22反逆者討伐軍の結成2
董卓軍が去った後、今後の話をするためそのまま董卓軍が残していった野営用の陣で朝になるのを待って翌日に袁紹の領地に行くことになった。
先に兵士たちを見張りと休息するものに分け交代制で見張りをさせ各軍の将は状況の整理のため一つの天幕に集まり話し合いをすることになった。天幕に集まったのは討伐軍の総大将の袁紹それに曹操、劉備、孫堅それと先ほどまでは見えなかった。公孫瓚それに田豫がいた。公孫瓚は怪我はしていたが無事なようだった。俺が声をかける前に公孫瓚が頭そ下げ謝罪をしてきた。
「蓮殿このたびは私の配下のものが大変なご迷惑をおかけしました。最初に私たちの状況を報告させてください。最初は田豫もあなたを裏切るつもりはなかったのです。しかし董卓軍の動きを見張るための潜入させていた者が敵にバレてしまって、私を無事に生きて消してほしければ蓮殿をここに連れてこいと脅されて私を救いたい一心で蓮殿を裏切ってしまったのです。蓮殿この陣に誘導した時点で私は解放されました。その時に蓮殿を裏切ったことを聞きました。すぐに助けに行こうとしたのですが今の我々では勝ち目がないと思い、助けを呼ぶために曹操殿の元に行こうとしていたのです。曹操殿は蓮殿の才能を知っているのできっと助けてくれるだろうと思って向かっている途中たまたま袁紹殿達が率いている軍と出会いました。それでここまで案内してきました。」
「我々は公孫瓚殿が捕まったことを劉備から聞いてどうしようかと思っているところに袁紹と孫堅がきてな。袁紹はすでに孫堅から玉璽を預かっていてな。董卓の討伐軍を作るので協力して欲しいと言ってきてなこれは好機と思い公孫瓚が捕まった話をし急いできた次第だ。だがまさか蓮殿が相手の罠に引っかかって窮地に陥っているとは思わなかった。急いで正解だったな。しかし董卓がここまでの策を思いつくとは思えない。何者かの入れ知恵があったはず、公孫瓚は何か知らないか?」
「そういえば敵に陳宮という軍師がいました。彼が蓮殿を罠にはめることを提案していました。彼はどうしても蓮殿を自軍に引き入れたいと言っていました。」
公孫瓚から陳宮の名前が出た時曹操の表情が変わった。
「何!陳宮だとなるほど奴が敵にいるのならこの討伐作戦は難しくなるぞ。奴は以前我の配下だったのだが我とは合わず。我の元から去ったが、奴は武術の腕はなかったが知略は相当のものだった。奴に出会って戦は武力のみじゃないことを思い知らされたからな。」
「しかし董卓軍はそれだけではないです。以前黄巾賊との戦いの時、後一歩のところで黄巾賊の棟梁の張角を佐々木小次郎が助けて張角を殺すことができなかった。奴らは張角が董卓の元にいることを方々で話していたようで董卓軍の元に黄巾賊の残党が殺到しているようで今の董卓軍の兵力はとんでもないことになっています。その上相手には呂布と佐々木小次郎という猛者がいてその上作戦を練る凄腕の軍師がついている。このことを知れば我々討伐軍に入ろうとするもの達は減るかも知れない。早急に手を打たなければ玉璽を使った意味がなくなってしまします。」
「そうだな。袁術という私の従弟に私の領地に残って他のもの達に手紙を送って討伐軍に入る者を集めてもらっているが、あやつは少し性格に難があるので少し心配だな。それと私の軍には戦略を練ることのできる者がいない。誰か優秀な軍師に心当たりはないか?」
俺は左慈に天才軍師孔明を仲間にするためにどこにいるか探ってもらっているが、どうなるかわからないので迂闊にいえない。すると誰も軍師に心当たりがなく軍議はこれ以上進まなかった。軍師についてはまた今度話すことにして今日は一旦休むことになった。それぞれの群ごとに分かれ眠ろうとした時公孫瓚が天幕に入ってきた。
「蓮殿今少しいいかな?私は今回蓮どのに多大な迷惑をかけた。私を助けようとしてくれたのに陳宮の策略とはいえ私の部下が蓮殿を裏切ったのは事実それを謝罪一つで済ませては私の気が済まないそこで蓮殿が良ければ私とその配下を蓮殿の配下に加えてくれないだろうか。」




