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怖いおばあちゃん

 えーと、マジックモンキー達を解体して素材を売りたいけどどうしたら良いのかな?テンプレはギルドだけど……

取り敢えずギルドへ向かう途中街も少し見てまわろう。

スララをマメスライムに戻して鞄に入れる。

ギルドから門までの間はやっぱり冒険者向けの商品や簡単に食べれる屋台が多い。ふむふむ、ポーションや魔力回復ポーション、解毒薬や匂い玉、救援信号や罠、爆弾沢山あるね。あと武器や防具を売ってらお店。定番の剣や槍、杖から弓まで一目で分かる物から一見何これ?みたいなのも多いね。

意外と綺麗な店構えだね。そこに少し浮いてる古めかしいお店が。


 今までのお店は何か分からない物はあっても基本的には何に使用するかは分かるお店や商品が多かったけどここはよく分からない。なんか干した草やよく分からないキノコ、虫やトカゲや鳥の羽?から大小様々な鉱石や多分魔石もあるのかな?あと、なんかカラフルな粉末や液体やモンスターの部位ぽいものまで……

魔物の素材ぽいのがそのまま売ってるしここで聞いてみようかな、ちょっと怖いするけど。


「あの、すみません、ちょっと聞きたい事があるのですが」

「……何だい、嬢ちゃん」


 無愛想なおばあちゃんだなぁ、ちょっと怖いよね。


「あの、ここはモンスターの解体とかもしていますか」

「……私みたいな、か弱い女の子が解体をすると思うかい?」

「あ、いえ、しないと思います、すみません」

「……」

「す、すみませんでした」


 怖っ、私はすごすごと退散しようとした。全然か弱い女の子に見えないしね。


「待ちな」

「ハイッ」

「解体して欲しいモンスターはなんじゃ」

「マ、マジックモンキーです」


 ジッ、と私を見る。


「ふむ、1人で手荷物も少ない所を見るに収納スキルかその鞄がマジックバックてところか…名前はなんという?」

「マメです」

「1匹そこの机に出しておくれ」


 私は言われた机にスララに頼んでもらってマジックモンスターを取り出す。

おばあちゃんは私が出したマジックモンキーをしげしげ見つめて


「うむ、綺麗な状態じゃ、銀貨5枚でどうじゃ?」

「あ、ありがとうございます、何処かに運びますか?」

「ふむ……いや、このままでよい」


 私はおばあちゃんから銀貨5枚を受け取るとそのお店を後にした、銀貨5枚が良いのか悪いのか分からないけど無事売れたし良しとしよう。

お金も出来たし屋台でケバブサンド的なものを購入して食べる。野菜も沢山入ってて甘辛いお肉と相性も良く美味しい。結構他の人も食べながら歩いてるし私もいいよね。

無事売れた事と美味しい物を食べ気分も上がってきた。

うし!ギルドで換金出来たならお風呂に入ってサッパリしよっと。

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