街捜索
あーもうめちゃくちゃだよ
ノニア「初カキコ、ども...
アニマ「いやそれは書き込みだろ。聞き込みをするんだよ、聞・き・込・み。」
ノニア「どっちも大して変わらないだろ〜」
二人はかくかくしかじかでキウイクンを探していた。
ノニア「かくかくしかじかって何だよ」
アニマ「いいから行くぞ」
ノニア「はい」
アニマ「そういえば、キウイってどういう漢字を書くんだろうな」
ノニア「さあ?そもそもこの世界に漢字という概念はあっていいの?」
アニマ「知らん」
ノニア「だよね」
アニマ「それより、キウイってどこにあるんだ?」
ノニア「キウイって名前なんだから、きっとキウイと同じところにあるんじゃない?」
アニマ「そうかもな(?)」
ノニア「でも、キウイクンがどこにいるのかわからないし、キウイクンを探すためにキウイクンの名前を呼ぶっていうのはどうだろう?」
アニマ「良いアイデアだと思うが、キウイって何だ?」
ノニア「さぁ?」
アニマ「さぁって……。まあいいや。取り敢えずやってみよう」
ノニア「はい」
アニマ「おい、そこの男」
男「何だ?」
アニマ「キウイって知っているか?」
男「もちろんさ」
アニマ「本当か!では、何処にいるのか教えてくれ」
男「いいぜ」
アニマ「いいのか!?」
男「ただし、俺の言うことを聞けたらな」
アニマ「なんだと?貴様、一体何を企んでいるんだ」
男「なにも」
アニマ「嘘をつけ!」
男「ほんとだぜ?」
アニマ「怪しいな」
男「信じてくれよ〜」
アニマ「……」
ノニア「……」
アニマ「……」
ノニア「アニマちゃん?」
アニマ「なあ、こいつ本当にキウイのこと知ってると思うか?」
ノニア「え?知らないの?」
アニマ「ああ、知らなかった」
ノニア「マジかよ」
アニマ「じゃあ、なんでこいつは知ってるなんて言ったんだ?」
ノニア「さあ?」
アニマ「もしかして、こいつがキウイなんじゃないのか?」
ノニア「ええ?」
アニマ「だって、キウイって言ってたし」
ノニア「確かに言ってたけども。でも、キウイクンがこんなに筋肉質だとは思わないじゃん」
アニマ「そうだよな」
ノニア「そうだよなじゃなくて」
アニマ「ん?」
ノニア「お前のせいでこうなったんやぞ!」
アニマ「私のせいなのか?」
ノニア「お前のせいだ!」
アニマ「なんでだよ!」
ノニア「お前のせいだ!」
アニマ「なんでだよ!」
ノニア「お前のせいだ!」
アニマ「だから、なんでだよ!」
ノニア「お前のせいだ!」
アニマ「お前のせいだ!」
ノニア「お前のせいだ!」
アニマ「ハァハァ...お前のせいだ!」
ノニア「ハァハァ……もう無理……」
アニマ「疲れたか?」
ノニア「うん」
アニマ「よし、それなら今日はここで休んでいくとしよう」
ノニア「ありがとう」
アニマ「気にするな」
ノニア「へへ、いいってことよ」
アニマ「調子に乗るな」
ノニア「はい」
アニマ「それじゃあ、そろそろ出発するぞ」
ノニア「おー」
アニマ「ところで、さっきの男を捕まえなくていいのか?」
ノニア「え?ああ、別にいいんじゃね?」
アニマ「でもキウイクン候補だし捕まえとかないと」
男「うわーーー!!!!」
2人「!!」
男「助けてくれーーーーーー!!!」
3分後。2人は、男の元に到着した
アニマ「遅かったみたいだな」
男「ぐすっ……ひっく……」
アニマ「大丈夫か?」
男「……ひっ……うえぇぇ……!」
ノニア「アニマちゃん」
アニマ「……ひっ……ひぐぅ……」
ノニア「二人とも、泣いても何も始まらないから。キモチいいことしよ?」
ノニア「あれ?」
アニマ「……ひっ……ひっ……!……ばか……!死ねぇ!…………いぎゃぁ!ごめんなさーい!!殴らないでー!!!!は??私が殴るんだが???お前が謝れ」
男「……」(ドン引き)
4秒前に戻る 1人残された男は呟いた。
男「なんかどっかできいたことある展開だった気がしたけど気のせいかな?それにしてもあいつら何なんだ?」
???「どうしたの?お兄さん?」
5秒前の回想終了 10歳くらいの少年は尋ねた
男「キウイを知っているかい?」
少年「うん!美味しいよね」
6秒前の回想開始 7秒前に男の言葉の意味を理解する 15秒間沈黙 8秒間思考停止
男&作者&キウイクン『あっ』
9秒前に戻る 30秒間の沈黙を破る
???「あの、すみません、キウイを一つ下さい」
10秒前の回想を終える 14行前の男との会話を思い出した 11秒間の回想を終えた直後 12文字前の言葉を思い出す 16行前までの記憶を辿る 17行前の記憶を思い出せないまま 20文字目に突入した
そして……
ノニア「とりあえずこいつがキウイクンってことでいいか」
アニマ「めんどいしもうそれでいいか」
男「俺はキウイくんじゃないのになあ...(泣)」
2人の旅路は続く
男の名前は、ナウイというらしいですが、皆からは男と呼ばれています。理由は本当に謎なので、ここでは説明はしませんが、一応男で通してきましたのでよろしくお願いします。あと、これは設定ではなく事実なんですが、私の父は、「親父」と書いてオヤジと読んで欲しいそうなのですが(実際にはオヤチチ)、母だけは許していません(当たり前だけどな! by.親父)ので、その点だけ頭に入れておいてください。
それと、これはただの設定集みたいな感じになっているので、あまり本編とは関係ない部分が多いですが、"まあどうか"の精神で見ていただけると助かります。
次回、感動のピアノ入手編
続くみたいです