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虚無感と汗

作者: 蒼石 折

キツいこと辛いこと。

たくさんの想いがあるから生きにくいと感じていた。私の頭には自分のことしか考えられない脳と建前だけは言える嘘つきな口がついている。

毎日同じ日々を続けると何処かで見た光景を繰り返していることに気づく。その瞬間に私は、虚無感に襲われる。どこかで私は自立できない私と葛藤している。簡単にはいかないことはわかってるし、私も一刻でも早く私を治さなければいけないことはわかっているのに。うまくいかない事ばかり起きると私の価値はどこにあるのか分からなくなる。いつも通りの日々でどこか毎日を惰性で繰り返していることに罪悪感を感じざるを得ない私がいる。

他人と私。

他人と解り合うのは難儀だが、それよりも、私のことを伝えることができない。私の想いを伝えることができない。

簡単にした方がいいなんて言わないでほしかった。いつも私は遅れてて、簡単に追い越されてしまう。生きているのに生きていなくてもいい感覚に陥る。

大人ってなんだろう。

私はもう少しで大人と言われるようになる。いつもの様に追い抜かれていくのだろうと考えても仕方がないのだが、やはり、辛くなる気持ちがどこかにある。まだ若いんだから。そんな言葉をいつもデバフを振り撒く様に告げる口がいつになく多く感じる。若ければ分かってないこともあるかもしれない。でも、それって人間として見られているのだろうか。若人とはこういうものだ。というものに嵌ってしまうものなのだろうか。それでもいいと最近は思い始めてしまって怖くなる。私はいつも子供で、遅れてて、頭の悪さも成長の遅さも常に人より遅い。環境のせいにも、自分のせいにもしたくない。ならなんでこうなってしまったのだろうか。誰も悪くないという考えが良いのか、何も考えない方が幸せか、夜が明けるまでが一番長くて辛いのだと感じてしまう。今日この頃。

みんな同じ?

私は、考えすぎてしまう節がある。それが良いとか悪いとかそんな事ではなくて、ただの個人性だと捉える様にしようと思った。

私は、繊細で傷付きやすく、ずっと子供の心である。それは、色んなことに感情を揺さぶられ、小さいことにも感情移入しやすい。という考え方もできる。短所は長所に出来る。捉え方は大事だが、それを常日頃から私は使えていない。簡単にはいかないものだと思いつつ出来たらとても良いだろうと思う。

みんな違ってみんないい。

私はこの言葉がとても好きだ。それなのにどうすればいいのかまだ分からない。なんで生きているのだろうか。人生の目的は幸せなのか?

いつになったら解るのだろう。何故、生を受けたのに、何も考えなくて良かったのに、どうして辛いことが多くなってしまうのだろう。他人は他人。自分は自分。それは、そう考えられる人といるからその考え方でいいだけなのではないか。暇になるとマイナスになってしまうのならずっと働いている方がいい。

でもまだ生きてみよう。

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