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SF小説設定資料  作者: フルビルタス太郎
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ベニト人について

 ベニト人とは、寿命を終えた恒星アイオラの爆発と共に消滅した惑星ベニトに住んでいたヒューマノイドタイプの知的生命体のことで、地球人はベニト人から時空航行技術などを学んでいる。

 英語に似たベニト語と呼ばれる言語を持つが、現在は完全に地球に帰化しているため話す者はいない。

 惑星ベニトは過酷な環境であり、そこに生息する動植物全てが雌雄同体という珍しい生態系を有しており、ベニト人もその例に漏れず、雌雄同体である。

 ベニト人の外見的特徴は、雌雄同体の他に緑色の髪の毛と澄んだ青い目、それに整った中性的な容姿であることが挙げられる。また、ベニト人は、優れた身体能力を有していることでも知られている。ベニト人の射精時間は一回につき三十秒から一分ほどで、これは、過酷な環境下に於いて確実に子孫を残すためである。ベニト人の平均寿命は約五〇歳であるが、地球に帰化した現在、その平均寿命は三十年から四十年程伸びている。

 地球人とベニト人との間に生まれた子供は、雌雄同体では無くどちらかの性別になることが多く、性別にかかわらず子供たちの多くは、雌雄同体の特徴を持って生まれてくる。(男性は乳房が膨らんだり、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。女性は小陰茎が肥大化し、男性器のような見た目になる)

 これは、ベニト人特有のV染色体によるもので、これらは生後間も無く行われる手術によって除去することが通例であるが、稀に手術をしない(又は出来ない)者もいる。

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