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狂伝  作者: 神田一二


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第2話 ジャンク前日譚

最近は冷笑系が多くてダサいなって思うな。

そんなの忘れさせる存在がカリンちゃんなのかなって思いま~す。

閑話


私は地獄で生まれた。なんの悪魔かは知らない・・・・

そして、一回死んだ。起きると次は、天国にいた天使になった。

だけど、何もかも分からず逃げ出した。あの天界の摂理は嫌いだった。

死んだら輪廻転生で地獄と天国を行き来していた。

あの世界のゴミ箱ことこの世界に落ちた。


まぁ、大丈夫だよ。昔の私、私は何の悪魔か天使か知らないけど色々楽しいし今、翠とか言う少年の所で飯を食っているから。トラウマなんてもうない。忘れたから





今、僕の家には変な奴が来て向かい合って右にカップラーメンをズルズル食べている。

会った時は気づかなかったが猫耳フードには顔が描かれていて執事が付ける片眼鏡もあしらわれていた。

「うまい!!うまい!!」とカリンはカップラーメンを食べていた。


某アニメの柱みたいだな。と思って見ていると僕のカップラーメンもそろそろ出来上がるころだ。

ワクワクしながら待っているとカリンが話をする。

「なぁ、どんな英雄になりたい?」

僕は面倒くさくて黙っていた。だがカリンは意気揚々と話を続ける。

「伝説の王アーサーとかフランスの英雄たちジャンクやナポレオンとか。ねぇ、きいて・・」


丁度お湯を入れて三分僕は、急いで蓋を開け食べる体制をするとカリンが頬を膨らませカップラーメンを取り上げる。


「おい、ジャンクフード食う前に答えろ!!」

「はい、はい、ごめんなさいね。」


僕は平謝りをしてカップラーメンを奪い返し勢いよく麺を啜った。


「あぁ!答えろ!!」

「僕はな!九条さんを救えればいいんだよ!!」

僕は勢い良く叫んだ。

まぁ、こう言ったほうが楽だと思う。


「なるほど、九条って子を救えばいいんだね。」

指パッチンをして直ぐに理解したカリン

僕は理解してくれたことに首を縦に振る。


「それにしても九条ってネギの品種みたいね。京都とかでQueen九条って品種あったかも・・・」

「それは禁句だ!!馬鹿なことを言うな。」

僕はカリンを叱った。

なぜなら、中学一年生の時にクラスの不良がそんな事を言って九条さんは泣き出して九条さんの”非公式”ファンクラブの奴らが不良をポコチョン←(ここ大事)する事件が起きた。だから、ネギは禁句なのだ。


「分かったよ。」

カリンは少し反省しているのか頭を下げている。

「まぁ、お前は九条の事が好きなことは分かったぞ!!」

カリンは笑っていた。

「はぁ~!!」

僕は焦った。どうして、こんな奴に・・・

焦っているとカリンは笑いながら肩を叩く


「人間の思春期の心なんて一瞬で分かるんだよ。じゃあ、今日の六時。商店街の角マックで」

カリンはそう言って忽然とどこかに消えた。

僕は茫然とした。あと、角マックは熊本にしかないぞ。昨日ご当地紹介番組で僕も初めて知ったんだぞ。

僕、熊本まで行かないといけないのか。

僕はベッドで倒れ込んだ。




六時となりどうしようかと思っていると玄関のチャイムが鳴って扉を開けるとカリンがいた。


「やぁ、翠少年。早速向かおうじゃないか!!では、ではよっ!!」

カリンは僕の目を手で覆い隠す。

「ちょなに!!」

僕は驚くが意外と安心感があり直ぐに冷静になる。


「はい、着きました。さぁ、英雄さん始めようか」

カリンがそう言うと覆っていた手を外していく僕は目を開けると驚愕した。

視界に映ったのは明らかに悪党の男たちが鉄柱に縛られた九条さんを囲んでいる様子だった




私が目を開けると男たちに囲まれていた。

動こうとしても鉄柱に縛られ動けなかった。

「どうして!!こんな事をするの!!」

私が叫ぶと一人の男が出て来た。

こいつがリーダーなのだろうか審議は不明だが男は話を始めた。


「お前の腹違いの姉が神奈川で死んだ」

私はあまりにも突飛した内容で鳥肌が立つ。

確かに昔、お父さんが酔った勢いでそんな事を言っていたことを思い出す。

男は話を続ける。

「本当はそいつの臓器を売って盗んだ麻薬を帳消しにしようと思ったが死体が無くなりこっちは困ってんだ!!」

男は近づき私の目を凝視する。

「だから、お前の臓器を頂く。明日にはお前も姉と同じところに連れて行くよ」

男は笑っていた。

私は戦々恐々して全身が震えた。

終わりだ。こんな所で死にたくなかった・・・・

私の目から大粒の水が流れる。頬に伝ってくるのが分かる。


すると、ドンッと轟音が響き鉄柱も揺れる。


私と男たちは一斉に音の発生源に目を移す。

すると、そこには私は震えた。

アイツと同級生がいた。

どうして・・・


         


僕が驚いているとカリンはバットのようなもの渡してきた。


「これは、”神具”ハーレーバット!!これを使えば人間なんて10Mも吹っ飛ばせる代物」


某アニメの解説だなと思って渡されたハーレーバットを強く握る。


すると、リーダーなのか男が現れる


「お前、なんでそこに・・・・」

男はビックリした表情をしている。

何だろうと思っていると男は叫ぶ

「お前らあいつを殺せ。九条の腹違いの姉もいる。あの少年は殺せ!!殲滅だ!!」


僕は驚いてカリンの顔を見る。

カリンは”はにゃ”と舐め腐っている表情をしていた。


すると、男たちは走り始める。

「ちょ、カリンどういう事!?」

僕がカリンに言うとカリンは何も言わずどこかに行ってしまった。


僕は覚悟決めてハーレーバットを強く握り男に一人に向かって大きく振りかぶる。

すると、見事に男にクリーンヒットし男は10Mも吹っ飛び壁にぶち当たり無残な姿になる。


僕は驚き自然とにやけてしまった。

そこからは話は早くバンバンと男どもぶっ飛ばした。


一通り敵を一掃すると拍手しながらカリンが現れる。

「いや~すごかったね。やはり、若いってすごいわ。翠少年。いや英雄」

「どの目線から言ってるんだよ」と思いながらぐっと堪えて

僕はカリンに聞く

「どこ行ってたの?カリン。」

「私は、この感情情緒ショットガンで敵をいっそうしていたぞ!!」


確かに他にいた敵もいなくなっている。

僕はカリンに初めて感心した。


「翠くん!!」

僕は九条さんの所に向かう。

「九条さん大丈夫でしたか!!」

九条さんに縛っているロープを外す


「ありがとう!!」

九条さんは泣きながら僕に抱き着く

メチャラッキー僕はこの瞬間を存分に味わっていたのに・・・・


「死ねぇ!!!」

リーダー格の男が僕らの時間を奪うように鉄のパイプで襲い掛かってきた。


マズいと思いながら九条さんと逃げようとしても九条さんは怖くて動けないのか微動だにしない。


ここまでかと思っていると静かな銃声が聞こえた。


「ぎゃう」とリーダーの男の情けない声が聞こえ倒れる音がした。


「危なかったな。英雄」と笑顔で言う。

すると、カリンの顔を見て九条さんは驚いた表情をした。


「ライカ・・・・」


「どうしたの?九条さん?」

僕は誰なんだろうと聞いてみる。


「私の腹違いの姉。昔、お父さんが酔った勢いで言ってたんだけどまさか本当だったなんて」

僕は屋上から間違って落ちた猫みたいに驚いた。


「えっ?という事は・・・カリンの身体は九条さんの異母姉のライカさんってこと」

「ピンポン。そうなるな!!」


カリンは元気にそう言った。

「いや、そんな元気に言うなよ。九条さんだってびっくりし・・・」


九条さんの方を見ると手を叩いて大爆笑していた。

えぇ~

僕は少し引いたがそこも可愛かった。


「おい、こいつおか・・・」

僕はカリンの口を押えた。


カリンは察したのか少し離れた。


「さぁ、英雄、姫を連れて帰ろうか」

カリンがそう言った瞬間だった。


カリンの身体に無数の矢が突き刺さり右手が引きちぎれてカリンは倒れた。


僕は何かを叫んだが何を言ったか忘れた。


次で最後です。なんか槍でカリンちゃんが仮死状態です!!

さぁ、どうなるのか?ぜひ、見守ってください!!

あと、良かったら感想や星、リアクションをオナシャス!

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