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第三話 情報共有③


「わかりました。まず、先輩がお父上の救助に向かわれてからの事なんですが――――」


 アンナはそう前置きすると、時系列に沿って話し始めた。

 俺が一人飛び出していくと、アンナと織部は真っ先にお袋の元へと向かったそうだ。

 理由は、もちろんお袋と愛の護衛……だけでなく、ヘスペリデスの召喚および隔離状態へ移行させるためである。

 この時点では、アンナも校舎や迷宮のゲートの取り込みが異空間型カードで可能なことを知らなかったため、ヘスペリデスの空間隔離は、校舎の破棄を意味していた。

 元々、校舎を利用する計画は、フェイズ1からのスタートとユウキの縄張りの主による敵除けを前提としていた。

 それが、予想外のフェイズ3からのスタートと俺の離脱により、前提条件が完全に崩壊してしまった。

 こうなったら仕方ないと、校舎の設備やせっかく沈静化させた迷宮のゲートを損切りする覚悟を決めたアンナだったが……。


「そこで、異界クラスのカードなら校舎も取り込めることを知った、と」

「ええ。恥ずかしながら私では思いつくすらできなかったのですが、先輩のお母さまがヘスペリデスに校舎を入れられないのかと聞いたところ、あっさりと……」

「さすがは先輩の母親だと感心したよ」


 そう賞賛する二人だったが、お袋がその発想に至れたのは、異空間型カードに対する知識が全くなかったがためだろう。

 俺たちは、なまじ迷宮内で建造物クラスの異空間型カードを使いなれていたが故に、元々ある建造物を異空間型カード内に取り込むという発想がなかった。

 だが、事前知識の無いお袋は、逆に「これだけ広いのだから校舎の一つや二つくらい中へ入れられるのでは?」と考えることができた。

 先のBランクモンスターの侵入事件が無知から来る不運だったとするならば、これは無知から来る幸運と言えた。


「まあ、その後は、ハーメルンの笛吹き男に愛さんが攫われてしまったり、その直後から先輩と連絡が繋がらなくなったと思ったら何故か浦島太郎と戦ってて、しかも特にダメージも無く倒せた、なんてことを聞かされてドキドキハラハラさせられつつ」


 ……うん、色々と心労を掛けたようで重ね重ね申し訳ない。


「それでもこちらはBランクモンスターの侵入もなく、なんとか初日を乗り切れそうかな、と思っていたところで……」

「俺から無事の報告と地上の空間隔離の連絡が届いた、と」

 

 コクリ、と頷き返すアンナと織部。

 

「この時点では、先輩がすぐに帰って来れるという前提の元で動いていたため、先輩の不在については皆に伏せていました。しかし、地上が空間隔離されたことにより……」

「俺の不在を公表せざるを得なくなったわけか」


 短期間の不在ならば誤魔化せても、空間の隔離により早期の帰還が不可能となった以上、隠そうとしたとしてもいずれバレる。

 いずれ隠蔽がバレてより混乱が大きくなるよりは、とアンナたちは自分から公表することにしたのだろう。

 

「幸い、アレースの存在と、神無月さん……と同等の戦力を持つ妹さんが合流しましたので、混乱は最小限に抑えることが出来ました」


 不在となるのは、俺だけではない。神無月翼という男もまた、表向きは姿を消すことなる。

 三ツ星冒険者に過ぎない俺とは違い、プロ冒険者である師匠の不在は、かなりの衝撃を皆に与えることが予想された。

 そこでアンナは、兄と同等の実力を持つ双子の妹として、小鳥ちゃんの存在を大々的にアピールすることにした。

 (表向き)プロ冒険者ではない小鳥ちゃんでは、プロ冒険者の師匠よりも格が何枚も落ちるが、そこはアレースの存在がその穴を埋めてくれる。

 ギリシャ神話でもビッグネームであるアレースは、カードや冒険者にあまり興味の無い人でも知っているような有名カードである。

 その存在感は、下手なプロ冒険者などよりも大きく、避難民たちはもちろん新入部員たちにも安心感を与えた。


 ……だが、その代償としてアレースは、小鳥ちゃんの、ひいては師匠の元々の手持ちということにせざるを得なかった。

 いくらプロ冒険者の所属するチームとは言え、この短期間でヘスペリデスに加えてアレースもとなると、いささか無理がある。

 しかし、姉に元自衛官を持ち、自身もプロ冒険者である師匠なら、まだなんとか言い訳が効かないこともない。

 そういうわけもあって、アレースは冒険者部からの貸し出しではなく、プロ冒険者である師匠が妹のために預けた切り札、とするしかなかった。


 皆の不安を払拭するために小鳥ちゃんの存在を前面にプッシュしたこと、アレースの存在感、そして何よりその美貌も相まって、小鳥ちゃんはアンナに匹敵する……いや一部にとってはそれ以上のカリスマ的存在となった。

 元々、アンナと師匠は思想的に相性が良い方ではない。

 良くも悪くもアンナ一強だった校内パワーバランスに、強力な対抗馬が生まれた瞬間だった。


「……………………」


 俺はそこで「師匠に関しては、女体化を解いて男の姿に戻せば良かっただけなのでは?」と問いかけようとして、止めた。

 先ほどの小鳥ちゃんの姿が、そのまま答えだったからだ。

 師匠側の理由については、まあ、予想がつくとして。

 アンナ側が、師匠のTSを許した理由は、おそらくプロ冒険者・神無月翼が校内に存在することを嫌ったのだろう。

 名実ともに冒険者として校内一の実力を持ち、顔も良く人当たりも良い師匠は、アンナたちよりも明らかに格上の存在だ。

 この状況下で、部長であるアンナよりも師匠の方を皆が頼る可能性は普通にある。

 もし師匠が完全に自分たちの味方であったのならば、アンナもそれを許容しただろうが、国のスパイだったという前科がある以上、そのカリスマ性は単なる脅威でしかない。

 一方で、師匠の存在は、俺不在の中では絶対に必要な戦力である。

 そこで、女体化だ。

 師匠本人ではなく、その妹となれば、そのカリスマ性も多少は目減りする。

 アレースに関しても、アンナたちでは扱えない以上、どちらにせよ師匠に預けるしかない。

 小鳥ちゃんの存在は、師匠が国のスパイはもう止めるという意思表示の表れでもある。

 アンナは妥協に妥協を重ねた結果、総合的に考えて今の形がベスト、と考えたのだろう。


「それからは、食事数の管理と、先ほど少しだけ話したチケット制の布石として食事券の配布を開始したり、校内の防衛と治安維持を兼ねた治安維持部隊を創設したりと、最初の週は、そんな感じで足元を固めるだけで過ぎて行きました」


 なるほど、最初は食事券としてチケット制を導入したか。上手いやり方だ。

 有料サービスと同時にチケット制を導入すれば、独自通貨としてチケットを使う気が満々なのは明らか。

 そこで、最初は無料の食事券からはじめて抵抗を無くしたのだろう。

 どのみち、マヨヒガとウィンチェスターハウスで収容者を分けている以上、食事数の管理のためにも食事券は必須。

 校内の防衛の名目でサラッと治安維持部隊も創設したりと、アンナのやり方は、杜撰きわまりない俺の避難者管理と比べて、色々と繊細かつ洗練されているように感じた。

 ……まあ、俺の場合は、そもそもろくに管理する気がなかったというのもあるのだが。


「翌週からは、ちょっと状況が落ち着いてきたこともあり、ストレス解消のため図書館や体育館などの無料の娯楽施設を開放し、それらの施設を管理する各委員会も導入しました」


 治安維持部隊をそのまま風紀委員とし、図書館と体育館の開放と共に図書委員と体育委員を創設。また日々の食事のローテーションを考える給食委員や、避難民たちの健康を管理する保健委員なども定めた。

 

 無論、これも後々始まる有料サービスのための布石であるが、どれも地味で特に利権に繋がる仕事ではなかったため、委員会制度の導入には誰からも文句が入ることもなく、それらが生徒たちだけで構成されていることにも声が上がることはなかった。

 委員会という学校にありがちな名称が、さりげなく大人たちが参入する余地を奪っていることに気付く者はいなかった。


 この際、それらの活動を手伝ってくれるボランティアも募ったが、この頃は完全無償であったため、精々部員の家族が手を挙げてくれる程度で、それほど数も集まらなかったと言う。


「また、この頃から神無月さんの提案で、周辺の見回りと救助活動を開始しました」


 師匠が一時的とはいえ防衛から抜けることに不安はあったものの、アンナも空間の隔離のことや新たな迷宮が出現していないか、周辺の高ランクモンスターについてなどの調査は必要だと考えていたため、これを許可したのだという。

 これが、後にギルドの介入を招くとも知らずに……。


「アンゴルモアから二週間が経ち、三週目に入ったところで、避難民たちの方々から様々な生活物資の不足の声が上がり始めるようになりました。まあ、誰もが十分に物資を持って避難できたわけでもないッスからね。そこで、頃合いだろうと商業委員を開設し、購買部を開始しました。同時に、漫画喫茶や視聴覚室を利用した映画館、ヘスペリデス産の果物を利用した喫茶店などの有料サービスも開始し、それらの管理はすでにある図書委員や体育委員などが管理することとなりました」


 事ここに至り、大人たちの中にも学校運営がすべて子供たちに独占されていることに気付く者も現れた。

 だが、時すでに遅し。大人たちが「子供たちだけでは大変だろう。私たちも手伝おうか?」などと今さら言ったところで、「え? 何の旨味もない地味な仕事だけだった時には何も手伝ってくれなかったのに、今更そんなこと言うの?」と言われれば口をつぐまざるを得ない。

 大人たちは、子供たち任せで何もしなかった自分たちを恥じると共に、自分たちを排除しようとする子供たちへの危機感と不信感を抱くようになった。

 もちろんアンナもいつまでも生徒たち、それも冒険者部だけで独占するつもりもない。

 頃合いを見て、自分たちに協力的な大人たち、冒険者部派の教師などを中心に『顧問』や『外部協力者』という形で各委員会に参入させるつもりだった。

 これは、あくまで「ここの運営は自分たちが主にやる」という意思表示に過ぎない。

 ここまでは、すべてアンナの思い通り。しかし、一方で問題も起こり始めていた。


「この辺りで、神無月さんが助けてきた避難民たちの数が問題となってきました」


 この時すでに師匠が助けた周辺の避難民の数は、五百人を超えていた。

 最初は、命からがら救助され哀れな姿となった彼らに対して同情して受け入れていたアンナも、ここまで数が増えると態度を改めざるを得なかった。

 このペースで避難者が増加した場合、食料はともかく住む所に問題が出てくる。

 皮肉にも、俺と同じタイミングでアンナたちも避難民の住居問題に頭を悩まされていたのだ。

 これ以上の避難民の受け入れはできないと告げるアンナに対し、師匠もこのままだとマズイことはわかっていたのだろう、それに同意した。


「……しかし、神無月さんはその後も助けた人々を連れ帰り続けました」


 師匠は、結局は見つけた避難民を見捨てることが出来なかった。

 自分を嘲笑うかのように避難民を連れ帰り続ける師匠に、アンナは急速に態度を硬化。

 アンナと師匠の対立は、自然と他の部員や避難民たちにも伝わり、学校はアンナと小鳥ちゃん派で割れることとなった。

 元々居た避難民は、これ以上の避難民増加は環境悪化にも繋がるとアンナ派が多かったものの、強権的なアンナに対する反発から小鳥ちゃん派となる者も一定数おり、助けられた避難民は当然小鳥ちゃん派となるため、両者の勢力は拮抗することとなった。

 拮抗する両派の対立は、二人の思惑を超え自然とエスカレート、先鋭化。

 アンナ派は彼女を『閣下』と尊称し、これ以上の避難民の受け入れの停止を掲げ、さらに一部の過激派は、生徒とその家族以外の追放を主張。

 小鳥ちゃん派は、民主主義に則った選挙制度と議会制の導入を掲げ、さらに一部の過激派は、ヘスペリデスなどの冒険者部のカードや魔道具の公有化を主張するようになった。


「さすがに私も神無月さんも慌てました。ここまでの関係悪化は、望むところではありません。知らず知らず、頭に血が上っていたことに気付かされました……」


 恥じ入るように呟くアンナ。

 やはり高校一年とは思えぬほどに大人びた彼女と言えど、予想外の状況下に冷静でい続けることは難しかったということなのだろう。


「ここで、あえて距離を取っていた我が仲裁に入った」


 冷静さを保っていた織部の仲裁の元、両者は慌てて和解。今後について真剣に語り合った。

 一昼夜に及ぶ話し合いの結果、小鳥ちゃんはこれ以上の外回りを停止(助けを求める人を見てしまったら助けずにはいられないため)、すでに助けた避難民に関しても立川ギルドへ受け入れてもらえないか打診することとなった。

 小鳥ちゃんが助けた避難民は、小鳥ちゃん派の中核的存在である。彼らを追い出すということは、実質的な小鳥ちゃん派の敗北を意味していた。


 校内に悪戯に対立を招き、ある意味で身内を売った形となった小鳥ちゃんは、大きく株を落としたものの(特にアンナへの反発から小鳥ちゃん派となった者たちからはボロクソに叩かれたらしい)、小鳥ちゃんに助けられた人々が彼女を責めることは無く、潔く負けを認めたことで一部のアンナ派からは逆に株を上げることとなった(無論、その裏にアンナの巧妙な誘導があったことは言うまでもない)。

 戦力的に小鳥ちゃんの存在は必須ということもあり、彼女の残留も認められ、こうして一応は丸く収まった――。


「ですが、問題はここからが本番でした」


 ――かに見えた。


「一部の避難民の受け入れを打診する我々に対し、ギルドが提案してきたのは学校全員での避難だった。……一部の避難民の先行受け入れは、のらりくらりと躱しながらな」


 それはつまり……。


「要は、無駄飯喰らいは要らない。だが、ヘスペリデスがセットで付いて来るなら話は別……と、そういうわけです」

「到底受け入れられることではない。我々は当然それを断った」

「すると、ギルドは私たちに対して様々な干渉をしてくるようになりました」


 交渉が決裂すると、ギルドは勝手に職員を送り付けてくるようになったらしい。

 勝手に校内を見回ると「子供たちだけですべてを決めるのはいかがなものか」「もっと大人に頼るべき」「ギルドからのアドヴァイザーを送ろうか?」などと文句をつけ、同じような不満を持っている大人たちを焚きつけ始めた。


「そして、そのタイミングであの事件が起こりました。……Bランクモンスターの侵入です」


 初期から避難してきた人々は、外の惨状も、モンスターの脅威も本当の意味では知らない。

 アンゴルモア始まって以来はじめてのBランクモンスターの侵入と、死傷者の存在に、避難民たちは大いに動揺した。

 そこにつけ込むように、ギルドの職員はここぞとばかりにこう喧伝した。

 

 ――――ここは、個人の避難民としては中々の防衛力だが、やはり防衛面に不安がある。ギルドのシェルターならば、このような事態も起きない。ギルドに避難してくれれば様々な支援も出来るが、ここのトップに断られている。どうにか説得してくれないか?


 当然「んなこと言うなら、一部だけでも先に受け入れてくれや」という反論も出たが、それに対しては「ギルドへの移送も危険を伴う。こちらも色々と準備があるし、出来れば一度ですべてを済ますのが望ましい」などとそれらしい理由をつけて断られる。

 直前までアンナ派と小鳥ちゃん派で対立し、火種がくすぶっていたこともあり、不満の炎は一気に燃え上がった。

 大人たちを中心にギルド派が、対抗するように生徒たちを中心に冒険者部派が生まれ、今度は子供たちVS大人たちという構図が生まれた。

 だが、元々生徒は少数派。生徒の中にも親の圧力に逆らえず、中立やギルド派に鞍替えさせられる者もおり、日に日に圧力が増していく中――――。


「そこで、先輩が戻ってきてくださった、というわけです」


 アンナは、そう話を締めくくった。

 その表情は、「これでVやねん!」と言わんばかりに明るいものだった。


「ふむ、なるほどな……」


 この一月の出来事を頭の中で週ごとに簡単に整理する。

 

~一週間目~


・アンゴルモア開始。俺が立川へ帰還できなくなる。

・神無月翼の退場と、神無月小鳥の登場。アンナに匹敵するカリスマの出現。

・治安維持部隊(後の風紀委員)と無料チケット制(食事券)の導入。


~二週間目~

・小鳥ちゃんが、周囲の調査と人助けを開始。

・図書館や体育館など無料の娯楽施設の開放。

・委員会制度の導入(風紀委員、図書委員、体育委員、給食委員、保健委員など)。


~三週間目~


・購買と、有料サービスの導入(商業委員、各委員に有料のサービスを導入)。学校運営が子供たちに独占されていることに気付いた大人たちからの不信感が高まり始める。

・小鳥ちゃんの助けてきた人の数が増え始め、問題となる。アンナ派と小鳥ちゃん派の対立。

・アンナと小鳥ちゃんが慌てて和解。ギルドへ一部避難民の受け入れを打診するも断られ、学校ごとの避難を推奨される(ヘスペリデス狙い)。交渉決裂と共に、ギルドからの干渉開始。


~四週間目~

・Bランクモンスターの侵入。死傷者が出て、商業活動も停止する。

・ギルドの扇動により、今度はギルド派(主に大人たち)と冒険者部派(主に子供たち)で対立。

・ギルド派は、ヘスペリデスやその他のカードを差し出して、ギルドへ避難すべきと主張。人数比の問題から、多数派となったギルド派からの圧力が日に日に高まる。

・俺の帰還。


 こんなところか。しかし、これは……。

 改めて全体の流れを確認した俺は、思わず顔を顰めつつ言った。




「……まさかとは思うが、仕込みじゃないよな?」




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