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幸せ
「にしても はるの、怒りっぽいんだよな・・・」
ガラッ
「誰が怒りっぽいって?
和兄たちが悪いんでしょ。悪ノリするから。」
「うわっはるの!」
「先生とせっかく付き合えたんだもん。
そうそう喧嘩なんかするもんですか。」
「だよね。」
ホッとしたように息をつく先生に
心臓はドキリとなる。
「あー、はるのが照れてるぅ」
「和兄うるさいっ!」
「大宮ちゃん、茹でダコみてーww」
「んもぉ、相沢先生!」
「ははっ本当に真っ赤(笑」
「ちょっと、咲楽先生が止めてくれなかったら
誰が止めるんですか!」
保健室が、先生たちの笑い声で包まれた。
成瀬先生なんて、おなか押さえてうずくまってる
もう、ほんと子供みたい。
なんて思いながら、私は幸せをかみ締めていた。




