表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

入隊試験

俺たちはそこから歪体を倒す為に勉強やトレーニングをしていった。知識を増やしていくうちに歪体や、人に流れてるエネルギーについても少しずつ理解出来るようになっていった。それから年数が経ってようやく俺たちはTDOの入隊を受ける事にした。


「これよりTDOの入隊試験を開始する。諸君らには我々と共に命をかけて市民の安全と平和を守るため、充分な戦力になるかどうかを判断する。少しでも何か駄目なところがあれば即失格だ。一つだけ自分の力が少し足りてない、それだけですぐに死ぬ世界だ。我々に必要なのは歪体と戦い、生きて帰って来れるやつしかいらない。分かったか!」

試験官らしき人が声を上げて言った。

(めっちゃくちゃゴリラみたいな見た目だな、、、)

多分全員そう思っただろう。


俺と神谷は今日この日の為に必死に頑張ってきた。絶対に合格してやるって気持ちで。


最初は筆記試験だった。知識が十分身についてるかどうか。一問でも間違えたらその時点で失格というつもりで受けた。てか実際にそうだった。

「(筆記試験は簡単に行けそうだな、、、)」


無事に筆記試験は合格して次は体力や精神面の試験をされた。それも合格し、次に進んだ。

「はぁ、はぁ、めっちゃキツイ。なんなんあのゴリラ、絶対人じゃないやろ。」

「まぁそりゃあんな装備にあんだけ走ったらキツイわな」

「なんで神谷はそんなに余裕そうなんだよ、体力お化けにも程があるぞ。お前もゴリラか」

神谷は昔から体力お化けだ。マラソン大会でも神谷が一位以外を取っていた記憶がない。

「誰がゴリラじゃ。見た目に出ないだけで俺もめっちゃキツイわ。」

「そうは見えねぇよ。てか次は何するんだろうな」

「確か、能力鑑定するって言ってたぞ」

「能力鑑定かぁー。俺なんの能力なんだろ。」


人のエネルギーにはそれぞれ()()()()()()()()()()という四つのエネルギーが流れているらしい。このエネルギーの事をTDOでは()()()()()()()と呼んでいる。この四つの能力は赤ん坊のときに最も強く流れた感情が、その人の生命エネルギーのタイプが決まるそうだ。たくさん愛されて育ったのなら、愛の感情が強く伝わり、愛のエネルギーが体を多く流れる様になる。生命エネルギーに対して自分が一番強く思っている能力を具現化することが出来る。例えば、火に対して恐怖を一番抱きやすいのなら、火を扱える能力になったりするらしい。


「俺、多分...愛のエネルギーじゃねって思ってるわ」

俺は昔からお母さんに愛されて育てられてきた。その分今も愛のエネルギーが多く流れていると思っていたからだ。

「愛かー、まぁ多分俺も愛だと思うぜ。」

215番!中に入れ!

「あ、じゃあお先にー!」

神谷が呼ばれて鑑定室に入って行った。

同時進行でしてるのですぐに俺の番が来た。

268番!中に入れ!

まずここに手を入れてもらおうか。

「分かりました。(鑑定する人もゴリラしかいないのか?全員ゴツすぎるやろ、、)

「なんだこれ、、」機械をいじりながら目の前のゴリラ鑑定師が小声で言った。

(え?俺なんかミスった?)灯真は少し動揺した。

もう一度頼む。

「あ、はい。(え俺なんか間違えてたら嫌だなー、、大丈夫よな?」


鑑定ではそれぞれの人に流れている生命エネルギーの量や、種類を調べている。最近の技術だと生命エネルギーの量とかも物凄く詳しい数まで出てくるらしい。

「君、一回こっちの部屋に来なさい。」

「え、あ、は、はい。」灯真は他の受験者とは違う部屋に待機させられた。

他の部屋ではそれぞれ能力鑑定の結果の紙が渡されて、その結果によって自分の所属する部隊などが決まりやすい。


そして俺はみんなとは違う部屋で紙を貰った。

俺は紙を手に取った瞬間、心臓が凍ったような気がした。

紙にはこう書かれていた


鑑定結果。佐藤灯真 鑑定不能

理由 ()()()()()()()()()


これだった。

俺はその紙から目を離せなかった、、、

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ