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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

Club-B ~中央有栖谷高校裏警察の事件簿~

作者: jimakita

『2-B、定時連絡。大滝理沙はいじめによって現在孤立中。いじめ主犯はカーストトーップの松山香』


『2-A、定時連絡。永山恵は90%の確率で2-Bの寺井守を恋愛対象としている。寺井は現在フリー。寺井を振った元カノの島崎涼子は2-Cの山下駿に鞍替え済み』


『2-D、定時連絡。担任の酒井朋美教諭が婚活開始』


『2-C、定時連絡。カーストトップの田島奏太に不穏な動きあり』


 2-Cの田島か。ようやくしっぽが掴めてきたようだな。そろそろ派手に動いてくると踏んでいた。


『HQより2-C、詳細を』


『2-C、報告。田島はある男を使って窃盗をさせるつもりのようだ。具体的には宮下町の書店くぬぎ堂から高額書籍を盗み出す模様』


 なるほど、くぬぎ堂か。おじいちゃん店主が細々とやってるいわゆる町の本屋さんだ。半ば趣味のところもあるだろう、洋書など希少な高額書籍を取り揃えている。そんな店が万引き被害に遭えばたちまち閉店に追い込まれるだろう。なにより、俺がよく世話になっている本屋さんであり、すなわちこれは俺に弓を引いたことを意味する。


『HQより2-C、田島がターゲットにしている男について詳細を』


『2-C、報告。現在、2名まで絞り込めていますが、どちらかは不明』


 そこまで絞り込めていたら俺が当たった方が早そうだな。


『HQより2-C、2名の氏名を』


『2-C、報告。園田賢一、および、東高志。両者ともSNSのIDは割り出し済み』


『HQ-より2-C、その件はHQにて処理。二人のIDと個人情報を別途送れ。監視を継続』


『2-C、了解』


『HQよりALL、通信終了』




 田島。茶髪でチャライ男だが空手の段持ちで黒い噂が絶えない。道場を破門されたが実力は相当なものらしい。

 親が会社社長で田島が何かしでかすたびに金で揉み消してるからだろう、悪さをしても許されると勘違いしてやがる。子が子なら親も親だ。

 さて、俺を敵に回したらどうなるか、この親子には思い知ってもらおう。暴力に頼る者がどんな破滅をするのか、金が万能だと思ってる者がどんな地獄を見るのか、楽しみだ。


 程なくして2-CからIDと個人情報が届いた。まずは園田に連絡だ。早速SNSでコンタクトを取る。


『園田賢一君。我々はClub-Bだ。知っているか?』


 既読が付いて返信が来た。


『Club-Bってうちの高校の裏警察のことか!?』


 話が早くていい。


『そうだ。Club-Bはクライアントの秘密は絶対に守る。園田賢一君。何か相談事があれば15分以内に返信してくれ』


『本当に存在してたんだ。でも僕には特に相談することはないけど』


『そうか。15分後にはこのアカウントは消失する。それまでに何か思い出したら連絡をくれ』


『わかった』


『それと、Club-Bから連絡が来たことは絶対に口外しないでくれ』


『わかってる。噂は聞いている。僕は何も知らない』


『おりこうさんだ。では』


 どうも空振りっぽいな。東をあぶってみるか。


『東高志君。我々はClub-Bだ。知っているか?』


 すぐに既読は付いたが返信がない。


『既読は確認した。15分以内に返信が無ければClub-Bからの救済は永遠にキャンセルされる。このアカウントはキャンセルと共に消失する』


 どうやら釣れたようだな。返信まで今しばらく時間がかかるだろう。それまでClub-Bの紹介をしておこうか。


 Club-Bは中央有栖谷高校に通う生徒(エージェント)で構成される裏組織だ。各クラスに1名ずつ配備され、見かけ上警察のような活動を行っている。もちろん、誰がエージェントかは極秘事項であり、エージェント同士にも知らされていない。俺だけが全員を把握しているのだ。


 一般の生徒たちはClub-Bを正義の味方のように噂しており、窮地を救ってくれる組織だと考えているようだ。しかし実際のところは全く異なり、俺がただ気に入らない奴をぶっ潰すためだけに作った集団である。志なんぞは欠片も無い。


 俺達Club-Bはカースト最底辺にいるいわゆるボッチで構成される。嫌われ、蔑まれ、いじめられ、およそ人間の扱いを受けなかった者の集まりだ。

 俺は自衛のために、俺をいじめていた奴を誰にも気づかれないように退学に追い込んで安寧を手に入れたことがあり、その経験をもとに同じ境遇の仲間を集めてそれぞれの復讐をしていった。退学者4人、停学からの自主退学が2人、今のところ6人を学校から消し去った。ターゲットの悪事を暴露して粛清し、おおよそ想像しうる限りの転校先、就職先に匿名で情報を送り付け、学校からの抹殺だけではなく社会的にも容易には立ち直れないようにした。無論、逆恨みがエージェントに及ばないよう、Club-Bによる組織的な復讐であることを暗に知らしめている。そうしておけば個人対組織の戦いとなり、チンピラ程度の一高校生には逆襲する気など起きることもない。また、定期的にClub-Bの実績を噂として流し、生徒から畏怖の対象として見られるように仕向けている。


 組織の活動資金は俺が担っている。ろくに趣味を持たないので親からもらった小遣いは自然と貯まり、気付いたらそこそこの額になったのでそれを運用して稼いだ分を資金に充てているのだ。

 人手については基本はエージェントで賄うが、専門知識が必要になった場合などは外部に委託する場合もある。無論、Club-Bの依頼とはわからないよう細心の注意を払っている。一般的なよくある依頼に見せかけて委託しているのだ。


 おっと、10分が経過した。まあ話はそんなところだ。

 あと5分で連絡が来なければ、東高志自身が窃盗の現行犯で捕まることになる。




 時間切れまであと1分のところでスマホが振動した。


『本物のClub-Bなんですか?』


 警戒しているのは相談したいことがあるからだ。


『勿論だ。信用してもらう他無いが、Club-Bはクライアントの秘密は絶対に守る。東高志君。何か相談事があればこのまますぐに返信してくれ』


 30秒程経ってから返信が来た。


『罠じゃない保証はありますか?』


 余程田島を恐れているのだろう。


『Club-Bを信用しないならそれまでだ。東高志君。窃盗で警察の世話になるといい』


 今度は即座に返信が来た。


『そこまで知っているんですね』


『そうでなければ連絡などしない。最後の質問だ。相談事はあるのかないのか』


『わかりました。でもちょっとだけ時間をくれませんか』


 逡巡するのはわかる。これを一蹴するほど鬼ではない。


『10分後にこちらから連絡する。このアカウントはすぐに消滅するから返信しても無駄だ』


『待ってます』


 アカウントを消し、10分が経過した。再び東へメッセージを飛ばす。


『Club-Bだ』


 すぐに返信が来る。


『たぶん知っていると思うけど、実はある人から物を盗んで売って金を持って来いと脅されています』


『田島だな』


『全部知っているの?』


『くぬぎ堂は馴染みの本屋だ。つぶれてもらっては困るんでね』


『そこまで知ってるなら何も言うことはないです』


『聞きたいことがある。どう脅されている?』


 既読が付くがすぐに返事が返ってこない。


 2分ほど待ったところで着信した。


『言うことを聞かないと妹が襲われる』


 最低のゲス野郎だな。地獄を味わってもらおう。


『妹はいくつだ?』


『一つ下。有女の一年』


 ふむ。有女、すなわち有栖谷女子高の一年生か。


『画像を送れるか? 秘密は守る』


 しばらくしてから送られてきた画像には黒髪ロングのアイドルもかくやという可愛い女子が写っていた。ゲス野郎がいかにも狙いそうだ。おそらく東が窃盗をしようがしまいが襲われるだろう。早急にケリを付けてやる。


『窃盗の期限は切られているのか?』


『四日後の日曜までっていわれてる』


 日曜に襲われる可能性があるな。おそらく金と女を両方とも手に入れる気でいるだろう。クズとはそういうものだ。


『証拠が欲しい。田島とのやりとりが残ってないか?』


『SNSのDMならあるけど』


『それは電話番号と連動するSNSか?』


『はい』


 田島が馬鹿で助かった。これでシラを切ることは出来ない。


『ログ画面を送れるか?』


『ちょっと待ってて』


 田島には堂々と犯罪者になっていただこう。


 待っている間に東の個人情報に目を通す。成績は中の下、彼女無し、帰宅部、趣味はゲーム、特技はけん玉、身長168cm、体重62kg……

 俺とさして変わらない体格のようだな。これは都合がいい、あの協力者に依頼するか。


 ログが送られてきた。つくづくゲスな野郎だ。


『ログは受け取った。田島とはこれまで通りやってくれ。決して気取られるな。そうでなければ妹の身は保証できない』


『わかった。僕は万引きはしなくていいの?』


『土日は妹と一緒に家に引きこもっていろ。決して外に出るな』


『わかった。信じていいんだね?』


『田島は終わる』


『ありがとう』


『日曜までの毎日、21:00にこちらから連絡する。田島の指示を伝えろ』


『わかった』


『このアカウントは消滅する。連絡を待て』


 通信を切り、アカウントを消す。





 日曜日が来た。

 田島は盗んだ本を確認するため、東を19:00に倉庫街へ呼び出していた。現在、16:00。俺はくぬぎ堂に行き、合計20万円相当の本を買う。東と通信をした翌日から今日まで三日間毎日20万ずつ買ったので、これで合計60万ほどになる。金は俺の資金から出す。田島の親は社長だ。三倍は頂く。

 店主がいかにおじいちゃんと言えど、ここまで高額な本を買い続ける客がいたらおかしいと思うだろう。しかし、俺が買ったとはバレないよう抜かりなく秘策を講じてある。


 今回は大規模に立ち回る。エージェント総出で田島を嵌める。もっとも、田島に面と向かうのは俺だけだが。


 今日の20万円分の書籍を担ぎ、倉庫街へ向かう。40万円分はすでに倉庫に隠してある。ダンボールの1つや2つ増えたところで数日はバレることはない。と言っても、俺が持ち込んだダンボールは10もあるが。


 俺は19:00丁度に指定の倉庫に着いた。隠しておいた本のダンボールを持ち出して田島を待つ。田島はまだいないようだが、おそらく俺一人で来ているのかどうかをどこかで見ているのだろう。馬鹿なくせに多少は用心深さもあるようだ。


「おい、持ってきたか?」


 荷物の陰から顔を出した田島がこちらに歩きながら獲物の確認をしてきた。


 俺は無言で、ダンボールと担いだリュックを差し出す。


 しかし田島は受け取らず、再びリュックを俺に抱えさせた。何をする気だ?


「抱えたまま本が見えるようにダンボールとリュックを開けろ」


 言われるがままにすると、田島はスマホで写真を撮り始めた。


「これで、盗んだのはお前だって証拠が出来たな。どうだ? 犯罪者になりたくなかったら、お前の妹を差し出せよ」


 とことんクズ野郎だ。


「あとはこれを売りさばいて来い。今これからだ。家に帰るまでに売りさばけよ」


 無理難題ふっかけて出来ないのを理由に妹を差し出させるんだろう。こいつには終わってもらおう。


「断る」


「ああ? ふざけたこと言ってんじゃねーぞこら。お前の妹がどうなってもいいのか?」


「田島。お前が妹に手を出さないわけないだろ」


「ぎゃはははははははははは!」


 汚ねえ顔だ。


「何がおかしい」


「お前よくわかってんじゃねーか! この田島様がたっぷりかわいがってやるよ。今頃、さらわれてんじゃねーのか? ぎゃはははははは」


 もういいか。


「クズが」


「ああん? ……あ、お前誰だ? (つら)は東だが、声が少し違う?」


「ほう。クズのくせによく気が付いたな。割と似せたつもりだったが、まあいい。お前はここで終わるんだからな」


 俺はそう言いながら、東の顔をした特殊メイクを一層剥がした。東に連絡を入れた翌日、ハリウッドばりの特殊メイクを外部委託してやってもらったのだ。エージェントの一人に映画を趣味とする者がおり、その伝手で依頼している。無論Club-Bのことは明かさず、表向きには、映画研究部の撮影で必要だからとしている。


「だ、誰だてめえは!?」


 この名を聞いて地獄に落ちろ。


「Club-B」


「な!? お、お前がClub-Bだと!?」


「この名を二度と口外するな。次は死だ」


「ふ、ふざけやがって、お前ごときボコボコにしてやるよ!」


 田島は空手の有段者で相当の実力者だ。対峙すれば隙だらけの俺を殴るのは赤子の手をひねるより簡単だろう。俺は特別喧嘩ができるわけではないので闘うような馬鹿な真似はしない。武道というのは双方に闘う姿勢があって初めて実力が発揮できるものであって、間合いの外で逃げる相手にはただ追いかけるしかない。だから俺は逃げる。ひたすら逃げる。


 全力で俺は逃げまわったが、基礎的な運動能力の高い田島には敵うはずもなく、ついには追い詰められてしまった。


「はあ、はあ、こいつちょこまかと。その面ぶっ潰してやる!」


 田島が俺の顔面に拳を突き出した。しかし、俺はそれをすんでのところで躱すことができた。これは賭けだった。


 顔面という標的を失った田島の右腕は、そのまま俺の真後ろにあったダンボールを突き破った。勢いの付いた拳は奥深く潜り、肘から先まで埋まった。


「ぎゃあああああああ!」


 田島の悲鳴が倉庫にこだますると同時にダンボールから鮮血が噴き出した。田島は腕を抜こうとするが、激しい痛みの為かなかなか抜けずにいる。


 ダンボールには「割れ物注意」のシールが貼ってある。中身は割れたガラスを組み合わせたオブジェであった。

 そう、俺が前日に運び込んでおいた荷物である。逃げ回ったのは田島をここに誘導するためだ。賭けはうまくいった。


 ようやく腕を引っこ抜いた田島だったが、痛みに耐えられないのだろう、失禁し嗚咽している。その右腕はズタズタに切り裂かれており、腱も切れているのかだらしなく床に引きずられている。二度とその拳で暴力が振るわれることはないだろう。


「田島。この倉庫の出来事はClub-Bのエージェントが撮影しているし、お前との会話も録音済みだ。間もなく警察と救急車が来る。証拠は全て警察に提出する」


「うえええええええええ」


「お前はClub-Bを敵に回した。一生Club-Bの監視から逃れられない。お前の親は社長だったな。この本をオークションに出すから言い値で買い取るよう伝えておけ。でないと次はお前の家を潰す」


「うえええええええええ」


 遠くからサイレンが聞こえてきたので、俺は録音データと撮影データの入ったSDカードを「証拠」と書いた封筒に入れ、現場に残した。


 警察に見つからないよう脱出し、もう一層あった特殊メイクを剥がす。田島がClub-Bとして見た顔はこの世に存在しないのだ。


 エージェントと別れ、俺は()()()()()()()の様子を確認する。


『HQから2-C、経過報告を』


『2-C、結果報告。ミッションコンプリート』


 ほう、早いな。もう終わったのか。2-Cは任務遂行能力が高い。


『2-C、詳細報告。作戦通り東妹の特殊メイクをした2-Bを囮に自宅周辺を散策。不審なワンボックスが近づき2-Bを引き込んだため、2-Bは手製音響爆弾を投入、犯人を無力化。2-Bは車外脱出後、予定通り東宅方面へ走り去り爆音に寄ってきた野次馬に東妹と認識させることに成功。2-Cは即時通報。動ける犯人は徒歩で逃走したが、失神した犯人を警察が確保したため、いずれは逮捕される見込み」


『HQから2-C、2-B。よくやった。けがはないか?』


『2-C、無傷。問題無し』


『2-B、無傷。問題無し。ただし、二度と女装は勘弁願いたい』


 2-B、すまんかった。エージェントではお前が一番背が低かったのだ。


『HQから2-C、2-B。了解。通信終了」






 月曜日、田島は学校には来なかった。いや、来れなかったのだろう。同日、退学届けが出され、受理された。悪質なため刑事裁判になるかもしれないとのことだ。


 ワンボックスの犯人達も芋蔓(いもづる)式にあっけなく逮捕。余罪もあり実刑は免れないようだ。


 東妹は直後に警察の事情聴取を受たが「歩いていたら知らない車に乗せられそうになったので急いで逃げた」と説明し、それ以上の追及は無かった。これは東へ妹にそう言わせるように指示していた。


 東兄妹は何事もなく平穏に過ごしている。


 2週間後、オークションサイトに出された高額書籍がまとめ買いされた。合計金額は200万円であった。


 田島の親の会社は息子の不祥事が露見したため取引会社の信用を失い、事業縮小を余儀なくされるようだ。









『2-B、定時連絡。現在孤立中の大滝理沙。いじめ主犯の松山香の弱みを握った模様で、立場が逆転しつつあり』


『2-A、定時連絡。永山恵と2-Bの寺井守のカップル成立。島崎涼子と2-Cの山下駿の関係も順調』


『2-D、定時連絡。担任の酒井朋美教諭が他校の教諭と不倫関係にある模様』


『2-C、定時連絡。東高志が空手部に入部。妹を守るためと思われる』



 Club-Bが動くべき案件はなさそうだな。



『HQからALL、そのまま監視継続。通信終了』


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― 新着の感想 ―
[良い点] 暗躍する秘密組織というのは格好いいですね。特殊メイクを剥がすときも、正体を現すのではなく一層剥がすところがちゃんとした変装で素晴らしいと思います。 主人公に超人的な力が無いところも好感が…
[良い点] 単純に面白いですね。他のメンバー達のキャラクターが分からないのが残念です。身元を明かさない設定からこそ、シリーズ化もできないのかなと思ったり。学校内の警察っていう設定から、さらに素性がばれ…
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