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悪戯好きは説明嫌い
ロキの一言で一気に静けさが訪れた
その横では、「また、始まったか」という顔でロキを見るトール
「はい?、いや、はい!?」
「はぁ、想像はしていましたが、やはり理解はできませんよね…」
「なによ?私がなにかおかしなこと言ったかしら?」
「ロキ様、事情を知らない真実さんからすれば理解できなくて当然ですよ」
「これだから、人間ってのは…」
「そんな人間を気に入ってしまったのはどこの悪戯神ですかね?」
「あなたって本当に生意気ね!」
「またこの流れですか!?もういい加減私に一から説明してもらってもいいですかね??」
「ほら、真実さんもこう言ってますし、説明してあげてください」
「はぁ、本当に面倒ね、いいわ、特別に教えてあげる、この世界のこともあなたを呼んだ理由もね」
そうしてロキは渋々ながら語り始めた
次回少し長くなります