太平洋艦隊を撃滅せよ
戦艦アリゾナが湾内から出てきた。駆逐艦が前に3隻いる。その後ろにはオクラホマがいた。また軽巡洋艦デトロイド ホノルルや重巡洋艦のニューオリンズ サンフランシスコなどの艦がどんどん出てきた。
戦艦カリフォルニア メリーランド テネシー アリゾナ オクラホマ ウエストバージニア ペンシルベニア ネバダ
重巡ニューオーリンズ サンフランシスコ
軽巡デトロイト ホノルル セントルイス ヘレナ ローリー フェニックス
駆逐艦30隻
一体何しにきたのか理解できないが幸運だ。
潜水艦は1度潜水することにした。「アクティブ フロー」潜水艦の横の弁が開き中に海水が入り込む。潜水艦はゆっくり海中に潜っていった。
「魚雷は全て装填終了しています」「うむ距離は」という問いに「現在距離1800 方向は80度」とすばやく返事が返ってきた。艦長は顔に笑みを浮かべた。こちら側に潜水艦6隻。そして向こう側にも6隻と配置している。両方から魚雷を発射させようと考えである。
彼らが乗っているのは伊八型潜水艦だ。伊八はやや小型で50メートルまで潜行が可能で、水中速力が8ノット 水上が17ノットとなっている。魚雷発射官は前に4基と後ろに1基と魚雷15本。定員が50名となっている。防御力が薄く定員が少ないがその分、少ない資材で作れるため量産が可能だった。
「艦首2本発射!5秒後にもう2本発射」艦長の命令により発射された。この潜水艦が乗せている魚雷は95式1型魚雷だ。射程は5000とやや短いが、速力は49ノットも出せる。
艦長は同士討ちを避けるため50メートルまで潜行した。
海面では22秒後爆発音が聞こえた。海面で水柱がたった。右と左から12本そして数秒後に又12本が襲い掛かってきた。アメリカ艦隊はなすすべが無い。
周りにいた駆逐艦や巡洋艦が次々大破または沈没していく。戦艦はカリフォルニア メリーランドに計2本ずつ命中し航行不能。アリゾナが右に2本と左に1本が直撃した。マストを超える水柱が立つ。さらに右に数秒後もう1本が命中した。1回目で弦側装甲が突き破られているところにもう1本魚雷が命中したのである。缶室にどんどん浸水して。やがて沈没しだした。
また避けようとして駆逐艦と衝突したりして2次被害も深刻だった。戦艦ネバタが重巡洋艦サンフランシスコの横腹に角ばった艦首を差し込んだ。差し込まれたサンフランシスコは大破した。
そして動きが取れないところに2分後に第3次波がやってきた。ようやく落ち着いてきて、カタリナ哨戒機で潜水艦を沈めてもらおうとしたときだった。戦艦カルフォルニアとメリーランドは航行不能だったため10本ほど水柱が立ち、そのまま沈没。
何とか浮いていた巡洋艦が海に引きずりこまれていく。
オクラホマ ウエストバージニアは沈没艦で動きが出来なくなっていた。そして無理に動こうとしたとき、オクラハマの艦首がウエストバージニアの横腹にぶつかった。速力18ノットで動いていたのがぶつかったのだ。被害は甚大だった。艦首が完璧にめり込んでいるのだ。
ウエストバージニアは右側にオクラハマを突っ込ませて苦しそうだった。すると左から魚雷が来た。
「左から魚雷を3本確認」もはや運命は決した左に水柱が立ち上りオクラハマの方面に蹴飛ばされたような衝撃を感じた。そして1度右側に浮き上がりまた左側に傾いた。そしてその時オクラハマが取れたのだが、ウエストバージニアは非防御区域に当たったらしくあっという間に沈んでいった仲間達の後を追った。そして大爆発を起こした。どうやら格納庫の弾薬が爆発したらしい。オクラハマは目の前で爆発が起きた訳だ。艦首が浮き上がり爆風で船員が吹き飛ばされた。そして下から爆発したのだから艦底が破壊された。大穴が開いた艦底から大量に海水が浸水してきた。ウエストバージニアに突っ込み、そして今度は頭から海に突っ込んだ。
結果として 戦艦はカルフォルニア メリーランド ウエストバージニア オクラホマが沈没した。
またテネシー右舷に2本受けてしばらくドッグ入りだ。
重巡ニューオーリンズが沈没。サンフランシスコ大破。
軽巡ホノルル ヘレナ ローリー フェニックス沈没。他2隻は中破した。
駆逐艦は13隻が沈没した。また4隻が深刻なダメージを受けている。
ルーズベルトはこの損害に驚愕したが、しばらくして冷静になった。(フン。ジャップの猿がこの程度の損害たいしたことはない)
日本側はこの後4隻が沈められた。しかしそれからさし引いても大戦果だ。
12月2日 〇〇三〇 1隻の船が真珠湾に向かっていた。
どうも。更新遅れてすいませんでした。
さて今回出てきた潜水艦は実在しません。
著者の勝手な架空兵器です。
真珠湾攻撃は潜水艦の攻撃で壊滅的なダメージを受けた。そこに向かっていた1隻の船とは?