別はご存じですか?
戦国末期にまず日本に来たカトリックの国、ポルトガルとスペインの人たちが南蛮、あとで来た新教国オランダ・イギリスの人たちが紅毛です。
本書は南蛮に属するカトリックの尖兵、イエズス会の 「 世界戦略 」 を述べた本、私の興味は徹頭徹尾 「 鉄砲 」 との関係にあります。
ポルトガルが火縄銃を齎したことは周知の事実ですね。ところがこれに対して、猫も杓子もハードである鉄砲に興味を集中します。しかし私が目をつけるのは火薬です。火薬がなければ火縄銃は役に立たない。火薬と弾丸があって初めて 「 武器 」 になります。
当時の弾丸は鉛。火薬は黒色火薬ですから、硝石 7・硫黄 1・木炭 2の重量比で混合したもの。このうち、鉛と硝石が輸入に頼りました。戦国大名が南蛮を歓迎し、カトリックに改宗までするのを、多くの日本史学者が 「 貿易の利益のため…… 」 としますが、自分の領地を守るための軍需物資が手に入るかどうかが死命を制したため、であります。
( 火縄の材料・綿、つまり木綿も重要軍需品であり、当時の木綿衣料革命に連なる大事な物資ですが、今は擱きます。何れ 「 日本の大航海時代 」 と 「 鎖国 」 を論ずる時に取り上げます )
当時、ヨーロッパ諸国も硝石をインドから輸入しました。日本へは、ゴア→マカオ経由で入ります。硝石 ( 当時 「 塩硝 」 エンショウ と言った。硝酸カリウム ) は、人畜の糞尿や、家屋の下の土からとれましたが、純度を高める必要があり、安定・大量供給に問題がありました。
余談ですが、私が戦前、小学生の時に習ったのが 「 チリ硝石 」 。硝石は火薬の原料と共に、肥料の原料にもなります。
( 肥料の三要素=窒素・燐酸・カリ )
ドイツは第一次大戦前に、硝酸カリウムを工場で生産する方法を開発します。これで第一次大戦の物凄い砲撃弾幕戦に大量の火薬を供給し果 ( オオ ) せました。
ところが戦争が終ると忽ち供給過剰になります。同じく大量に過剰になった トラック と、その生産ライン が トラクター生産に変ることで トラック が肥料を農村に運び、トラクターが広い農地を耕して、第一次大戦後、世界的な農産物供給過剰となります。先進国 ( アメリカ、カナダ、 オーストラリア、 ニュージーランド ) が一次産品の大量供給国になり、農民が大半である後進国が一次産品を輸出して工業化の原資を蓄積する道を塞ぐのは、第一次大戦以降の話です。
軍馬も トラック の採用、騎兵隊の戦車隊への変身で過剰となり、激減しますので、馬糧も大幅に要らなくなります。かくて農家 ( 地主+農民 ) が不景気に悩み、それまで大量に工業製品を買っていた 「 農家の需要 」 が激減し、工業がだぶつきます。
1930年代の大不況は、こういう世界的規模の産業構造の変化により発生します。昭和初年代の日本の深刻な農村不況 ( 豊作貧乏の恒常化 ) の背景も、ここにあります。
──これは、戦国末期の火薬の話から大幅脱線しました。歴史はこういうふうに絡まってくるので調べることがいくらでも拡がり、面白くてたまらんのであります。
戦国末期の日本が、この塩硝の大量供給にいかに腐心したかを描くのが、山本兼一 『 雷神の筒 』 ( 集英社、2006.11.30/1800円+税 ) です。歴史学者より、作家の方が余程常識があり、判断がまともです。学者は資料のあることしか書かないので、偏るのです。
さて、イエズス会と火薬の関係です。本書に、下記の記述があります。
126頁 ナウ船のもたらす硝石、火器、中国産生糸に代表される国内 「 非自給物資 」
198頁 宣教師がもたらす 「 南蛮の珎 ( 珍 ) 物 」 とは、中国産生糸や絹織物類をはじめ、
麝香、白檀などの香薬類、鉛や硝石それに火器などの軍需品 」
199頁 ポルトガル船は鉄砲や大砲、硝石や鉛などの軍需物資をもたらしていた。
207頁 ナウ船のもたらす日本国内非自給物資には、中国産生糸に代表される奢侈品だけ
ではなく、硝石、大砲、火薬、銃などの軍需物資もあった……。これらの軍需物資が、有事の際には 「 武器 」 として供されていたことは、大村純忠、有馬晴信に対するナウ船からの軍資金や鉛、硝石などの提供が証しているところである。
219頁 有馬晴信への軍事援助 「 巡察師 ( ヴァリニャーノ ) は……鉛と硝石も支給した…… 」
222頁 弾薬、武器、大砲その他必要な諸物資を ( 長崎に ) 供給することが非常に重要
229頁 イエズス会は長崎来航のナウ船搭載の火器や硝石などを仲介、調達……
ポルトガル船が硝石や鉛などの 「 軍需物資 」 を運んでいたことは判りましたが、本書の記述では隔靴掻痒、日本側の対応の記述が殆どないからです。
ひとつ、収穫がありました。69頁~70頁にこういう記述があります。
ポルトガルは海外の新発見地にいたる航路と貿易権の独占、新発見地の現地住民を奴隷化する権利、そこでのキリスト教布教を独占する権利を公認する勅書を、ローマ教皇庁に働きかけて獲得し、自らの行為の 「 正当性 」 を合法的に主張……
イエズス会を含む宣教師が 「 現地住民を奴隷化 」 していた事実を示す記述です。
( 奴隷は当然、貿易品として売買の対照です )
1587年/天正15年に秀吉が出した宣教師追放令は、 「 キリスト教入信の強制 」 と共に 「 日本人奴隷の売買 」 を禁止していることから判るように、宣教師が日本人を大量に奴隷として国外に売りとばしていたことがきっかけなのです。従来、日本史では 「 禁教 」 が強調され、日本人奴隷の売買が軽視ないし無視されていました。
教訓:歴史の通説を信じてはいけない。自分で確かめないと、いい加減な説を受け売りすることになる。
( 平成19年6月16日記 )
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