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プロローグ兼第1話

今テレビの中でハゲたおっさんが魔力や呪いや妖怪なんて存在はありえないなんて訳の分からない事を言っている(超ブーメラン

俺は昔から異世界と言うものにに憧れていた。


最近はラノベなどにも異世界ものは多いが結局それはフィクションであり現実にあるものではないと思っていた。

だが!それを存在しないと言い切れる証拠は一つもない。

俺は確かめるしか方法がないと思ったなぜなら可能性が1パーセントでもあるからだ

よし…死のう。

思い切って決めた、思い切りなんて言葉で済ませる言葉ではないとは思っている。

けど死ななければわからない。


確か台所に包丁があったな。

やはり首を切るのが一番なのか

恐い…怖い…俺は今から本当に死んでしまうのかもしれない、だが異世界に行ける可能性が少しでもあるのならば俺は掛けずにいられなかった。

そんなサイコパスはこの世に俺以外はいないだろう。







「はっ!」

目がさめるとそこは白い世界が広がっていた。

そこには2人の神らしき神々しい、そしてもう1人は禍々しい姿をしている2人の女性がいた。

「よくいらっしゃいましたね闇野夜くん、私はお待ちしておりましたよ…」

「まさか異世界に行きたくて自殺する奴が出てくるなんてな、やっぱりこの異世界制度なんて無くした方がいいんじゃないか?」

「いいじゃないですか、死んでもなお終わらない夢…私は素敵だと思いますよ」

「だけどよこの今の一瞬に2人同じ目的で死ぬなんてどんな確率だ?全く」

だいたいの状況はこの2人の神さまの会話内容で分かったが…


「「2人?」」


声が重なった、若い青年の声だ、隣を見てみると青髪のイケメンがいた。

「同じ目的…?と言うことはまさかお前も?」

「なるほどね、この世界に僕以外にあんなアホな理由で自殺する奴がいるなんて思いもしなかったよ。」

「全くだ」

見たところあまり悪いやつではなさそうだが

俺と同じ理由で死を遂げたと言うことはこいつも異世界行きを目的としたサイコパス仲間だ、だからか自然とこいつの声を受け入れられた

「俺の名前は闇野夜。漢字はそのまま闇に野原に夜だ、よろしく。」

「じゃあ僕も自己紹介を、僕の名前は光月ヒカリルナこちらこそよろしく」

爽やかな笑顔を見せながらルナはそう言った

「お前達は神様ということでいいのか?」

「ええ、その認識は間違ってませんよ」

「分かってるなら言葉遣いをまずなんとかしろや」

「じゃあ、神様って呼ばせてもらいますね!

神さま、僕たちはこれから何をすれば良いんですか?」

「あ、あぁ、まだその説明をしてなかったな、まぁそんな難しいことじゃない、今からお前達は異世界へ転載されて第2の人生を歩む、ただそれだけさ」

「一応自殺までしていただいたので、転生特典はつけておきますね」

そう言った2人の女神は何やら詠唱を始め、魔法陣で俺たちを包んだ

「それでは2人でたくさん降りかかってくるであろう困難を払いのけて強く生きてくださいね」

なんとなく察していたが俺はやはりルナと行動を共にするらしい、絡みづらいやつじゃなくてよかった。

「あぁ、あと向こうに着いたらあなた達に常識や戦闘訓練をしてくれる先生が居られるので…」




シュシュパリポーンヌ

間抜けな音がした後俺たちは訳の分からない空間を超速で移動していた。

その空間で約3日漂い、3日も共にすれば自然と仲は深まるものだと思いながら俺はルナと話していた。





「う、うぅん」

どうやら俺は気絶していたようで、

ちょうどルナも起きたみたいだ。

「大丈夫か」

「うん、特に体に異常はないかな」

「さて、あの女神2人はまず俺たちの教育者になる者を探せと言っていたが…」

「え…もしかして歩いて探すの?僕あの訳のわからない空間でだいぶ酔ってるんだけど」

「ちゃんと自殺前に酔い止め飲んどかないから酔うんだよ」

「いや関係ないでしょ!精神だけの世界だから肉体の影響は受けないって!」

「ちげぇよプラシーボだよ、プラシーボ効果、この世の70パーセントの薬はプラシーボ効果なんだよ」

「まじで?!」

「嘘だよ」

隣でルナはホッとしたような表情をしている。こいつと話している時はわるいきはしない。

「お前さん達さっきから漫才繰り広げてるけどわしの存在無視してない?」

そう言って爺さんは木の枝から飛び降りてくる

「飛んだ超人がいたもんだ全く、爺さんが俺たちを教育してくれるって言う使いか」

「いかにもじゃ、だが超人というのは間違いじゃのう、その辺を含めたこの世界の常識という奴をわしが教えてやる。」

爺さんの口ぶり的にあの程度はこの世界では普通なのだろうか、これから修行をしてあんな芸当ができるようになるなんておらワクワクすっぞ。

「自己紹介がまだじゃったの、わしはモモキ

気軽にもも爺とでも呼んでくれ」

そう言ってもも爺は家に案内すると森の中を歩いていく、それを俺たち2人はついていく

これから俺たち2人の惨めな下らない理由で自殺したサイコパス2人の異世界冒険が始まろうとしていた。






初めて小説を書いてみました。

暖かな目で見ていただけるとありがたいです。

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