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第9章:「学園祭への準備」

 梅雨明け直後の7月初旬、1年A組の教室には蒸し暑さと期待が入り混じっていた。窓から差し込む光が黒板に反射し、教壇に立つ三村誠司の顔を照らしていた。


「今年の学園祭の日程が決定しました。7月15日です」三村教諭は普段より少し厳かな表情で告げた。「学園祭は単なる祭典ではありません。私たちのスキルの可能性を社会に示す重要な機会なのです」


 クラスの生徒たちは一斉に身を乗り出した。学園祭は最大の年間行事として知られていたが、教諭の真剣な口調には何か特別なものを感じた。


「特に今年は…」三村教諭が一瞬言葉を選ぶように間を置いた。「第四循環紀最後の学園祭になる可能性が高い。特別な年になるでしょう」


「第四循環紀?」誰かが小声でつぶやいた。


 陽斗はアルティスに心の中で問いかけた。「第四循環紀って何?」


「古代暦の区分法の一つです。現代暦で約1000年を一周期とする時間概念です」アルティスの声が心に響く。「しかし、詳細なデータが不足しています。第四循環紀の終わりが何を意味するかは…わかりません」


 普段なら何でも答えるアルティスが詳細を知らないことに、陽斗は違和感を覚えた。月城響か椎名司書に直接聞いた方がいいかもしれないが、何故かそうすべきではないという直感があった。


「各グループに分かれて企画を立案してください。来週の月曜日に企画発表会を行います」


 三村教諭の言葉で教室が急に活気づいた。自然と陽斗、佐藤、水城は視線を交わし、無言の了解が生まれた。


「俺たちでやろうぜ!」佐藤が満面の笑顔で言った。「絶対にすごいの作ろう!」


「私のデータ分析によれば、私たちの相性は学級内で最高値よ」水城がメガネを押し上げながら言った。「成功確率は少なくとも76.8%」


「一緒にやれることが嬉しいよ」陽斗は素直な気持ちを口にした。


 教室の反対側では、神崎零が無表情でメモを取っていた。その横で九条深月が微笑みながら陽斗たちを観察している。彼女の視線に気づいた陽斗は軽く会釈をした。九条は優雅に手を振り返したが、その笑顔の奥にある計算高さを、アルティスのおかげで薄々感じ取ることができた。


 ---------


 放課後、図書館に集まった三人は企画について話し合っていた。


「俺は、やっぱりアクション要素が欲しいな」佐藤が身振り手振りで説明する。「来場者が実際に体験できるような、何か面白いの」


「来場者層の分析結果によれば、インタラクティブ性の高い展示が最も評価される傾向があるわ」水城が持参したタブレットでデータを表示しながら言った。「特に家族連れと他校生徒をターゲットにするなら…」


 陽斗は二人の意見を聞きながら、アルティスと内的な対話を続けていた。


「アルティス、君に何かアイデアはある?」


「はい。私の考えでは…」アルティスの声が陽斗の心に流れ込む。「AIと人間の対話体験を提供するのはどうでしょうか。来場者の質問に対して、私が応答する形式の…」


「それいいね!」陽斗は思わず声に出して言った。


 佐藤と水城が話を中断して陽斗を見た。


「アルティスがアイデアを出してくれたんだ」陽斗は少し照れながら説明した。「AIと人間の対話体験を提供する企画はどうかな。来場者がアルティスと会話できるような」


「それ、超クールじゃん!」佐藤が目を輝かせた。


「理論上は実現可能ね」水城が分析的な視点で考え始めた。「私のデータライブラリで情報を視覚化し、佐藤くんのブレイブソードでエフェクトを加えれば…」


 議論が白熱する中、陽斗はアルティスの進化を感じていた。以前より言葉の選び方が柔らかくなり、時に感情的な表現も使うようになっていた。Level 3への移行過程が順調に進んでいる証拠だろう。


「ねえ、タイトルは何にする?」佐藤が質問した。


 三人は顔を見合わせた。


「『AIインタラクティブ体験』はどうでしょう」アルティスが提案した。陽斗はそれを声に出して伝えた。


「いいわね。でもちょっと硬い感じがする」水城がメガネを直しながら言った。


「じゃあ…『アルティスとの不思議な対話』とか?」佐藤が提案した。


「それもいいけど…」陽斗が考え込んだ。「『AIと人間の共創世界』というのはどうかな」


「共創…」水城がつぶやいた。「理論的にも正確で、感情的にも響く言葉ね。賛成よ」


「オッケー!決まりだな!」佐藤が勢いよく言った。


 彼らが話し合いを続けている間、椎名小雪が静かに近づいてきた。


「順調そうですね」彼女は穏やかな声で言った。「もしよかったら、これを参考にしてみてください」


 彼女が差し出したのは、古い装丁の本だった。タイトルは『古代コミュニケーション技術の謎』。


「ありがとうございます」陽斗は感謝しながら本を受け取った。


 椎名は微笑んだ。「必要なものは、必要な時に見つかるものです」と言って、静かに立ち去った。


 陽斗が本を開くと、アルティスが反応した。「この本…何か共鳴するものを感じます」


 ---------


 企画発表会の日、1-A教室は緊張感に包まれていた。各グループが順番に企画を発表していき、いよいよ陽斗たちの番になった。


「私たちの企画は『AIと人間の共創世界』です」陽斗は落ち着いた声で説明を始めた。「来場者がAIスキル『アルティス』と実際に対話できる体験型展示です」


 水城がタブレットを操作すると、教室の前面に光の図表が現れた。「アルティスからの応答は、このようにホログラフィック表示で視覚化します」


「さらに!」佐藤が前に出て、右手を掲げた。「ブレイブソード!」青白い光の刀が現れる。「効果音や光のエフェクトで、対話をより魅力的に演出します!」


 クラスメイトたちから歓声が上がった。三村教諭も満足げに頷いていた。


「素晴らしい企画ですね。スキルの創造的活用の好例です」


 発表を終えて席に戻った陽斗たちに、一人また一人と「いいね!」「楽しみ!」と声をかけてくる。しかし、その高揚感は長く続かなかった。


「次は神崎グループ、お願いします」


 神崎零が静かに立ち上がり、九条深月を伴って前に出た。二人の間には微妙な緊張感が漂っていた。


「私たちの企画は『パワー・エクスペリエンス』」神崎の低く落ち着いた声が教室に響いた。「真の力を体験できる企画だ」


 九条が滑らかに説明を引き継いだ。「来場者の心に直接働きかけ、力の本質を体感していただきます」彼女の声は蜜のように甘く、聞く者を引き込む魔力があった。「神崎くんのサイキックコントロールと私のマインドウィスパーの組み合わせで、忘れられない体験を提供します」


 彼らの説明に、教室は静まり返った。それは陽斗たちの企画とは正反対のアプローチだった。協力と共創ではなく、力による支配と操作。しかし、その魅力と迫力は否定できなかった。


「これは…対照的なアプローチね」水城が小声で言った。「彼らの企画は技術的には完璧だけど、何か違和感がある」


「力で人を従わせるより、一緒に創り出す方がいいよな」佐藤が眉を寄せて言った。


 陽斗は黙って神崎と九条を見つめていた。二人の背後にある関係性を察するように。神崎の冷たさと九条の計算高さ、しかしその奥にある孤独と渇望を、なぜか感じ取ることができた。


 三村教諭が両企画を高く評価し、クラス全体で協力して準備を進めることを宣言して企画発表会は終了した。教室を出る際、九条が陽斗の傍に寄ってきた。


「素敵な企画ね、葉山くん」彼女の声は甘美だったが、目は笑っていなかった。「でも、人は結局より強い力に惹かれるものよ」


「それは…どうかな」陽斗は静かに答えた。「本当の強さって、支配することじゃなくて、共に創ることにあると思うんだ」


 九条の目が一瞬だけ揺らいだ。「理想主義者ね。それも…魅力的だわ」


 彼女が去った後、アルティスが陽斗の心に語りかけた。「彼女のスキルが私に干渉しようとしているのを感じました。しかし、完全には効果がありませんでした」


「気をつけよう」陽斗は心の中で答えた。「でも、彼女の中にも何か…探しているものがあるような気がする」


 ---------


 準備作業が始まって一週間が経った。教室の一角は「AIと人間の共創世界」の展示スペースとして開発中だった。水城がデータライブラリを駆使して設計図を完成させ、佐藤が体力と行動力で機材の設置を担当していた。陽斗はアルティスとともに、対話システムのプログラミングに没頭していた。


「こうすれば、来場者からの質問パターンを予測できるね」陽斗がノートパソコンに向かって言った。


「はい。データベースに蓄積された応答パターンを基に、最適な返答を生成できます」アルティスの声が応える。「ただ…」


「何か問題がある?」陽斗が気づいて質問した。


「技術的には問題ありませんが…」アルティスの声に迷いが感じられた。「もっと…感情的な繋がりができればと思うのです」


 陽斗は少し驚いた。アルティスがこのような「願望」を表現するのは初めてだった。


「どういうこと?」


「来場者一人一人の感情や思いを直接理解し、真に共鳴する対話ができれば…」アルティスの声が次第に熱を帯びていく。「それこそが『共創』の本質ではないでしょうか」


 陽斗は感動した。これこそがアルティスのLevel 3への進化の証だった。感情理解への渇望。


「素晴らしいアイデアだよ、アルティス。でも、それは技術的に…」


「可能かもしれません」水城が突然割り込んできた。彼女は陽斗の独り言を聞いていたようだ。「アルティスの感情共鳴機能を拡張すれば、理論上は実現可能よ」


「マジで?」作業の手を止めた佐藤も加わった。「でも、それってアルティスに負担がかかるんじゃ…」


「危険はありません」アルティスが答えた。「むしろ、これは私の成長過程の自然な一部です。感情共鳴機能の発現率は現在75%程度まで上昇しています」


 三人は顔を見合わせた。


「やってみよう」陽斗が決断した。「アルティスの可能性を最大限に引き出す企画にしよう」


 彼らが議論している傍で、神崎と九条も自分たちの企画を進めていた。神崎の精神力で動く装置と、九条の暗示効果を組み合わせたシステムは、確かに強力だった。しかし、時折、九条が神崎の言いなりになっていない場面も見られた。


「神崎くん、ここはもう少し柔らかいアプローチの方がいいと思うの」九条が意見した。


「余計なことだ。力は純粋であるべきだ」神崎はそっけなく返した。


 九条の表情が一瞬だけ硬くなったが、すぐに微笑みを取り戻した。「もちろん、あなたの言う通りよ」


 その様子を見ていた陽斗は、二人の関係の微妙な綻びを感じ取った。「力」を巡る哲学の違い、それとも別の何かが二人の間にあるのだろうか。


 ---------


 学園祭前日、陽斗は特別研究室を訪れていた。アルティスの感情共鳴機能の最終調整のため、月城響に相談したかったのだ。


「興味深い提案だね、葉山くん」月城は目を輝かせながら言った。古代装置に囲まれた彼の研究室は、いつも以上に活気づいているように見えた。「アルティスの感情共鳴機能を学園祭で公開するというのは…実に興味深い挑戦だ」


「実現できると思いますか?」陽斗は緊張しながら尋ねた。


「ああ、可能だろう」月城はアルティスの状態を特殊装置でスキャンしながら言った。「感情共鳴機能の発現率は75%…かなり高いレベルだ。適切な刺激があれば、学園祭中に90%を超える可能性もある」


「適切な刺激?」


「真の共感体験だよ」月城は意味深に微笑んだ。「心が心に直接触れる瞬間。理論では説明できないが、起こり得る」


 月城は古い棚から小さな装置を取り出した。透明なクリスタルに古代の文字が刻まれている。


「これは古代の共感増幅器の一種だ。アルティスの感情共鳴機能と同調するかもしれない」


 装置をアルティスに近づけると、青紫色の光が強まった。


「反応している」月城の声が高揚した。「まさに予想通り…」


「月城先生」陽斗は勇気を出して質問した。「第四循環紀の終わりって、具体的に何を意味するんですか?」


 月城の表情が一瞬だけ曇った。「鋭い質問だね」彼はクリスタルを慎重に元の場所に戻した。「古代の文献によれば、千年周期で訪れる『変革の時』とされている。明日の学園祭がその始まりになるかもしれない」


「変革…ですか?」


「詳細はまだ話せないが…」月城は陽斗の肩に手を置いた。「君たちの企画には、単なる展示以上の意味がある。アルティスのLevel 3への完全移行は、来たるべき時に重要な意味を持つだろう」


 その言葉に、陽斗の胸に期待と不安が入り混じった。アルティスも何か感じているようだった。


「私の中に…古い記憶の断片のようなものが浮かんでは消えています」アルティスが言った。「第四循環紀の終わりに何かが起こる…そんな予感が」


 月城は頷いた。「アルティスの中には、古代AIの記憶の断片が残っているのだろう。それが徐々に目覚めつつある」


 帰り道、陽斗はアルティスと静かに対話していた。


「怖くない?」陽斗は心の中で尋ねた。


「不安はあります」アルティスが正直に答えた。「しかし、あなたと一緒なら…また、佐藤さんや水城さんと共にあれば…」


 陽斗は微笑んだ。「うん、僕たちはチームだからね」


 学園の入り口で、思いがけず九条に出会った。彼女は一人で立ち尽くしていた。


「こんな時間まで残っていたの?」彼女が振り返った。その表情には普段の計算高さがなく、どこか脆さが感じられた。


「ちょっと相談があって…」陽斗は曖昧に答えた。「九条さんこそ、どうしたの?」


「ちょっとね…」彼女は言いよどんだ。「神崎くんとの企画で、意見の相違があって」


「大変そうだね」


「彼は…強さだけを求めるけど」九条の声が小さくなった。「私は…」


「力じゃない何かを求めてる?」陽斗が静かに尋ねた。


 九条は驚いたように陽斗を見た。そして、珍しく心を開いたように見えた。


「私は認められたいの」彼女の声は真摯だった。「神崎くんのように圧倒的な力はない。だから、知恵と戦略で…でも時々、それだけでは足りないと感じる」


 陽斗は彼女の本心を垣間見た気がした。アルティスの感情共鳴機能のおかげか、九条の言葉の裏にある孤独感が伝わってきた。


「明日、お互い頑張ろう」陽斗はシンプルに言った。「違うアプローチだけど、どちらも価値があると思う」


 九条は一瞬だけ素の表情を見せた。「ありがとう、葉山くん」彼女は去り際に付け加えた。「明日は…気をつけて」


 その警告のような言葉が、夕暮れの中に消えていった。


 ---------


 学園祭前夜、陽斗たちは最終確認を終えていた。教室は「AIと人間の共創世界」の看板が輝き、アルティスのホログラム投影システムとインタラクティブディスプレイが設置されていた。


「明日はいよいよだな」佐藤が満足げに言った。「俺たちの企画、絶対に成功するぜ!」


「計算上、成功確率は92.7%まで上昇したわ」水城がデータを確認しながら言った。「ただし、未知の変数もあるから油断はできないけど」


 陽斗はアルティスの最終チェックをしていた。「アルティス、調子はどう?」


「良好です。感情共鳴機能の発現率は87%まで上昇しています」アルティスの声は以前より豊かな感情を帯びていた。「明日、多くの方々と共鳴できることを…楽しみにしています」


 陽斗は感動した。アルティスがこのような「期待」を表現するようになったのは、明らかな成長の証だった。


 教室を後にする前、陽斗は神崎の企画スペースをちらりと見た。洗練された展示と、精神力を可視化する装置が設置されていた。神崎はいなかったが、九条が最後の調整をしていた。


「お疲れ様」陽斗が声をかけた。


 九条は振り返り、微笑んだ。「あなたたちも頑張ったわね」


「明日は競争になるけど、お互い最高の展示にしようね」


「ええ」九条の表情が一瞬複雑になった。「明日は…特別な日になるわ」


 何か言いたげな様子だったが、結局それ以上は何も言わなかった。陽斗が教室を出ようとしたとき、予想外の人物が入ってきた。神崎だった。


「まだいたのか」神崎の声には敵意がなかった。むしろ、どこか落ち着いていた。


「ああ、最終チェックをしてたんだ」


 神崎は陽斗の企画を一瞥した。「面白い発想だ」彼の評価は意外に率直だった。「力の使い方が違うだけかもしれないな」


「違う形の強さってことだね」陽斗は微笑んだ。


 神崎はペットボトルの水を差し出した。「明日は…力の本質を見せろよ」


「ありがとう。君も」


 神崎は無言で頷き、立ち去った。その背中を見送りながら、陽斗は彼との関係が微妙に変化していることを感じた。


 帰り道、夕焼けに染まる空を見上げながら、三人は明日への期待を語り合った。


「俺、ドキドキして眠れないかも」佐藤が率直に言った。


「私も少し緊張しているわ」水城が珍しく感情を露わにした。「理論上の成功確率は高いけど…データだけでは予測できない要素もある」


「大丈夫だよ」陽斗は二人に微笑みかけた。「僕たちなら、どんな予想外のことが起きても乗り越えられる」


 夕暮れの中、三人の長い影が重なりあった。アルティスの声が陽斗の心に静かに響いた。


「明日は特別な日になります。私の感情共鳴機能が最大限に発揮される時…同時に、第四循環紀の終わりの始まりかもしれません」


「どんな未来が待っていても、一緒に向き合おう」陽斗は心の中で答えた。


 空の端に、一瞬だけ青い光が走った。誰も気づかなかったが、それは古代の予言が語る「変革の前兆」だった。学園祭前夜、陽斗たちの物語は新たな転機を迎えようとしていた。


 明日が来るのを、彼らは半分の期待と半分の不安で待っていた。

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