表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

少女はこの状態についていけない part1

作者: 奏

少女side

目が覚めるとそこは、見覚えのない真っ白い天井が広がっていた。………ここは、どこだ?………父様が死んでから一生縁が無いと思っていたベッドに寝ていた。一度ベッドに寝ると恋しくなってしまう。取り合えず、自分の置かれている状況を理解しなくてはいけないな。

「ここは………?」

人がいるかもしれないので声を発して見る。………返答無し。気を取り直して今度は辺りを見回して見る。この場所全体が白い。そして、ベッドが多い。

「病院?」

思っている事をそのまま口に出してしまった。それにしても、病院にしては小さいような……

「違う違う。病院じゃなくて保・健・室。」

どっから沸いて出てきた!声がした方を見ると、金色に近い茶髪の肩甲骨辺りまで伸びた長い髪を、後ろで緩く結った、目が緑眼の白衣を来たイケメンがニッコリ笑っていた。大事な事なので2度言おう、イケメンがいた。……ん?今保健室って言ったか?言ったよな?!

「はじめまして。僕は白夜(びゃくや) (あき)。さて元気そうだし、自己紹介も終わったし、早く保健室から出ていってくれるかな?仕事するのに邪魔くさいから。」

むっ。感じ悪いな。………うん?保健医の仕事ってなんだ?いや、そもそもここはどこだ?保健室だということは学校?そういえば学校がどうたらこうたら言っていた気がするな。「はぁ、訳がわからないって顔してるね。……ここはエバンズビル高等学園。獣人族や半魚人、ハーフエルフに竜神族。君の様なハーフヴァンパイアーと言っても君だけだけどねー吸血鬼等、人外を対象とした特別な学園なんだよ。」

物凄く気だるそうに説明してくれる。意外と親切なのかも知れない。

「ちなみに生徒会長は獣人族で、副会長は吸血鬼だよ。…ファァ(ねむ)。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ