じゃじゃ馬娘
「大宮・・」
低く艶やかな声が吐息とともに私の耳をかすめる
「せ・・・せい・・・」
私が小さくつぶやくと
キュッと静かに抱きしめる腕が強くなる。
「代わりでもいい、なんて・・・
そんな悲しいこと言うなよ・・」
「たしかに、凛と重ねていたけど・・・
お前のことを凛の代わりだなんて思ったこと、
一度もねえよ・・・」
静かに、静かに
先生の低く甘い声が
響く
「初めて会ったとき、凛に似てて息が止まるかと思った。
だけど、お前と話して、色んなお前を知って・・・
俺は、大宮はるのっていうただひとりの人間に
惹かれた。」
真っ白になった
今、先生はなんて言ったんだろう
私は今、何を聞いたんだろう
少女漫画のような展開が
私の前に起きたような気がする
「俺は、大宮が好きだよ」
足が小さく震えて
鼻がツンッとした
「せ・・んせい・・・今、私を好きって・・・」
「ん?そうだよ・・・
大宮を好きだって言ったの。」
「え・・・私?凛さん・・・えっ?」
「んもぉ、凛にとらわれすぎ。
俺は大宮が好きだって言ってるの。
信用できない?」
きゅるんっとした瞳で見つめられる
さっきまで先生の顔を見られなかったけど
大好きな先生の顔が私の目の前にある
というか・・近すぎる
「大好きな先生の言葉は信用できない?」
私が先生を好きだって知っているからか
それとも、大人だからか・・・
先生は余裕な微笑みで私の顔を覗き込んだ
「信用、していいの?」
「してくれなきゃ困る(笑」
「でも、凛さん・・・」
「また凛?
あのね・・・自分が凛と似てるから不安かもしんないけど・・・
凛と大宮全然似てないから。」
「え?」
「似てんのは外見だけ。
大和撫子の凛とじゃじゃ馬娘の大宮が似てるわけないでしょ。」
「じゃ、じゃじゃ馬って・・・ひどっ」
「ひどい」
て言おうとした唇を
いとも簡単に先生によって包み込まれた
お久しぶりですヽ(;▽;)ノ
かなりお久しぶりな投稿となりました。
のろまな亀 桜桃です・・・
何とか頑張りますから
だから、見放さないでください(´;ω;`)




