【プロローグ】
三部作の二作品目に突入いたします。
前作「僕は今じゃこ天という名前で生きています」で投げっぱなしであった伏線を書いてまいります。
前作同様に眠れない夜、長い時間のトイレの時間などに是非お読みいただけたら幸いです。
誤字脱字、使い方の間違っているものなどご指摘いただけるとありがたく存じます。
今回はオムニバス形式に見えますので好きな場所からお読みいただきながら是非最初の頃もお読みくださると気づくこともあるかもしれません。
(注意)わたくしの作品では字下げは行いません。
読みやすくそして眠くなりやすくなっておりますのでどうぞ、ゆっくりとお休みください。
【プロローグ】
あなたは人生を生きてきて、あらゆる不思議な体験や、不思議な気持ちになるような事がありませんでしたか?
自分のことなのに、なぜこんなに分からないんだろうと頭を抱えることもあったのではないでしょうか?
未来への不安は生まれついた時から少しずつ増えていくものですが、
不安の内容は年々違った事になっていることにお気づきですか?
そして、誰しもがいつかは迎える死、その先には何が待っているのでしょう?
お花畑がいっぱいな天国か鬼が終始見張っているような地獄。
それらは本当はどこにあるのでしょうね。
ここに出てくる方々は人生を歩みながら、色んないいこともわるいこともしてきた結果一体どこに行くことになるのでしょう?
人は望んだ場所に産まれることなどできません。
すべてはあなた次第で短い人生というものをどういう結果にしていくかを楽しむほかないのです。
人生はある条件を除いて一度しか経験が出来ないものですから。
さぁ、彼ら、彼女らの人生をほんの少しずつ覗き見しながら、人生の果てには何が待っているのかを楽しみにお読みいただけたら幸いです。
※登場人物の名前や団体名は架空のものですので完全なるフィクションです。
フィクションならではではありますがマホウが沢山登場いたします。
この文章を読んでくださっている皆様も実は持っているマホウなのです。
第1部となった「僕は今じゃこ天という名前で生きています」を熟読してくださった方々はそこに残した伏線をこの、一見オムニバス形式に見える第二作にて回収を楽しむなんて読み方もできるかもしれませんね。
では第一話をどうぞお楽しみください。