先は皆それぞれ
多分三百年前は十祭で子供扱いされなくなったと思った
干ばつと疫病が蔓延する三百年前
柚希は十二歳になって一棘は十歳になった
柚希にお見合いの話が来た
(三百年前は十二歳で嫁に行ったり遊郭に売り飛ばされてた時代)
そのお見合いの相手は眞佐之輔という
完璧に呪いを熟す呪術師の痲沙之丞の曾孫だ
その頃干ばつと疫病が酷くて
柚希がお見合いして呪術師痲沙一族に嫁いだ頃
亨那は江戸の遊郭で働く事になり
一棘は干ばつと疫病を神様に何とかしてもらおうとの事で人柱みたいな感じで殺された
一棘、十歳
戒名「花一匁」
でも
神社の神楽で念仏が書いてある着物を召して内蔵を引き出されしばらくの間そのままの状態だった
その報を聞いた柚希は一棘がいる神社の神楽に行って
着物の血の着いてない部分を一部持ち帰った
唐二郎は「一棘が人柱みたいにならなければならないのか?」と疑問を投げかけていた
村人達の圧力が凄い
村人の中には「一棘のように親がいないない子はさっさと殺すか売るかしろ、親のいない子(十一歳以下)は邪魔だ!」という人達が結構いる
七歳だったあ一棘を引き取り下働きさせたりしてた唐二郎を快く思わない人が多かったので
その圧力で一棘が人柱という事にされ連れていかれ、、、
良心は村人達に替えられたという事だろう
一棘がいなくなって一ヶ月くらいして痲沙之丞を使っている大名が必ず呪術が成功する事に恐れをなして
いきなり大名の屋敷の庭にある井戸に沈めてしまった
その時から一族全員井戸に沈めろとか斬り殺せとか言われるようになり柚希と眞佐之輔も井戸に沈められたが
柚希は忍者なので命からがら眞佐之輔を助けつつ井戸から這い上がり江戸の方へ逃げた
敬称略
話は架空
呪術師痲沙一族全員殺されたというが勝手に七十六歳設定の呪術師痲沙様の曾孫と嫁は命からがら逃げれた設定にしました微妙に変えたみたいだけどすいません