見知らぬ駅
次は■■■駅~次は■■■駅~
ヨウカは、眠ってしまって、家からの最寄り駅を逃してしまった。
そして、聞いたこともない(というかアナウンスを聞き取れなかった)駅に着いてしまった。
彼女は仕方なく、その駅で降りた。
あたりを見渡すと、男が一人立っていた。
(怖い……けど、あの人に帰り方を教えてもらおう)
「あの、すみません。ここはどこですか?」
ヨウカは、勇気を振り絞って、男に声をかけた。
すると、男は振り向いて、
「ここ?ここは仮装大会の会場ですよ」
と言った。
「仮装大会?あぁ!駅に貼ってあった、あれですか?」
「そうです。そのポスターのやつですよ。」
(なんでそんなところに来ちゃったんだろう?)
ヨウカは、大きな疑問が頭に浮かんだが、まずは帰るのが先決だと判断した。
「わ、私、帰りたいんですが………」
「それは困りましたね…ここにくる電車はさっきのが最後だったんですが…あっでも、仮装大会が終われば、帰りのバスが出ますよ。」
(電車が最後だった?おかしいな私が乗ったのは終電じゃなかったはずだけど………)
「そ、そうなんですね。それじゃあ、それまで待っています。」
「良ければ、ご一緒に仮装大会を見に行きませんか?すぐそこの遊園地で行われているんですよ。」
「えっでも、迷惑ではありませんか?」
「いえいえ。一人で見て回るよりもだれかと一緒のほうが楽しいので」
「そ、そこまで言うなら………」
ヨウカは、渋々、男と仮装大会(遊園地)を見て回ることにした。




