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ただの高校生の平凡な日常  作者: あの日の思い出
1/1

1話

何となくで書きました

今日から俺も高校生活が始まるのか…


そう、只野明人ただのあきひとは思った。


中学時代はよく高校になったら何かしらの出会いが…とか、アニメみたいな出来事が…って考えていたが現実と言うのはそんな夢を見させてはくれない。


俗に言う悲しい現実だ。


そう思いながら通学路を歩く。


「お~い!明人!!」


後ろから声がかかる、この声には聞き覚えがある。


中学からの友人である、太田野幸助ただのこうすけである、漢字こそ違うが同じただのと言う名字から仲良くなったのである。


その幸助の呼びかけに答えるように振り向くと


「ん?」


「おう!明人!どうした?そんな顔して?


なんか幻覚が見える。


どこぞの野菜人みたいに髪が金色になって変なオーラが出ている…目をこすったり瞼を何回か閉じたが全然消えていない( ^ω^)へ?


「幸助どうしたんだその髪?」


「ん?あぁ寝ぐせの事か!最近寝て起きるとこんな頭になっていることが多くてな…セットするのも大変なんだぞ?」


「いやどう見ても寝ぐせじゃねぇだろぉぉ!!」


「そうそう、関係ないが何故か最近お坊さんみたいなやつが変な生物に爆殺される夢をよく見るんだよなぁ」


「ク○○ンのことかぁぁぁぁぁぁぁあ!」


気づくと俺も金色の髪になっているわけもなく…


いやなんだよ、このやり取り


「ふざけてないで学校向かうぞ…!」


「はいよ~」


ってか、櫛で治るのかよ


櫛で金色の髪がオレンジ色にもどるのは違和感しかない…


「ほら、初日で遅刻なんてしたくないだろ?」


「そうだな!」


太田野幸助が仲間になった!!


そして学校に向かおうとするも…


「う、うごけん」


「ばかな!?」


何者かの圧を感じ足が一歩も動かない…


すると建物の裏から一人の男が正体を現す!


「ふぉふぉふぉ、まだ学校には行かせんぞい!!」


「お、おまえは!?」


多田野浩平ただのこうへい!!」


ただのシリーズ三号機!浩平!!


「お、お前のその髪は!!伝説の野菜人!!」


というかおまえもかぁぁぁぁぁぁ


緑色の髪がピンと立っている…ばかな


「あ、やべ寝ぐせが」


あ、そういえばこいつの髪もともと緑だった……ごめん勘違いしてた。


「さて、いつもの三人がそろったわけだが…何故お前は土鍋を持っているんだ?浩平」


「あ、朝食を家で食うと遅れると思って持ってきたんだぜ?いいだろ?」


「いや、朝から鍋は重すぎだろ!!と言うかなに食パン気分で土鍋持ってんだよ!もし角で人にぶつかったら相手やけどするぞ!!」


「恋みたいに熱くていいだろ!?まぁ確かに朝から鍋は重いよな!!」


「お前の重いは絶対鍋自体の重さだろ!?」


多田野浩平が仲間になった!!


さて、学校に着いたが、ここでも問題が起きた


今日から俺は高校生活が始まるということはつまり今日が初めての登校である…つまり今日は入学式である……


ぐつぐつ ことこと


いや、浩平さん!?なに鍋温めてるんですか!?てかなんでみんな無視してるの!?浩平の隣の人思いっきり湯気当たってるよ!?大丈夫なの!?


すると浩平の隣の人と目が合った


バキューン


ウインクしてきたぞあいつ!?最強か!?


ばたん


倒れたぁぁぁぁぁあ!?


余裕じゃなくて風前の灯火の合図だったぁぁぁ!!!流石に湯気に何十分もあったっていたら倒れるか……


そのままウインクの人は保健室に運ばれていった……南無


浩平はもうだめだ……あいつは常識を知らんのか…


そういえば浩平の鍋を気にしていて忘れていたが幸助は何処にいるんだ!?


ばたん


違う所で鍋やってました。


「なんでお前も鍋持ってんだぁぁぁぁぁぁぁあ!!!?」


そして隣が保健室に…


馬鹿野郎ぉぉぉぉぉぉお


こうして入学式は終わりを告げた

ほんとにただの日常ですね!

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