30新しい仲間との出会い2
趙雲からの提案で趙さんの息子と趙雲が義兄弟の契りを交わしたいのでその見届け人になって欲しいとのことだった。俺の配下のものは皆は農民から軍の将にまでなった趙さんを尊敬していた。そんな趙さんの息子と元公孫瓚配下の武将との義兄弟の契りは俺の配下みんなで見守ることを提案してその場にいるもの達は皆賛成してくれた。数日後にすることにして趙さんの家を後にする前に趙さんの奥さんにとあるものを渡した。
「これをもらってくれませんか?これは以前俺が趙さんにあげた刀です。きっと俺が持っているよりあなたが持っていたほうがいいと思います。」
「ありがとうございます。これを見ているとあの人が笑っていたのを思い出します。これを我が家の家宝にし代々受け継いでいきます。そう言いながらお腹を撫でた。お腹の中には趙さんの子供がいた。この子は父の顔を見ることができませんが、それでもこの子にはあなたのは父は一人前の武将だった事と蓮様からいただいたこの刀を見せ趙のような立派な大人にして行きます。」
そう涙ながらに言ってくれた、自分の愛した人が命を落としたのだから恨みの一つでも言ってくるかも知れないと思っていた、しかし彼女はそんな俺を許してくれ報告してくれたことを感謝していた。俺のことを兄弟と呼んでくれた男に趙さんの家族を絶対に守ることを心の中で誓った。
趙さんの家を出て村の中を歩いていると二人の男が背後から話しかけてきた。
「おい蓮よ、江東以来だな。あなたがここにいると聞いてここにきたがあなたがさっき何やら暗い顔をしていた様子でとある家の前で立っているのを見かけてあなたの用事が終わるのを待っていたが、その様子を見ていて確信したぜ。俺たちはお前の配下になる。」
そう言ったのは江東で俺の様子を遠くから観察していて誘き出すため貂蟬と二人きっりになった時に話しかけてきた男だった、もう一人は鳥の羽でできた羽扇を持っている青年だった。
「おっとそういえば名を名乗っていなかったですな。私の名は龐統そしてこちらは諸葛亮孔明と言います。公明とはかつて同じ師の元で共に兵法や戦術を学んだ友人なのですが少し前に顔を見に行こうと思い孔明の家に遊びに行ったんだがその時にちょうど師匠から手紙が来ていたのです。そしてその中に連の事と彼が公明を軍師として欲しがっているとのことで滅多なことでは人を褒めないのに手紙の中でぜひ一度会えばきっと気にいるはずだと書いてあったので孔明と話をし私があなたの人となりを見るため江東に行ってあなたに気づかれないようにこっそり観察していたのですが、敵に気づかれないように監視するのは得意だったのですがなぜだか蓮にはすぐ気づかれてあの時は驚きました、しかし相手の正体がわからないのに自分を囮にして相手を誘き出すのはあれは良くないですな。あなたは一軍の大将なのですよ。それなのにあんなに無防備に相手を招いて何を考えているのかわからなかったが蓮と話してこの戦乱の世に珍しく相手を疑うことを知らないお人よしだと思っていたのですが、それでも連についている者達を見ていると皆あなた様を信じて連の為なら命を賭ける覚悟を感じる。こんなに短い期間でここまで兵士たちに信頼される将軍はなかなかにいないそれに先ほどのなくなった配下の者の家に行きその家族に謝罪をするほど心優しいお方がこの国に何をもたらすか見てみたくてなだから俺たち二人を軍師として連の配下にしてくれないか?」
俺はすぐさまに頷いた。急な出来事だが三国時代の天才軍師、龐統と孔明が軍師として配下に加わった。
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