唯一、父兄を超えたこと
父の買ったフルートを吹き始めました
役40年前に父は、何をおもったかフルートを買ってきた
兄はピアノと吹奏楽でユーホニウムを吹いていたから、それでやらそうとおもったのかもしれない。
自分ではフルートの音が好きで子供に託したのかと。
間違ってもバスケット部の自分ではなかったわけだが。
それから年月が経ち、ピアノを引き取った時期もあったが、引っ越しで手放し。
持ち歩きの楽なフルートだけ自分で持っていた。
必ず吹ける、というタイトルのcdつき解説本を二回買って挫折していたのだが
このたび、、コロナの在宅勤務で老後に近い自由時間ができて挑戦してみた。
ソラシドレが吹けるようになり、いっぱしに曲が吹けるようになってしまった。
アーモンドアイを破ったグランアレグリアみたいなもの。
その本は音が出やすいソラシドレから練習するようになっていて、
あたりまえのドレミファソの段階になったら、音が出なかった。
古くなって空気が漏れているからだ。
そういうわけで、コロナの自粛要請が取り下げられ、心斎橋のヤマハが再開したところへ
メンテナンスに持ち込んだ。
二週間、4万円の見積もり、高いか安いかわからないが、捨てるわけにもいかないので
修理を頼みました。
当時はカレッジモデルと呼ばれた、ヤマハの1番安いyflー23は、ヤマハが最初に作った
フルートであり、よくまぁメンテナンスしてくれるものだと感心する。
メーカーからみれば、使われていないので、消耗品として在庫している部品以外は
新品に近かったのかもしれない。だいたい、自分で組み立てた記憶は10回ない。
ここ2ヶ月吹いただけの博物館のような使用状態だったのだろう。
もう作った人は退職しているとおもわれる楽器を再生して、ドレミファソへ進むことにした。
コロナが治ったら、聞かせにいこう