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さだめ

作者: せっきー

世界一好きな片想いの先輩。

その先輩には、余命幾許(いくばく)も無い彼女がいた。

そんな先輩との、少しだけ幸せな話である。



新卒の私は、右も左も分からないまま第一志望の会社に入社した。初年度で営業部に配属され、思い通りにいかない日々に齷齪(あくせく)していた。そんな私の新人研修の指導者は、6つ年上の仁藤(にとう)先輩。背が高くて声も良くて、かっこいいの完成形のような男の先輩。分からないことはなんでも教えてくれるし、ミスした時も私を(かくま)い、毎日私のことを気にかけてくれる。新人研修なのだから当然のことかもしれないが、どこかで舞い上がっていた私は何かを勘違いしていたのかもしれない。


そんな先輩に、少しだけ勇気を出して「近々飲み会とか行きませんか」と声を掛けてみた。


『僕、親が厳しくてね…大人なのに笑っちゃうよね。』


申し訳なさそうな顔をしながら断るその時は気づかなかったが、今となれば彼女さんのためだったのかと思い涙が出てくる。



先輩に彼女がいたことを知ったのは病院だった。私には生まれつきの持病があり、月に一度、この病院にお世話になっていた。この日もいつも通り、内科の待合室で待っていた。いつも以上に長い待ち時間にスマホをいじっていると、左後ろの少し離れたところから聞き覚えのある声が聞こえたのだ。


隆一(りゅういち)さん、今日はお仕事休みなの?』

『うん。真尋(まひろ)ちゃんとなるべく一緒に居てあげたくてね。』


一瞬、仁藤先輩の名前が隆一であることを忘れていた。


『あれ、この前話していた職場の後輩さんは?』

『あー、瑠璃(るり)さん?相変わらずめっちゃ失敗してばっかりでさ、でもちゃんと謝るしめっちゃいい子なんだよね。』

『いるよね、どうしても憎めないおっちょこちょいの子って。』

『あー、それそれ。』

『でも、あんまり私の前で女の子の話しないで?嫉妬しちゃう。』

『ごめんごめん、怒るとまた倒れちゃうよ。』

『隆一さんがそういう話するからじゃん。』

『瑠璃さんの話題を振ったの真尋ちゃんじゃん~。』

『だって…なんか気になっちゃったから…』

『浮気なんてしないよ。あ、じゃあそろそろ検査の時間だってー。ほら行くよー。』


姉がいるという話は聞いていたが、姉弟という雰囲気ではない。もしかしたら彼女さんなのか。それにしても、いつ見ても仁藤先輩ってかっこいいなぁ。そんなことを思いながら、私は診察室へ入っていった。



週が明け、仁藤先輩に会える楽しさに心を踊らせながら出社すると、廊下で早速出会った。


『あ、仁藤先輩!おはようございます!』

『おはよう。今日元気いいね。何かいいことでもあったの?』

『え、あ、いえ…なんでもありません。』

『あぁ、そう。今日はやることたくさんあるから、ちゃんとメモるんだよ。』

『はい!先輩たくさん教えてください。』

『それが僕の仕事だからね。』


その言葉の通り、やるべき仕事で溢れていた。


『これって誰がやってくれた?』

『はい、私です。』

『この部分がちょっと間違ってて、先方が明日来ちゃうから今日中に直してほしいんだけどできそうかな?』

『はい、やります。』

『それじゃあよろしくね。』

上原(うえはら)さん、代わる代わる申し訳ないけど、明日の午後に企業説明会あるから原稿作成忘れないでね。』

『あ、あ、はい。』


次から次へと降りかかる仕事の山。どっちを優先すればいいんだろう。今からじゃどう頑張っても間に合わない。本来なら上がる時刻なのだが、まともに定時で帰れた日など無い。今日もまた遅くなるのか。そんなてんてこ舞いになりかけた私に、仁藤先輩はいつも気付いて声をかけてくれる。


『僕が修正しておくから先に帰りな。こんなの新人の瑠璃さんに頼むなんて流石に難易度高すぎるよね。説明会の原稿も去年のデータあるからそこから作っておくよ。今日は覚えること多かったと思うから、しっかり休んで明日また頑張ろう。』

『え、でも、いいんですか。仁藤先輩にもやることが──』

『いいから。ずっと残業続きでしょ。瑠璃さん倒れちゃったら大変だから。』


帰り支度を終え振り返るとそこに仁藤先輩はおらず、代わりに部屋の隅で電話をしている姿が見えた。挨拶をするために近付くと、話している内容が聞こえてきた。


『ごめん、今日残業できちゃって遅くなる。お姉ちゃん呼んだからご飯食べててね。』

『分かった。でも今日──』

『大丈夫。終わったらまた連絡するから。』


ああ、きっと彼女さんだな。申し訳ないことしちゃったなぁ。私、最低だなぁ。


そんな瑠璃の思いに気付くはずもなく、隆一は自分の仕事に取り掛かった。


新人とはいえ、仕事が出来なさすぎる自分の不甲斐なさに涙を流す瑠璃に、寄り添うような男はいなかった。



2時間ほどが経ち、隆一が抱え込んだ仕事を一通り片付け帰り支度をしていると、突如スマホが鳴った。


『もしもし、隆一?真尋ちゃんが倒れて病院で手当してるわよ。』

『え、倒れたって!?笹生(さそう)病院?』

『ううん、市立友部(ともべ)病院。』

『友部病院ね、すぐ行く。』


急いで会社を出ると、偶然通りかかったタクシーを拾い友部病院へと向かった。



『ご覧の通り、かなり深刻な状態です。もってあと3日かと。』

『そ…そんな…』


医師から下された宣告に、隆一は呆然とした。


『さっき僕に話したそうにしてた。何やってるんだか。いつもそう。仕事優先にしちゃうから。』

『あんた、少しは仕事休みなさいよ。真尋ちゃんの傍にいてあげな。』

『うん…。姉貴、ありがとう。』



翌日の瑠璃が出社する15分前、隆一は営業部長の松橋(まつばし)に掛け合っていた。


『あの…松橋部長…』

『おう、仁藤か。どうした?』

『自分の彼女が体調を崩して入院してるんですけど、この数日間もつかどうかなんです。なので明日だけでもお休みを頂け──』

『お前な、それ、1週間は休んでこいよ。こっちのことは気にすんな。あのポンコツは俺が面倒見てやるから。今日も上がって良いから、早く病院行ってやりな。』

『あ…ありがとうございます。』

『ゆっくり彼女さん見てやりな。』


瑠璃が出社すると、松橋から事情を伝えられた柳川(やながわ)副部長が近付いてきた。


『おはようございます。』

『あ、上原。仁藤のことなのだが、昨日の帰宅後から体調が悪く、検査をしたら季節外れのインフルエンザだったらしく、今日からしばらく休むらしい。なので今日からの上原の担当は私だ。』

『柳川副部長、よろしくお願いします。』


仁藤先輩、もしかして私が昨日あんなだったから…ちゃんと謝罪しに行かなきゃ。料理持っていてお見舞いとかしようかな。あ、そういえば彼女いるんだった。危ない危ない。でも彼女さん入院してたしなぁ。



いろんな考えが脳内を錯綜(さくそう)した挙げ句、仕事を終えた後、入社日に聞いた仁藤先輩の家に向かった。


『こんばんは、隆一さんの部下の上原と申します。』


インターホン越しに対応したのは、隆一の姉であった。


『あんた、上原さんって方が来たけど知り合い?』

『こ、こう、後輩。』

『どうする?出る?』

『僕行くよ。』


瑠璃の想像とは真逆に、しっかりとした足取りで玄関に向かう。


『どうした?』

『柳川さんからインフルエンザになったと聞いて、もしかして私が仁藤先輩にお仕事任せて帰っちゃったからかと心配になって…あの、スポーツドリンクとお粥持ってきました。』

『い、いん、インフル…!?』

『先輩、違うんですか!?』

『いや…なんでもない。悪いが今日は帰ってくれ。うつしたら悪いし、上原さんのせいじゃないから。でもわざわざありがとね。』

『あ、すいません。失礼しました。お大事になさってください。』


『あんた、何かやらかしたの?』

『いや、上司が気を利かせてあの子にインフルエンザと言ったみたいで。』

『あぁ、それで、後輩ちゃんは心配で見に来たわけね。』

『あの子、周りをよく見てるというか、人一倍優しいんだよな。』

『そういうものかね?多分、あんたに惚れてるわよ。』

『え、僕に?でも僕には真尋がいるから。』


それから数時間後、仁藤のもとに1本の電話が入った。


『市立友部病院です。真尋さんが隆一さんを呼んでます。今すぐ来てあげてください。』


タクシーに乗り込む隆一の手には、神社で買った健康祈願の御守りが握りしめられていた。


『来てくれたんだ。』

『もちろんだよ。検査、痛くなかった?』

『うん。大丈夫だったよ。ねえ、私ってもう死んじゃうの?』

『ううん、まだまだ生きるよ。生きてくれなきゃ困る。』

『あ、そうだよね。生きなきゃだよね。』

『僕ね、幸せなんだ。今、真尋が彼女が彼女でいてくれて。でも本当は妻になってほしい。』

『私もだよ。私も…』


(かす)れゆく真尋の声に、隆一は耳を近づけた。


『生きててよかった。ありがとう、私の彼氏になってくれて…』



この言葉を最期に、彼女の瞳は永遠に閉ざされた。



それから間もなく、先輩は仕事をやめてしまった。インフルエンザが治ったと思ったら、そのまま退職届を出したという。無論、先輩がインフルエンザに罹患(りかん)していないことは知っていた。しかし先輩にとって彼女さんがどれだけ大切なものだったかを私は知らなかった。


それから数週間が経ち、私はいつものように持病の関係で病院に行くと、そこには見慣れた先輩がいた。しかし過去の懺悔の気持ちからか、声をかけるほどの勇気が私にはなかった。


『あれ、瑠璃さん?』


動揺して挙動不審な姿に、反って気付かれてしまった。


『仁藤先輩!』

『もう会社辞めたし、先輩呼びやめていいんだよ。』

『あ…えっと…仁藤さん…』

『どうしてここにいるの?』

『それは私のセリフですよ、仁藤さん。私、持病の関係で毎月ここに通ってるんです。』

『あぁ、そうだったの?それじゃあ、もしかして…』


察しの良さは何も変わっていなかった。


『そうです。私知っているんです。』

『そっか、知ってたんだ。隠してたみたいでごめんね。あれから心の穴がぽっかり空いてしまって、どうしたらいいか分からなくて、とりあえず仕事やめて実家に帰って休んでいるの。』

『そうだったんですね。ずっと先輩に頼ってばかりで、あの日も私が仕事を預けてしまったせいであんなことになって、今思うと申し訳なくて…』

『あれは瑠璃さんのせいじゃないよ。それと、先輩やめて?』

『あ、そうでした。ところでここで何を?』

『真尋ちゃんが…あぁ、彼女の名前、真尋っていうんだけど、真尋ちゃんが亡くなってからもここに来たら会える気がして何回も来ているんだ。』

『そうだったんですね…真尋さんには会えました?』

『会えないから今日も来たの。ここの人には迷惑がられてるかもしれないけど、気持ちの整理がつくまではって思ってね。でも流石にしつこいよな。ごめんね、そろそろ帰るよ。』

『あ…待ってください。』


ただもう少しだけ仁藤先輩と話したかった私は、何も考えずに引き留めてしまった。


『え?』

『あ、あぁ…あの…仁藤さん…お昼食べに行きませんか?私、お腹空いちゃいました。』

『ごめん、僕実家遠いし帰らないと…』


その時、仁藤先輩の腹から大きな音が鳴り響いた。


『あ…』

『ほらー、行きましょ行きましょ。私のお気に入りのお店が近くにあるので。』

『僕の方が先輩なんだから奢るよ。』

『いいんですかぁ、先輩。ありがとうございます。ゴチになります!』

『早すぎる君は。』

『えへへ。』


病院を出て、営業のときのような早歩きではなく、のんびりと雑談をしながらゆっくり歩いていく。


『先輩って好きな食べ物あるんですか?』

『うーん、真尋ちゃんがオムライス好きでよく食べてたなぁ。』

『オムライス!一緒ですね!今から行くところもオムライスが有名なんですよ!』

『もしかして、奥道にある喫茶店の?』

『はい。そうです。知ってますか?』

『真尋ちゃんがよく連れて行ってくれたお店なの。最後に2人で行った外食もそこだったかなぁ。真尋ちゃんが美味しそうにオムライス食べるもんだから、最後の外泊のときに連れて行ったの。嬉しそうだったなぁ。あの子がご飯食べているところ見るだけで幸せだった。』

『そんなに真尋さんのこと、好きだったんですね。』

『あ、つい語ってしまった。』

『私で良ければ何でも語ってください。今なら全部受け止められる気がするので。』


何に強がったのか自分でもわからないが、誤魔化し方に迷っているところにちょうど店が現れたので、雰囲気から逃げるように店内へと入っていった。注文を終えると、仁藤先輩は再び話し始めた。


『僕も新入社員として入ってすぐの頃はね、失敗ばかりしてよく上司に怒られてたんだ。でもその上司はいつも優しくてさ。まるで矛盾してるけど、あれは全部僕のために叱ってくれてたんだ。その上司はもう3年くらい前に辞めちゃったんだけど、辞める前に僕に「仕事も大事だけど彼女も作れよ」って言ってくれて。その上司は奥さんを早いうちに亡くしちゃってて、その代わりと言ったら変かもだけど僕の事すごく気にかけてくれてたんだ。仕事で後輩を育てることが生き甲斐だったみたいで。』

『先輩が私にしてくれたことみたいな感じですかね?』

『まあ、そんな感じ。僕もその上司に憧れてたんだ。だから君が可愛くて仕方がなかった。まあ、それは置いといて、いつだったかその上司と飲みに行ったの。そこで出逢ったのが真尋ちゃん。』

『そうだったんですね。』

『苗字が違ったから気付かなかったんだけど、真尋ちゃんはその上司の娘さんだったの。奥さんを亡くしてからも一人娘を頑張って育ててはみたものの、仕事もしていたし上手くいかなくて、亡くなった奥さんの母親に追い出されて1人になっちゃったみたいでね。相当追い詰められていた上に、その母親もすごく毒親みたいで、「娘が死んだのは孫のせいだ」って真尋ちゃんのこと虐待してたんだ。だからとにかく平和に暮らしてほしくて僕に紹介してくれたの。僕はそれを聞いて真尋ちゃんを助けてあげたいって思った。でもいつからか真尋ちゃんが僕のこと好きって言い出して、そしたらその一言がとてつもなく重く感じて。虐待の経験が深い傷になって仕事もできなかった真尋ちゃんのことは、僕がしっかり支えなきゃって強く思った。そこから2年くらいしてからかな、僕は真尋ちゃんと2人で暮らしてたんだけど、僕が仕事に行ってて家にいない間にまたその毒親がやってきて、真尋ちゃんに色々手を出し始めたんだ。だけどその事を僕に言わずに1人で抱え込んで、それから少しして真尋ちゃん倒れちゃったの。それで病院に行ったらもう長くはないって言われて、僕どうしたらいいか分からなくて。その毒親の事は警察に話してひとまず安心したんだけど、真尋ちゃんのことはもう1人にできないって思って──』


注文したオムライスが届き、食べながら話を続ける。


『仕事やめようとしたの。そしたら真尋ちゃん、「私のためなら仕事続けて。私はこういう未来だったんだからもういいよ」って。今でも忘れられない言葉だよ。いい子だよね。僕だったらそんなこと言えない。それからは仕事続けながら真尋ちゃんと一緒にいたの。気づいていたかもしれないけど、真尋ちゃんここに入院してて。』

『私が通院の際見ちゃいました、すいません。』

『いいのいいの。あの子、残りの時間が短い中で毎日毎日生きてくれたんだ。一生懸命に。』

『もしかして私が仕事ミスしちゃった日が最後の外泊だったんですか…?』

『うん…そうだね。』

『だとしたら私…じゃあオムライスもお昼抜けた時間に行ったってことですか…』

『もう終わったことだから。気にしないで。』

『先輩…私ただただ最低な人間じゃないですか。』

『だから終わったことだって。あの日仕事に行った僕も悪い。仕事優先した僕が悪い。真尋ちゃんあの前の日も倒れたのに、そのまま仕事行っちゃったんだ。そして本当の最期しか居られなかった。』

『ごめんなさい。』

『だからぁ。でも僕だったら、君みたいに自分責めてたかも。それなのに真尋ちゃん、最期に彼氏になってくれてありがとうって言ってくれたんだ。僕も出逢えてよかった。真尋ちゃんと…』


昼食のお供には相応しくないような重いストーリーであったが、それでも2人の間には不思議な安心感が存在していた。


『先輩、全部吐き出せました?今、先輩の後ろに女の人が見えました。すごくすごくニコニコした女の人が。』

『え、本当に?』

『はい。先輩これでもう病院に来なくて大丈夫じゃないですか。あ、先輩!私先輩のことが好きなんです。先輩のこと全部全部受け止めました。先輩を支えていきたいです!』

『ちょっと待って、急展開すぎてよく分からない。』

『先輩、私と付き合ってください。』

『え?え?』

『だからぁー!』

『僕、ちゃんと生きるよ。だからもうしばらく回答は待ってほしい。ちゃんとした人間になって戻ってくるから。』

『先輩かっこいい…』

『ってかいつの間にか先輩に戻ってるし。』

『話の流れ的に先輩の方がいいかと。』

『まぁたしかに…?』


オムライスを食べ終えると共に、2人だけの時間は終わった。


『会計は一緒で。』

『え、あ…ありがとうございました。』


店の外に出ると、仁藤先輩は立ち止まり振り返った。


『じゃあ、またね。オムライス美味しかったし、美味しそうに食べてる君のこと、なんか好きになれたかも。』

『仁藤さん、、、』

『たぶん…本当にたぶんだけど、近いうちに連絡するよ。』

『あ…!はい!』



その翌週、真尋さんの四十九日の法要が済み、私のもとには仁藤先輩からメッセージが届いた。そこから2年後、先輩と私は結婚し一緒に暮らし始めた。未完全なポンコツ2人で家事も育児も失敗ばかりの日々であるが、笑顔が絶えない日々である。お茶をこぼし服を汚したり、卵を焦がしたり、子供の迎えを忘れたり。失敗も成功の基だと前に進める2人だからこそ、それで成り立つのかもしれない。これからもこんな私たちの日々に幸がありますように。



──終──

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