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狂伝  作者: 神田一二


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3/3

第3話 ラストリゾート

最終話ですね。

翠は英雄になれるのか?そして、カリンは死ぬのか

さぁ、英雄譚の始まりの前日譚。

譚が多いな(笑)

閑話 


「この世界は罪を犯した神界人を忘れさせられ罰を与える世界です。危ないので近づかないでください。」

天使たちは私に言っていた言葉だ。何のことかは分からない。


「これは、神具です。決して触らないでください」

天使たちは私にそう言った。


がしかし、私は、適当に二つの神具を持って地上に堕ちた。


精神体のまま堕ちたのでそのままさまよっていると場末の廃退的都市に行きついた。

なるほど。天使が言っていた通りだ。確かに罰だな。と思いながら彷徨っていると女の死体を見つけた。

まだ、死んでからそこまで時間は経っていないようだった。

もう、霊魂は天国に行っているな。私は確信してその女の身体を使った。


「ふ~ん、結構いいじゃん。これ、最高じゃん!!!」

私は嬉しくなり走り出した。


公衆トイレの鏡で私の顔を見ると右眼に十字架、左眼が輪廻転生の紋章が出ていた。

カッコ良かった。


リサイクルショップで無料になっていた猫耳フードのジャケットを着て歩き始めた。

ホームレスからもらったカリントウは美味しかった。

そこで言われたホームレスの「カリントウ大好きなのか?」という言葉で…

私はカリンと名乗った。


あぁ~ここから楽しい日々が始まろうとしたのに・・・・あぁ~最悪




気付いた時には私の右手は後ろにあった。


そして、突き刺さる矢 

滲む赤い液体


私は死ぬんだなと一瞬で理解した。

誰がこんな事をしたのかと前を見ると空から舞い降りる男


「やぁあ、久しぶり。大罪神界人」

男はドスの低い声で笑っていた。


「お前は誰なんだ!!」

翠少年は私の代わりに代弁してくれた。

さすがは英雄だ。


男は話しを始める。

「俺は槍の天使!!この大罪人を殺すために来た。」


槍の天使は近づき私の左手を断つ

強烈な痛みが襲う。


私は声を抑える。

翠少年たちは叫んでいたが私は何も出来なかった。


あぁ~手が生えればいいのに・・・体が再生できたらいいのに・・・・


そう思っていると腕に猛烈に違和感が来た。

すると、失われた手の甲が見え繊細な触角の感覚もある。


槍の天使が驚いている。

私はその隙を見逃さず猛烈なパンチをかました。


槍の天使は呆気なく倒れた。

そして槍の天使は頭をバカにして話す。

「嘘だろ。神界人がこんなことできるってあり得ない。どういう事…」


私はうるさくなって再生された右手を動かし槍の天使の口を押える。


槍の天使は暴れはじめる。


壊れたらいいのに・・・・そう思っていると突然肩を叩かれた。


「まぁ、その辺にしたら?」


私は横を見ると翠少年たちがいる。

振り向き驚いた。そこには、中肉中背の大人の男がいた。


「お前は誰?」

私はそう言うと男は答えた。

「僕は使田。もう、大丈夫。再生した腕を離して」


私は警戒したがなぜか安全感があった。

私は使田の指示に従った。


「お前は!!」

槍の天使はそう言って使田を見ていた。


「バン!」

使田はそう言うと槍の天使は頭が裂けた。

「じゃあね。地獄に行け」

使田は一仕事を終えたように手を払う。


私は驚いた。だが、次の瞬間死んだと思っていたはずの槍の天使が最後の咆哮をみせる。


「まだだ!!今からこの場所に彗星が落ちる。全員死ねぇ!!!!」

そう言って槍の天使は倒れた。




ここ数分で何が起きたのか分からなかった。

カリンが矢で攻撃され両手がバラバラになり槍の悪魔っていたのが来て成人男性が来て槍の天使が死んだりその天使は彗星が落ちると言ったりなにがなんだか分からない状況だった。


僕はカリンに近づいた。

「なぁ、カリン大丈夫?」

「あぁ、なんか大丈夫ぴんぴん!!」

カリンはアヒルの動きをして・・・まぁ、大丈夫そうだった。


すると、使田と言う男は僕たちに近づき言う。


「槍の天使の言った事は本当だ。逃げるんだったら早くしろ」

カリンと目を合わせた。カリンもそのつもりらしい。

僕は勇気を出した。

「いえ、逃げません!僕らは英雄になるんだから!!」

使田は笑った。

「そう。じゃあ、私は見ているよ。」


使田は簡易椅子を出しその場で緑茶のペットボトルを飲んでいた。


「で、どうするんだ?英雄」

僕はバカだった。何も考えていなかった。


カリンもそれを察したのか少しあたふたしている。

僕もこの中二の頭で最大限に考えたが何も思いつかない。


「私が持ってるのはハーレーバットと感情情緒ショットガンしか持ってないんだよな。」

カリンはそう言った。僕は閃いた。





カリンに作戦を話すと「OK!」と軽いノリで言われた。


僕の考えた作戦それは、感情情緒ショットガンの弾丸をハーレーバットで打ち彗星をぶっ壊すそんな算段だ。中二病みたいさすがに無理と思う人もいるかもしれないが神具なので神の道具なのでこの世界のものはだいたい壊せるのだろう。


「じゃあ、行くぞ!翠少年!!」

カリンは感情情緒ショットガンのトリガーを引く。


漆黒の空には赤い彗星が近づきもはや隕石。

何、普通のこと言ってんだ。僕と思いながらハーレーバットを強く握る。


「おりゃあああ!!」

僕は弾丸にバットを当てぶっ飛ばす。


「これが僕のラストリゾートだ」と叫ぼうとしたが勢い良過ぎて言える余裕がなかった。


赤い彗星はぶっ壊れた。轟音が響き綺麗な欠片が空を舞っていた。


       


拍手して近づく使田

「じゃあ、中学生はもう帰ろうか。カリンは残れ」

使田はそう言った。


「じゃあ、お別れだね。」

翠少年はそう言った。

「あぁ、またね。翠少年、九条と付き合って結婚したら教えろよ」

私は冗談交じりに言うと翠少年はあたふたしていた。


まじか、こいつ・・・


「ん?何の事?」

九条は首を傾げる。

「何でもない!!」

翠少年は後ろを振り向き恥ずかしそうにしていた。


「じゃあ、行くよ。ワープズ!!」


「じゃあな。」

私は手を振り、翠少年いや、英雄も手を振り返した。


「ねぇ、好きなの?」

「はぁ、そ、そう言う訳じゃ・・・」


こうして、英雄と姫と別れた。


「さぁ、話そうか。カリン。」

使田は話を続ける。

「というか君は何の神界人なんだ?目?意思?伝達?」

なにやら使田は私が何の神界人か考えてるらしい私も分からないので分からないと伝える。


「なるほど、君も分からないのかまぁ、仕方ない。地獄出生だと分からないことだもんな。まぁ、でも君はもう神界人とは違うんだ。魔人なんだから」


「あの~魔人って何ですか?」

「まぁ、簡単に言うと神界人が人間の身体を奪ってなる者かな。透明の天使が昔やって殺されたんだけどもう一つの創造神みたいな感じで矛盾した存在。」

「そうなんだ。」

私は理解した。


「まぁ、そんな事今は考えなくていいよ。それよりも」

使田の目つきが変わる。

「君には数十年後に起こる終末を救う救世主を捜してほしい。まぁ、頑張ってくれよ」

使田はそう言って去っていく。

去り際、私の手元には本があった。


私は仕方なく救世主を捜すことに決めた。

さぁ、狂伝開始


終わり、魔人カリンの話はたまに出すのでぜひ、読んでみてください。

そしてカリンちゃんが乗り移る前の人の話

混酒

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