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執事と子竜を連れた最強の竜騎士

―ああ、次のアプデ楽しみだったな…―


身体中が痛い。何が起こったのか良く分からないが、とにかく痛い。


両手を動かそうとしても全く動かない。足も感覚がなく、辛うじて保った意識で少し前の記憶を辿っていく。そうだった。婚約者になるかもしれない彼と一緒に旅行に来ていたんだっけ。乗っていた車が山道で何かを避けたところまでは覚えている。だとすると転落して事故に遭ったのか。


暗くて良く見えないのはある意味ではよかったのかもしれない。私の身体がどういう状況にあるのか見る事もなく、運転していたはずの彼、坂本和樹の声も気配も分からない。


ただはっきりしているのはきっと私はもう長くはないだろうという事。


「死ぬ前に思い出すのがアプデってどうなんだろうね…」


小さな声で独り言ち、私はゆっくりと意識を手放していった。



―あれ、あったかい・・・でも、手も足もうまくうごかない気がする・・・


「ー----- ・・・・!」


「---- ・・・?」


「--セバス ---・・」


なんだか声が聞こえるけど、何言ってるんだろ。分かんないけど、眠くてもうダメだな・・・・


私はそう考えながら、重い意識を少しづつまた手放していった。

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