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詩全集2

変わりたいカメレオン

作者: 那須茄子

気まぐれな僕は

「僕」から

「私」へと

変わる


赤と青が混ざって紫に変色するみたいに


どこへ何しに行くのか、向かうのか


見えないながらも


わがままを連ねた


止まれという合図が私を包む



囚われた人たちの声が暗い影の中を揺らす



わざと聞こえていない風に


装っていても




立ち止まることで



全てが追いつく



嫌悪が先に立つ



湿気にも似たぬめりが


肌にまとわりつく






ああああああああああああああああああああああああああああああ



いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい



うううううううううううううううううううううううううううううううううう


ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ



おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお





……………それがどうした………………



止まれという合図がそれでも私を包む





気まぐれな私は

「私」から

「僕」へと

変わる




赤と青が混ざって紫に変色するみたいに


どこへ何しに行くのか、向かうのか


見えないながらも


わがままを連ねた



わがままを言い募った

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