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雪のように舞い、雨のように刺す。  作者: きむらたくあん
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ハジマリ

 彼女は都会の雪のようだった。

 彼女は深夜の雨のようだった。



 僕の中にある、彼女に関する記憶と感情総てを以ってしても、これ以外の言葉を紡ぐことはできなかった。これこそが、僕にとっての彼女の、唯一の真実だった。

 僕が彼女に対してあまり関心が無かった訳じゃない。むしろその逆。今だからこそ言えることだが、僕は彼女のことが、……好きだった。



 ここに彼女と僕の過ごした時間を遺しておこうと思う。彼女のことを忘れないように、否、忘れられるように、かも知れない。



 これは、彼女の『唄』と、僕の『光』の物語。



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