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#22 有終の美

 ドアを開く時のきしんだ音が聞こえる。


「……今日も何もない夜だった。平凡でつまらないな」


 僕は布を引いた。


「な、何だ……?」


 画家の断末魔はそれだけだった。叫ぶことのなく、ただ今の状況を理解しようとしていた。マシロも同じだったのだろう。


 ただ、画家は可愛そうなことに、状況を理解するのと同時に、僕たちが裏切ったということを悟り、僕を睨んでいた。自分勝手なことをしてきたばかりの人生だったから、悔いが残ることが死ぬ瞬間の裏切りだったのだろう。残念だったな。


「ほ、本当に良かったんでしょうか」


「もう手遅れ。それに、こうなっても仕方のないことをしてきた」


 僕は何も言わずルーンを連れて部屋から出た。


「ほら、さっさと出て、遠くへ逃げよう。ルーンも見つかるよ」

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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