早くガチ○ポン引きたい!
いやぁ、ヨーピアまだ遠かったね。正確な時間は分からないけど大体午前中に転移して来てヨーピアの門に着いたのが優雅閉門間近。
「おぉ、ダン遅かったじゃないか、ん?なんだ、ジェルは魔力切れでお前ら2人ボロボロの格好じゃないか、それにその嬢ちゃんはなんだ?」
「あぁ、詳しくはギルドでも説明するがオーガとレッサーオーガ3匹に襲われた、危ない所をここにいるマメちゃんに助けてもらった」
「おいおい、冗談よせよ、オーガの群れなんてたった3人のパーティーとこんな幼い女の子で闘えるかよ」
「15歳です」
「「「えっ?」」」
「いや、ずっとお嬢さんて呼ばれてますが私は15歳です!」
ホントは21歳だけどね……
「まぁ、そのくらいの年頃は大人に憧れるからなぁ」
この門番の人ムカつく!
「むきーーーっ、ホントに15歳ですから!フランディーネル様も言ってましたから!」
「……おい、今なんて?」
「私はホントに15歳ですから!!」
「いや、そこじゃなくフランディーネル様って」
「あれ?ダメなんですか?」
「ダメじゃないけど……フランディーネル様から加護を授かったのか……それならあるのか」
私を他所に勝手に納得していく3人、まぁいっか。考えても分からないしね。それよりも早く宿屋に行ってお風呂入ってご飯を食べたい!そして、ガチャを引きたい!
本当は身分証がないとお金を払わないと入れないみたいだけどダンさんが保証人となってくれて無料で入れた。良かったよ、親切にしてて。私1人じゃ街に入る事すら難しかったかも。宿屋に案内までしてくれて明日の朝一緒にギルドで登録までしてくれるみたい、至れり尽くせり。
宿屋の希望を聞かれた際に出来ればお風呂があれば嬉しいなぁと言ったらこの街は日本でいう銭湯があるらしくそこで入れるらしい。銭湯まで教えてくれた、銭湯代は500円、宿は朝晩のご飯付きで1泊4500円。別れ際ジェルさんが心配になりカインさんに聞いたらどうやら、杖を突き刺してたあの紙で無理矢理魔力を増加をしたみたいでその反動で気を失っているらしい。
「今日は色々教えてくれてありがとうございました、明日の朝宿までお迎えに来てくれるなんて本当に迷惑じゃないです?」
「あぁ、俺らの宿とギルドの間にあるのが豆ちゃんの泊まっている宿だから問題ない、じゃあまた明日」
「はーい、おやすみなさい」
宿屋の部屋を取ったら早速銭湯でサッパリした。シャンプー等はないけどなんと別料金ではあったけど100円で生活清潔魔法というのをかけてくれてそもそもそれで汚れや匂いが取れた。なのであまり銭湯は人気ないらしいけど私は大好きなお風呂も堪能したいので不人気なら不人気でありがたい、潰れないでほしいね。
宿のご飯も大満足だった。ホロホロのお肉の入ったシチューに少し硬いパン。今日はホント大変な1日だった。銭湯で買った歯ブラシは…イマイチだったけど使えない訳じゃないね。ふぅ、後はすぐに寝たいけど……ガチャ。
トイの方はカードと違い私が不要と思わなければ残るのがカードと違う所。何が良いかなぁ……私は今の所ダンさん達みたいな冒険者になる予定。
だけど取り敢えずは誰か特定の人とパーティーを組む気は正直ない。だから1人で戦わないといけないから何か装備かなぁと思う。魔剣的な?でも、私は少し考える。うん、ここはやっぱりアレにしてみようかな……
ガチャガチャ…ポン
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