29新しい仲間との出会い1
本日お休みの予定でしたが少し時間ができたので更新します
趙さんは俺の部下という立場にいるが親友のような存在だった。趙さんと初めて会ったのは劉備が黄巾賊討伐のために作った義勇軍だった。その義勇軍の兵士はこれまで戦いとは無縁の農民達だった。そこで幼い頃から父に剣の修行を受けていた俺が戦い方を指導することになった。その中でも趙さんは一番の努力家だった。日課にしていた朝の刀の素振りをしていた時も、どこからか知った趙さんは、他の者が日頃の修行で疲れて寝ている時も毎日来て素振りをしていた。その後、劉備の元を離れる時に義勇軍を抜けて俺についてきた最初の男だった。俺を信頼してくれる趙さんだったからこの時代に俺をこの時代に呼んだ理由を話すといった時に趙さんには聞いていて欲しくて俺がこの時代ではなく未来の世界から来たことを全て聞いてもらった。そんな秘密を知る趙さんはこの時代で唯一の親友と言ってもいい存在だった。そんな趙さんを俺の判断ミスで死なしてしまったことに心が折れそうになったが趙さんは俺のことを兄弟と言ってくれた。その趙さんから遺言で実は息子がいてその息子を頼むと言っていた。趙さんに息子が居たことを初めて知ったが。俺の判断が甘かったせいで命を落としてしまった趙さんからの遺言は絶対に守ると心に誓いその趙さんの息子に会うため残った1万3千の兵士と共に趙さんと初めて会った村に向かうことにした。袁紹に事情を話し、しばらくここを離れることを許してもらって袁紹の領地を出た。
趙さんと初めて会った村に向かう途中、皆静かだった。数日かけて趙さんの息子が住む村に到着し、貂蝉から趙さんの家を教えてもらって趙さんと一番仲がよかった趙雲と二人で向かうことにした。趙さんの家に着き入り口のドアをノックすると一人の青年が出てきた出てきた青年を見た時驚いた、趙さんにそくっりだった。驚いていると後ろから女性が出てきた。俺の顔と腰に差している刀を見てその女性が話しかけてきた。
「あなた様はもしかして蓮様ですか?私は趙の妻なのですが、蓮殿から貰ったと言って私たちに見せてきたものと似ていたのでもしかしてと思ったのですが、あなた様がここにきているということはきっと彼はもう亡くなっているのですね。彼があなた様について行く前に言っていたのです。もしこの刀と似た武器を持っている方が来たらその時私はもう死んでいるかもしれない。しかしもしその時が来ても蓮殿を恨まないでほしい。俺は蓮殿人柄に男として憧れがあり俺の意思でつていくと決めた。お前達を置いて出て行きたくはないが今この国は腐り切っている。そんな国をただしき道に導いてくれるのは蓮殿だと思っている。俺たち農民はこの国の上の者達から搾取される以外の選択肢はないが蓮殿はそんな俺たちに戦う術を教えてくれそれだけではなく訓練の時も俺たちに無理をさせず気遣ってくれた。そんな蓮殿ならこの国を救ってくれると思うんだ。その時俺は蓮殿の一兵士でも構わないから支えたいと思ってしまった。落ち着いたら必ず向かえに来る。なので今は何も言わず俺をいかせてくれと言っていたのです。しかし趙本人じゃなく蓮様が来たということはそういうことなのですね?」
「はい趙さんは俺の判断ミスで敵に城を攻められている時仲間を逃すために自分を犠牲にして仲間を守ってくれたのです。そして彼の遺言でこの村に趙さんの家族が居ることを知り今ここに来ました。俺が敵のことを甘く見てしまったせいで趙さんを死なせてしまって申し訳ない。」俺はそう言い頭を下げた。
「蓮様頭をあげてください。趙はあなた様から刀を貰った日の夜とても嬉しそうな顔でこの刀と蓮殿から教えていただいた剣術で俺は蓮どのを助けるぞって言ってその日その刀を抱いて眠っていたほどです。きっと蓮殿の仲間を助けて死んだあの人は満足していたのではないでしょうか?わしはそう思いますなのでよろしければうちの息子を蓮様の軍に入れてはいたでけないでしょうか?この子も父から蓮様の話を聞いてからいずれ俺も蓮様の軍に入るんだって言っていました。趙も納得していたのでうちの息子もお願いします。」
俺は趙の息子を自分の軍に入れることにした。そして趙の息子に彼が左慈からもらった子竜景光を渡した。
その時、趙雲がその時俺に提案をしてきた。
「蓮殿、俺は趙と共に訓練をしたり共に酒を酌み交わしたりしたり同じ主君を共に支えようと誓った戦友なのです。その息子が入るのなら私と趙さんの息子の兄弟の契りを交わしたいのですどうか見届けていただけないだろうか。」




