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グレネードボルネオオランウータンに勝利

「おい、しっかりしろ!大丈夫か?」ペンタゴンは慌て始めた。

確かに今のは危なかったな。

だが、たかが一発で狼狽過ぎだろ。

やはりこのガリ勉は烏は戦闘経験ないのか?


グレネードボルネオオランウータンは仕留め損なったとういう不快感をあらわにさせている。

脇腹に一発入ったが、急所は外れている。

心配してくれたペンタゴンに適当に返事をしつつグレネードボルネオオランウータンの動きに注意を向ける。

そして観察をする。

グレネードボルネオオランウータンは近くの岩を持ち上げ始めて…

「来る!」俺が察した瞬間にその岩をぶん投げてきた。

なるほど確かに全身の筋肉を使って投げてくるわけだから破壊力はあるがコントロールはあまり良くないな。

当たる気配がない。

そして投げ終わった後のグレネードボルネオオランウータンを見て…

あの、俺はこのやりとりで弱点を見つけた。


さっきから慌ただしいペンタゴンを静めるため俺は奴を倒すための作戦を耳打ちする。

「本当にうまくいくんだろうな?」

「任せておけ」相変わらずペンタゴンは心配症だ。

だが問題ない。



グレネードボルネオオランウータンは再び近くの岩を持ち上げ投擲してきた。刹那グレネードボルネオオランウータンの顔面に俺の蹴りが入った。そして後方へ吹っ飛んだ。

そこからラッシュを仕掛けていく。

グレネードボルネオオランウータンはびっくりして反応が遅れた。そこから袋叩きにしたのだ。抵抗する暇も与えず蹴り上げていたら俺の足も痛くなってきた。

しばらく嬲ってると死んだらしい。動かなくなった。


そして俺はステータスを確認する


名前 未設定 

職業 転生者

ランク   (C)

レベル18

魔力 20

筋力 60

体力 90

速さ 65

防御力 12

スキル 蹴り上げ(C)

    投擲  (D)

転生者の力

    コピー能力


能力値が大幅に上がった。

コピー能力でどうやら投擲スキルをコピー出来たらしい。

強打スキルはコピーできなかった。

まあ一定確率のコピーだから投擲をコピーできただけでもよしとするか。

蹴り上げのスキルもCになった。

それと筋力や体力、速さの数値が上がった。戦闘中使えば使うほど上がるのだろう。


たった一回の戦闘で上がるんだから、すごいよね。

ペンタゴン曰く前代未聞らしい。


けどペンタゴン自身も俺と一緒に行動しているからか、レベルが上がりまくってるよね。

俺ほどは上がらないにしろ一般的な上がり方ではないよね。

俺のレベルが上がり過ぎて感覚が麻痺しているのだろう。

けど、ペンタゴンは世間の常識や知識はすごいから結構あてになる。


そしてペンタゴンの能力値


名前 ペンタゴン

職業 なし

ランク (C)

レベル 15

魔力 200

筋力 1

体力 10

速さ 10

防御力 12

スキル 鑑定(s)

    合成

    気配遮断(D)

転生の儀式(使用済み)


すごい魔力が200って。

だがしかし、ついに魔力以外の面でペンタゴン以上の数値になった。

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