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三階層と四階層

今は二階層にいて、三階層の入り口を探している。

本来なら相当時間がかかるところだがペンタゴンの鑑定があれば隠し扉や隠し階段なんかも一発で見抜ける。

相方としては最高ではないか。

もちろん直接褒めないが。

そして三階層への階段を無事

発見し三階層へ到着した。

「ついに三階層か」


しかしこうして戦いまくっていると時間感覚というものがなくなる。

眠くなったら寝る生活をしているのだが健康面で体は大丈夫だろうか。

寝ている時はペンタゴンの気配遮断を使っていて、奇跡的に魔物に襲われていない。

いよいよ三階層に入った。

だがおかしい。

魔物の気配がない。こちらから探すのもめんどくさいので、四階層は行こう。

しかしペンタゴンは文句を言わなくなった。

前は、嫌だとか準備して!とか体力回復してから!とかいろいろ言ってだが、大人しい。

驚異的なレベルアップが効いたのだろうか?まあ俺に従ってたほうが得だろうから。

魔物がいない原因としてあげられる代表的なものは魔物の同士討ちである。

魔物同士の縄張り争いがこんなところで起こっているとは。

そして四階層への入り口近くで案の定四階層と三階層の魔物が集まって激しい戦闘をしていた。

すごい戦いだ。

思わず固唾を飲む。

ペンタゴンは唖然としている。

だが俺はこの戦いには興味がない。

興味があるのはスキル上げだ。

まとめてやっつけよう。

まとめてスキルを手に入れてやる。

ペンタゴンに鑑定させる。

まず四階層の魔物





虎みたいなやつ

おそらく第四階層のボス


名前 アムール

職業 狩猟

ランク (B)

レベル 30

魔力 0

筋力 230

体力 160

速さ 40

防御力 60

スキル 噛み砕く(C)

    威嚇(B)


このボスの側近みたいなやつ


名前 カスピ

職業 狩猟

ランク (C)

レベル 20

魔力 0

筋力 170

体力 50

速さ 20

防御力 20

スキル 噛み砕く(C)

    気配遮断(D)


その他手下みたいな虎の魔物を数頭引き連れている。


次は三階層にいる魔物を鑑定と…


名前 インランドタイパン

職業 猛毒のコブラ

ランク (S)

レベル ?

魔力 ?

筋力 ?

体力 ?

速さ ?

防御力 ?

スキル 神経毒(S)

    丸呑み(S)


オイオイオイオイどうなってる。縄張り争いは理解できる。だがランクSっておかしいだろ!

絶対死ぬ!

頻脈になり汗が止まらない。

これが圧倒的強者の力か。

ちなみに鑑定はできないわけではなかったがこれ以上鑑定するといよいよ命はない。強ければ強いほど鑑定されていることに気づくらしい。

つまり最後まで全て鑑定していたら、俺たちの存在がバレて

殺されていただろう。全員まとめて倒すのは撤回だ。






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