表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦艦越後太平洋戦記  作者: 賀来麻奥
南方の決戦
28/115

米本土侵攻作戦

 「HAってのは一体どこだ?ハワイとか言わないよな」アメリカ軍諜報部のスティーグ・ショプングはつぶやいた。

 「いやハワイだ。奴らは裏の裏を書いたわけだよ」スティーグの問いに答えたこの男はグラーブだ。

 このHAとは数日前日本軍暗号の中にあったものの一部だ。その内容とは「HA進メ〇五〇一」という短文がそれだ。〇五〇一をその作戦実行日としてもHAという文章がどうしてもわからない。

 米軍諜報部はこのHAという単語を何とかして突き止めようとしたが未だにわからない。


 この無電を打つように指示したのは鴨田だった。そして鴨田に無電を打たせる気にさせたのは宇垣だった。海軍は今月より海軍暗号Dというのを使用することとした。

 そのため今まで使った暗号を利用して米軍を一回だけ騙すということとした。最も米軍が前回の暗号を解読できているかどうかは知らないが長年使っているため解読しているだろうかという考えによるものだ。ようするに米軍が解読してくれることを願っての偽電だったのである。


 HAというのは日本海軍はハワイとして扱った。しかし今回はMIミッドゥエーを占領し米軍を屈服させる事が目的だった。彼らはオーストラリアとの連絡をモレスビー占領により絶たれて、海軍力ももうない。いかに彼らの工業力があろうと大西洋に回さなくてはならない彼らに余力があろうが。いや無い。さすれば今攻めて戦争を終結させるのが最大の課題ではないのか?


 そのための艦隊は以下のとおりである。主力は水上打撃部隊である。


 第1遊撃部隊「赤城」「鳳翔」「瑞鳳」「蒼竜」+駆逐艦4隻

 第1戦隊「越後」「飛騨」「伊勢」「山城」+駆逐艦4隻

 第2戦隊「高雄」「愛宕」「摩耶」「鳥海」   〃

 第3戦隊「妙高」「那智」「足柄」「羽黒」   〃

 第1輸送艦隊 駆逐艦2隻+高速輸送艦4隻+給油艦2隻

 第2輸送艦隊 駆逐艦2隻+高速輸送船3隻+給油艦2隻

の大艦隊だ。

 空母の艦載機は

「赤城」(96式戦闘機18機 96式艦上爆撃機18機 96式艦上攻撃機27機) 

「鳳翔」(96式戦闘機 9機 94式水上偵察機9機)

「瑞鳳」(96式戦闘機27機)   

「蒼竜」(96式戦闘機18機 96式艦上爆撃機18機 96式艦上攻撃機18機)   

 空母の搭載数がやや少ないため山城から12機の護衛機を飛ばせるようにもしてある。


 この高速輸送船には1個戦車連隊と3個歩兵連隊を積んである。戦車は97式戦車だが砲塔に8センチ砲を積んでいるのは変わりないが、車体に対し大きすぎるため旋回が異常に遅く重心の関係で走行に難があった。そこで砲塔を旋回しない固定式とした。さらに装甲が分けて運べるようにと70ミリ装甲に増強された。そのため速力は34kmと遅いのだが。


 さらにこの艦隊とは別にアリューシャンに進行すべくまた別の艦隊が送られていた。

 空母「加賀」「大鷹」「飛竜」「飛鷹」を中核とした機動部隊だ。



 果たしてこの作戦は成功するのか?

   

 

 

 

 一回全部内容が消えたため腹が立って、書く気がなくなってやや短くなってます。すいません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ