表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/31

三十話

温かな陽光に、暖簾が照らされる。

縁庵は客で賑わっていた。

携帯越しに新作スイーツを見せる天狗の男性。

女性を伴って、ココアをゆっくりと飲む河童の青年。

獏の女性の前でうっとりとしながら恋する男性のことを語る狸の少女。

そんな彼女に隣に座られている青年が苦笑いをしているのを、剃髪の老人が微笑ましく見つめている。

カウンターでふんわりとした狐がくわぁ、と欠伸をした。

神饌を食べ終え、満足したようだ。

カラ……

店の戸が開く。

新しい客だ。

品格のある抹茶とコーヒーの香りが漂い、心を和ませる。

鬼の店主と人間の店員が、同時に挨拶をする。


「いらっしゃいませ、ようこそ。縁庵へ」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ